2日目 終わり
「うわっ、冷たっ!おい、クレマン!いきなりなんなんだ!?」
「そのコーラ、俺の奢り。今日ちょっとだけ気分いいんだー」
「はぁ……お前の機嫌のよさは、その羽根ペンか?」
「正解!所長からもらったんだよ」
「昔から欲しがってた羽根ペンだよな?ずっと所長から断られてたのに貰えたんだな。良かったな」
「最近の所長は優しいんだよ。昔より構ってくれるようになった」
「そうか。まぁ、お前は小さい時から優秀だったし、この仕事に就いてからも実績の数がすごいしな」
「そう?嬉しいこと言ってくれるね。俺に着いてきてくれたアレックスだって俺と同じ天才じゃん」
「私は、お前ほど天才じゃない。お前が数秒で分かることも、私が理解するには数時間かかる」
「でも、最後には理解できるでしょ?ちゃんと俺に着いてきてくれるのはアレックスだけだよ」
「……まあな、お前のワガママに着いていけるのは、私だけだろうからな」
「俺が所長になってもよろしく!」
研究所 @kain--
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。研究所の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます