第3話 増える思い出残る傷痕

[だからてめぇはごみなんだよ]

  [またもどってきたのか恥さらしめ]

    [お前は嘘ばっかり。なめてんの?]




最近そんなごみみたいな記憶が甦ってくる…記憶を消すように薬を買って酒を飲んで快楽に溺れようとしてる。でも、そんな生活を続けていたら心身ともにすり減って、元には戻れなくなった。しまいには長い時間歩くことすらできなくなり車椅子生活を余儀なくされた。唯一の救いだったのは父親ごみが病院長で保険料や市の補助金も相まって負担がゼロだったこと。ネットは本心とはかけはなれた言葉を発し、リアルは努力して、少しでも歩ける時間を増やして、金を稼いで私のを追求した。




あっ…もうこんな時間だ。準備しないと






「みっなさ~ん聞こえますかぁ?ライアちゃんの配信始まるよ~~~今日はSNSで告知していた通りゲーム配信するよ!」


・こんらいあ~

・こんらいあー

・こん~告知ってなんのことだ?

・いま見に行ったけど昨日の配信告知から動いてないぞ



「うぇっ!?ちょ、ちょいまち!確認してくる!――――スーーッ,,,えぇっと、ごめんなさい…ツイートしてなかったぁぁぁ」


・草

・草

・ドンマイw

・草ァw



「ちょっとそこ!草にwわら生やすな~!!…はぁ、いらない恥をさらしちゃったよ全くぅ。気を取り直して、ゲーム配信していくよ~~今日やってくゲームはMOBAゲーだよ~私の役割はサポートかレンジだからね!2つの顔見せちゃうよっ!」



・そのゲームなら俺もやってるわ

・今ジャングラーの一体が環境トップじゃなかったっけ?

・そいつとまらんよな…もうかれこれ3ヶ月くらい下方修正入ってなくて泣きそう

・↑それな


「やっぱりみんな手を焼いているよねwまぁライアちゃんは~?この身体に携わったパパ

とキャッキャウフフしながらその化け物のサポートしてるからいいんだけどね」


・はい、アウト

・どうせ男だろ

・問題発言ッ!

・切り抜き確定かこれ?w



「ん~私が男とやってるって~?ぷぷぷ~情弱乙ぅ~確かにゴリラで肉食動物みたいな子だけどちゃんと女の子ですぅ~ww」



・なんやこのアマ…

・創芽 ライアのパパ …おい、誰がだ。こんな可憐でキュートな生物俺以外いねぇだろうがよー。

・本人登場きちゃーー

・え?ガチなん?え?

・何はともあれ切り抜き確定な




「ガチガチのまじまじで私のパパだよ。嘘だと思うんなら―――――」



・創芽 ライアのパパ 概要欄に張ってあるTwitterのURLから飛んでチェックしてみてね☆



「あーっもう…セリフ取るなァ!めんどいからモデレーター渡しておくね。これで配信してるときは毎日来ないと行けなくなるねパ~パ♡」



・草

・草

・創芽ライアのパパ🔧 遠慮しときます。愛が重いので

・ライパパ諦めな、

・自業自得や

・草生える

・ライアちゃん愛が重いっ…けどそこがいいっ!

・↑モデさん早速出番っすよ




なんかパパの乱入で結局雑談枠になっちゃったwけど楽しいからいいや、



――――――――――――――――――――




「さてと、もう深夜の1時か~時が立つのは早いのぉ…ライアおばちゃんも疲れたよ。この辺で終わろうかの、おつライア~」


・もうこんな時間!?はっや、

・唐突なおばあちゃん発言草

・おつライア~

・創芽ライアのパパ🔧 お前がババアなら俺はどうなるんだ…

・おつライア~

・ライパパとライアちゃんの漫才面白いw






ふわぁぁぁ…眠いぃ…楽しかった。パパが来たのは驚いたけどネタに出来てよかった。ふふん流石ライアちゃん。

……幸せな思い出は増やしていこ。

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魂が籠った彼女の最後 アウル @muyua

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