【用語集】第二章

<星の人の言葉>

■植民地

人類は、「起源星」で発祥し、そこから播種船で銀河系全域に移住した。

移住先が、植民地である。


地球もまた、こうした植民地の一つと推測されている。

植民の記憶も、言語や技術も失い、混乱状態にある植民地は、「遺棄植民地」と呼ばれる。


「起源星」は忘れ去られ、定かではない。

百余りの植民地が、「我こそは起源星」と主張している。

※この辺の事情については、以下の短編で触れております。

 【観光通信】起源星に真打登場か!?ソル地球

 https://kakuyomu.jp/works/16817330662624543398


■播種船

星間航法(いわゆる「ワープ」)の開発以前に、人類を植民地へと運んだ船。

世代宇宙船であり、数~数十世代という長い時間をかけて、恒星間を渡った。

播種船には自壊プログラムが仕組まれており、実態はほとんど解明されていない。


<人物>

■エレアノ

アジワブ社の大株主である、アジワブ家のお嬢様。年齢は中学生くらいだが、「運命の人」に、これまで5人も出会っている。


■ヨラン

パナウル社の役員。パナウルは海運業を営む企業で、惑星ストルミクの海上貿易を支配している。ヨラン自身もかつては船乗りで、立派な体躯の持ち主。


■ナハト

星の人の機密技術流出の容疑者。アジワブ社の研究所に隠伏していた。


■布の女

ナハトの調査を妨害。顔を布で隠している。

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