第3話 お胸と昼飯

空「3人ともおはよう。朝早いなぁ〜。」


燕「うん、おはよう。……そんな早くないよ。(言えない。楽しみにしすぎて7時半に来てしまっただなんて言えない。)」


はぁ〜、安心するなぁ。なんか早くないって。


美羽「おはよ〜。……んで、ブツは?」


お前、そんなに気になるのか。飯が。


流「おはよう。……ん。」


お前はお前で手で要求すんじゃない。


空「……おまえらな。はぁ。ほれ。」


燕「わーい、ありがとぉ〜!!」


美羽「うむ。苦しゅうない。」


空「お前、敬う気無さすぎん?作らんよ?」


美羽「やだ。敬う気はない。でも、作って。」


空「即答やめてもろて。……まあ、いいけどさ、たったの起床時間が1時間半早まるだけだしなぁ。」


流「ごめん。寝たの何時?」


空「ん〜と、10時とかかなぁ。お前らにメールしようかなって悩んだけど辞めたから、中身こっちで決めたけどいいか?アレルギーがあるなら言ってくれると助かる。」


燕「私は……紫キャベツが無理かな。」


空「ほぼ使わんくね?それ。」


美羽「あ、私しめじ無理。」


空「そんなになのか?」


美羽「うん。あのアプリを使うだけで怖気がするね。」


空「だから、アプリの話じゃないんだよ?」


流「私は……プルプルしてるのが……無理、かな?」


美羽「おい、まて、なぜ私の方を見たし。」


流「いや、なんとなくゼリー胸の大きさがかなって思って。」


美羽「ちょっと待って?私の胸のことをいってるのかな?いや、言ってるよねぇ!?」


やめろ。ここで争うな。頼むから。女性が下ネタぶっ込むのは反応に困る。やめろ。修羅場になるだろうが。


空「やめろ。俺がしぬ。社会的に。」


流「……でも胸は大きい方がいいでしょ?」


なんでそんなこと聞くの?おれ泣いちゃうよ?まあ、ちゃんと答えないけどね。


空「ノーコメント。」


燕「ねえねえ、流ちゃん。私って、お胸小さい?」


そんな発言すな!!


美羽「あんたその発言はアウトだよ?」


同感です。

(だがしかし、空は理解してない。なんてったって、美羽は胸の大きさのことを。空は、そもそもの発言を。という意味合いで言っているため。)


流「う〜ん、悩ましいところだけど、E?F?くらいかなぁ。」


だからさ、ここに男子がいるのに話すのやめよ?


美羽「………あんた、私を殺しに来てるでしょ?いい加減にしないと揉みしだくよ?この、駄肉おっぱいがぁああああああああ!!」


燕「え?ちょっ、きゃあああああああああああ!!」


いま、ここに百合が誕生してしまった。貧乳と巨乳の。………ちょっ、まって、銃を向けなi………ぎゃあああああああああああああああ!!助けてお姉ちゃんんんんんんんん!!


燕「んっ.../// ちょっと待って…// だめ…// そこは……だめだって……///やめっ……//」


うん。すごい状態。なにこれ?殺しにかかってるでしょ?

やかましい。俺の精神とかが。一気に削れるんですけど?理性保てないよ?

これ以上は。流石に。


流「大変だなぁ。」


ほんとにね!!


