2日目 終わり

「うわっ、冷たっ!おい、クレマン!いきなりなんなんだ!?」

「そのコーラ、俺の奢り。今日ちょっとだけ気分いいんだー」

「はぁ……お前の機嫌のよさは、その羽根ペンか?」

「正解!所長からもらったんだよ」

「昔から欲しがってた羽根ペンだよな?ずっと所長から断られてたのに貰えたんだな。良かったな」

「最近の所長は優しいんだよ。昔より構ってくれるようになった」

「そうか。まぁ、お前は小さい時から優秀だったし、この仕事に就いてからも実績の数がすごいしな」

「そう?嬉しいこと言ってくれるね。俺に着いてきてくれたアレックスだって俺と同じ天才じゃん」

「私は、お前ほど天才じゃない。お前が数秒で分かることも、私が理解するには数時間かかる」

「でも、最後には理解できるでしょ?ちゃんと俺に着いてきてくれるのはアレックスだけだよ」

「……まあな、お前のワガママに着いていけるのは、私だけだろうからな」

「俺が所長になってもよろしく!」

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研究所 @kain--

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