最終話:広大の胸に就職します。

ティンクルはパンストは履かない・・・だから基本ガーターベルトにショーツ。

興奮するなってほうが無理だろ?って言いたくなる。


だから、そんな服で来るのはやめてくれないか!!

って言いたくなるんだけど、そこは僕も男なんだな・・・男のサガってやつ。

そんなエッチいティンクルを見てみたいって思っちゃうんだよな。

可愛いから・・・だから言えない・・・て、言いたくない。


眺めていたい・・・ずっと彼女を眺めてたい。

眺めてるだけで癒される。

ティンクルの存在自体が僕の癒しだから・・・。


言い換えれば、もしティンクルが急にいなくなったら僕はどうなっちゃう

んだろうって思う。

それだけが心配だし気がかりでもある。


もうそこまで僕の彼女に対する想いは深い物になってる。

それに何事もいい時ばかりじゃない、いいことは得てして続かない。


「ねえ、ティンクル・・・君もいつか僕のところから去って行く時が

来るんだよね」

「いつまでも僕のところにいてはもらえないんだろ?」


「そうね、いつかはさよならしなきゃいけない時が来るかもね」


そんなことないよって言葉は彼女からは返ってこなかった。

僕はなにも言わなかった・・・言えなかったのかな。


「ずっといてあげる方法はないこともないけど・・・」


ティンクルがボソッと言った。


「え?そんなことできるの?」

「ティンクルはネバーランドの従業員だから会社からの意向があったら

従わなきゃいけないんだろ?」

「別の人のところに看護に行ってくれって言われたら・・・」


「あのね、私はネバーランドの所有物じゃないんだよ、広大」

「どこに看護に行くかは自分で決めるから・・・」

「たとえば、広大の看護だけして一生暮らしたいって思えばそれは叶うこと

なんだよ」


「え?・・・」

「・・・私ね、このさい言っちゃうけど、できるなら広大と一緒に暮らしたい

って思ってるの・・・」

「広大のお世話をすうるち、私の広大に対する想いはもうマックスまで

とっくに来ちゃってるの・・・それをね、いつ告っちゃおうかなってずっと

迷ってたの」


「ちょうどいい機会だから・・・言っちゃうね」

「私、広大のこと好きだよ、大好き、愛してる」


僕の目から涙が溢れた。


「え?広大、なに泣いてるの?」

「私が告ったことが、そんなにイヤだった?・・・迷惑だったかな?」


僕はなにも言わず、ただティンクルを抱きしめた。


「嬉しいよティンクル・・・僕も君のことがずっと好きだった」

「あんなに苦しくて悩むならもっと早く君のことが好きだって言っておけば

楽だったのに・・・」


「おバカだね広大・・・きっとお互い変なプライドが邪魔して遠慮してたのかな?」


「じゃ〜改めまして、私「如月きさらぎ ティンクル」は広大の胸に就職します」

「これから末長く、恋人としてよろしくお願いするね」


こうなることを予測いていたのかティンクルは前もってにネバーランドを辞めて

いたみたいだ。

彼女は僕という新しいネバーランドを見つけたみたいだね。


こうしてギャルみたいなナース「看護師」ティンクルは僕の恋人になった。

しかも僕に安静にねって言いながら愛のカウンセリングも怠らない可愛い

ナースちゃんだった。


とりあえずおしまい。



いつか、この続きが書けたらいいな〜って思います。(=^x^=)



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アンフィルミエル。*ギャルみたいなナース* 猫野 尻尾 @amanotenshi

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