第20話
あの日、以来どことなく距離が出来た様な気がする
思い違いだと思いたいけど
この歳になると気になってしまう
「てんてん、、、」
あれっ!桐谷さん今日、休みだよね?
「彼女が彼氏に会いにきちゃダメェ?」
桐谷さん、声が大きいよ皆んなに聞こえちゃう
「もう!いやだ!」
「隠すの嫌だぁ!」
「ののは悪いことしてない!」
桐谷さんが凄い興奮している
学校で嫌な事でもあったのだろうか?
桐谷さん!
どした?
学校で嫌な事あった?
「ない!」
「ずっと一緒に居たいのに!」
「てんてんと一緒に居れないと心が痛いよぉ」
「構ってくれないとヤダ!」
桐谷さんは膝まついて泣きじゃくっている
僕はあの日の様に抱きしめた。
誰にみられても良い
他人なんて関係ない
何で僕はこんな小さな桐谷さんに負担をかけてしまっていた事を今、気づき
力強く抱きしめた、
うん、、うん、、
ごめんね桐谷さん
もう、大丈夫だよ
隠すの辞めよう
桐谷さんを世界一
愛してます!
世界一、愛してる人をこんなに悲しませてごめんね
今から、その時間を戻してみせるから
桐谷さん!
覚悟してね
元女子高生にガチ恋したサラリーマンの妄想 来未 希(くるみ のぞみ) @mikeneko2989
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