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【用語集】第五章

＜星の人の言葉＞

■拡張認識

脳の認識野を拡張し、多数のデバイスを制御可能とする技術。

■海賊群

正式名称は対海賊戦術群。星の人の資源を盗んだり、航路を荒らす海賊たち。それを取り締まる正義の味方である。船乗りからは、海賊以上に恐れられている。

■MI

機械知性体のこと。空気のように当たり前の存在として、星の人の日常生活に溶け込んでいる。行政事務を司る大規模MIは「行政MI」と呼ばれる。

■星の人の歴史

1万年前から銀河ハイウェイを建設している。最初から星間航法と共に設置された「創られた集団」。過去の動乱で、詳細な記録は失われた。予算不足に喘ぐ情報軍が、多彩な業務の一環として、帝国史の再編集も細々と行っている。

＜人物＞

■ミランダ

「布の女」。顔の傷を布で隠していた。マリウスを凌駕する戦闘力を持つ。

■ツェレル

情報軍士官。ストルミク連邦における機密情報流出を調査している。

■チーム「ガニュメデス」

オストロミル救出作戦を実行した精鋭。指揮官はマリウス。タカフミが副官。

メンバーはギリク(機動歩兵。狙撃の名手)と、セネカ(海賊群。エアカー操縦)。

■ジョセフィーヌ

海賊群の指揮官。「戒めの長髪」を科された、もう一人の「ヤバい人」。マリウスとは別行動で、オストロミル社の船を調査している。

＜地名など＞

■オストロミル社

ストルミク連邦の大企業の一つ。宇宙船を建造している。

■エスリリス

マリウスやタカフミの乗船。強襲降下艦。地球調査用に改装され、各種センサーや通信設備(と食堂)が強化されている。黒くて硬い。凹凸のないすっきりした外観。

■キスリング

ジョセフィーヌの乗船。駆逐艦。多彩な兵器を搭載。少しごちゃごちゃした外観。