覚醒世代

◆第零世代

 原初の覚醒者と呼ばれる世代。

 人ならざる存在に片足どころか全身浸かっており、寿命がない。

 神城やテオドールなどSIREN側だけでなく、シンヘイヴン側にも存在する。

 老化や人間がかかる病などで死なないだけで、異能を使いすぎれば断片化もするし死ぬまで殺せば殺せる。ただ労力が半端ない。


◆第一世代

 封じ込め作戦に参加した人たち。

 原初の覚醒者の呼びかけにより集められた、元潜在変異種たち。

 この頃はまだ異能の精度が低く、死亡者や断片化によるNOISE化を完全に抑制することが出来ていなかった。のちの技術革新に大きく貢献した人たち。


◆第二世代

 主に第一世代の子。先天的に変異種として生まれてきた子供たち。深淵接続を行い後天的に発症した人たちも含む。

 変異種専門児童館エンジェルケージ設立のきっかけとなった世代。

 教育機関として未熟な箇所が多くあり、犠牲となった子供も少なくない。

 第三世代後期辺りから変異種教育が安定し始める。


◆第三世代

 前期に『HOMEComing事件』が発生。

 教育と育成が行き届いた大人世代が多く犠牲になったため、十代後半の子供たちが『お兄ちゃん・お姉ちゃん先生』として幼い子供たちの世話をしていた。

 それゆえ第三世代前期のエンジェルケージ育ちの子供たちは結束が強く、いまでもなにかあったら全てを投げ出して駆けつけるほど。

 後期は再び情勢が安定し、教育者となる変異種も増えてきた。


◆第四世代

 前期の子供は殆どが先天性変異種で、一般社会を知らない。

 世間ずれが散見されることから、潜入先で浮いてしまう子が多い。

 前期の失敗から、後期はエンジェルケージ卒業後変異種管理局の中等科に進むか、一般社会の中学に進むかを選べるようになる。

 大半は管理局の中等科を選ぶが、一部の子供は一般社会で『普通』を学ぶようにもなった。

 その代わり、能力の使用に関して今まで以上に厳しく教育されている。

 第二世代である椿も、SIREN過渡期の忙しなさゆえに学校へ通えていなかったことを案じた神城の計らいで、一般の中学に通っている。


◆第五世代

 深淵接続を行わず、また、生まれつきでもなく、突然発症した世代。《銀の靴》の改変が進み、現実世界を侵蝕しつつあることを証明する世代でもある。

 有名なのは《エインヘリヤル選別事件》の犠牲者たち。

 なお、葬儀屋事件の最中にもVRチャットで感染した事例が報告されている。



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SIREN×NOISEワールドガイド 宵宮祀花 @ambrosiaxxx

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