美羽「あら、流ちゃん?君もおっぱい揉みしだき対象巨乳だからね?その場にいるように。」


流「い、いなかったら、どうしますか?」


美羽「こうするの。」


はぁ?見えなかったんだけど?それなりに自信あったのに………見切れないなんて、早すぎだろ。これが、貧乳の恨み巨乳への制裁か。………くだらなさすぎたわ。


流「んっ...///ちょっと…//らめっ…///」


まじでやめろ。なんだこれ?修羅場がすぎる。


先生「お?なにしてんだ?そろそろ授業始まるぞ〜?」


流「いやっ…//なにもっ…///」


先生「………いいなぁ。私も混ぜろぉお!!」


いや、アウトでしょ。女性ってのが幸いだけどさ。



そうして5分が経過


先生「あ〜、気持ちぃい〜。私も胸はあるが高校生みたいな感じはないからなぁ。」


どういうこと?わからん。いや、分からない方がいいか。それはともかくとし

て……


空「先生。授業してください。授業始まってますよ。」


先生「ふぁ〜、きもちい。」


空「先生?」


先生「お?そうか、授業か。極上のおっぱいで気持ちよかった。忘れてたわ。すまん。」


笑い事じゃないんだけど。セクハラやん。ただの。


空「はぁ。」


燕·流「「はぁ、疲れた。」」


美羽「私は、ユルシタオボエハナイヨ?このムダにオオキイおムネサン?」


燕·流「「ヒィッ……」」


ってか、先生はいいのか?まあ、いいか。ようやくセクハラ紛いのが終わった。

これから昼食もあるのか。気が重すぎる。こんな下ネタとんとん出してくんのか?辛。


お昼時。


空「ごはんかぁ。」


燕「空くんのごはん楽しみ!!」


美羽·流「「(*꒪꒫꒪)( ._.)(*꒪꒫꒪)( ._.)コクコク」」


空「そんないいもんではないなぁ。全部手作りだけどさ。」


美羽「そうなの!?全部手作りなんて驚きだよ!!だからそんなもんじゃないよ!!だって、私たちのごはん思い出してみ!?シーチキン燕と美羽と、トウモロコシ丸ごと3本だよ!?私たちのことをちゃんと考えて!!」


空「考えたり、思い出して見たが、驚きしかないな。」


燕「だって、いくら頑張ったって、「「コクコク」」」料理は黒くなるし。「「うんうん。」」だから、親に『やめて。台所にだけは立たないで。』って言われてるの。」


「「うんうん。分かる分かる。」」


空「いや、それってさ。レンジにいれる奴の中身を確認しないのが悪いし、料理黒くなるのって、レシピを見てないからでは?」


「「「「うっ。」」」」


ん?4人いなかったか?


空「おい。今、4人いたろ?」


「「「?」」」


先生「私でした〜!!ってな訳で、弁当作れよ?な?」


燕「………先生はダメでしょ!!先生は!!」


先生「なんでだ?燕?」


燕「いや、おかしいですよ。禁断の、イケナイ関係になりますt………」


空「俺は、年上に興味無いぞ?」


先生「じゃあ、ロリコンってことで。」


なぜにそうなる?おい、まて、先生のせいで犯罪者の目で見られてんだけど。


空「おかしいでしょ?なんでロリコンになんの?幼女に興味わかないんだけど。」


先生「ほう?つまり、貴様は困っている幼女を見捨てると?」


空「それはない。でも、劣情とかはわかないって言ってんの!!」


流「話が逸れてる。」


先生「お、おう。わるかったな。んで、だから、作れよ?」


なぜにそうなる?


空「は?普通に嫌なんだけど。」


先生「そうか。なら貴様の黒歴史をおしe……」


は?それは、しゃれにならん。仕方ない。


空「わかった。つくる。」


美羽「いいの!?」


空「ん〜、まあな。大丈夫だって。たかが1人増えたところで、大して変わら

ん。だって先生のは適当に詰めればいいからな。」


流「だいぶ変わるんじゃ?」


空「かわらん。かわらん。」


真面目にいって、大した事じゃない。なぜなら………


空「先生は好き嫌い聞かないので。」


先生「なっ!?野菜は除いてくれないか!?」


空「無理な相談ですね。そんなんだから、そんな31歳で『子供っぽい大人』だとか、『子供じみてる』とか言われるんですよ。」


先生「えーん。えーん。空がいぢめるよぉおー。」


空「それもですよ。それも。」


どんな声出しとんねん。声だけ聞いてればマジモンのロリっ子だぞ!?

(なお、実年齢31歳。)


先生「ん?怒ってるのか?私にストレスをぶつけてもいいんだぞ?」


空「きも。」


「「「うわぁ……。」」」


思いっきり蔑んでやった。そしたら………


先生「…なんだ?その軽蔑の目は?少し興奮しちゃうぞ★」


空「あぁ……とことん救いようが無くなっていく。」


燕「だって、ね?」


美羽「うん。」


流「ドMに子供っぽいって、ね?」


「「「「終わってますから………。」」」」


先生「傷ついた!!流石に『グサザク』って来たよ!?」


2回刺さってる。いい気味だ。


空「まあ、先生らしくていいんじゃないですか?」


ほぼ確定の皮肉をこめた褒めである。(だが、褒めていない。)


先生「ほんとか!?んふふ〜。空から褒められたぁ〜。」


女子「「「ずるいし、それ褒めは違う。」」」


なにが「ずるい」なの?

これを聞いたら、3人からすっごい冷ややかな目で見られた。悲しかった。ほんとになんで?



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俺からしたら修羅場なんだが。ここ。 Diction @Diction

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