万物の芸術・9999(フォーナイン)の草稿

凛快天逸

第七部(最終部)・第1楽章から第四楽章までの詳細な概要

 第七部(最終部)・第1楽章から第四楽章までの詳細な概要


 0;まえがき

 第七部(最終部)  21世紀 「総弦理論」 9999(フォーナイン)


 ベートーヴェン第九交響曲


 第1楽章 創世記

 第2楽章 神々の戦い

 第3楽章 神妙なる自然と文明

 第4楽章 歓喜の歌




 概要で説明した通り、という感じである。

 

 第六部と第七部の架け橋になるのは、9999における秘宝、膜メンブレン(22世紀以降の神話の象徴)であり、それを宝箱から手に入れるシーンである。

 

 なのでその宝箱のシーンから、大まかに、スケッチしていく。




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 第六部・最後あたり  




「ヒトツナギの大秘宝」




 2つの目の摂動論の極限から誕生した宝物の欠片、弦を手に入れた後、海賊たちはがっかりした。なぜなら一つの弦を頼りに、次なる目的地に導かれたのに、手に入ったのは、さらなる弦だったから。

 

 マトリューシカの弦のような、そんな意味のない連鎖に、海賊たちは失望した。その一つの弦は一つの目的地に導くことは出来るのだが、究極的な目的地に連れて行くことは出来なかった。


 が。

 

 そこで、一つの事実に気づいたのだ。


 その弦を羅針盤に重ねてみると、大秘宝に繋がるメカニズムとして機能するらしい。

 原理としてはこうである。弦を複数入手することが出来て、それらを羅針盤に重ねてみると、面白い現象が発生する。生き物のように躍動する弦と弦は、0000というマップで、一箇所だけ、静まり返る点が存在するのだ。それは複数存在する摂動論の真ん中である。

 だからもし、さらに摂動論の極限から弦を入手して、それらを重ね合わせてみると、最後には大秘宝が手に入る、という事だろう。



(省略)




「良し、手に入れたぜ、全部の弦!」

 そして遂に、海賊たちは全ての弦をかき集めて、それらを羅針盤に重ね合わせていく。




 すると、一つの謎の島に到着した。




(さらに移動)


 羅針盤に重ね合わせられた複数の弦たちは、挙動を鎮めて、一箇所を特定した。


「ここらしい」

 と、彼は呟く。

 そこはただの場所であった。宝箱らしい物は見当たらないし、ただの空間のように思える。


「もしかして、この地面の中?」

「ああ」

 それから彼らは一致団結して、地面を掘ることにした。




 時間経過。

 すると、地面から謎の箱が掘り出されたのだ。




「これか!」

 宝箱を開けると、まず、そこから無限の宝箱がマトリューシカのように登場した。


(ここもモンタージュ。科学と宗教と芸術の対応部分を連続的に)


 

「もしかして、宝は友情とか言うんじゃないでしょうね・・・」

 と、全員が失望しかけていた、その瞬間、


「―――!?」

 すると、羅針盤に重ね合わされていた複数の弦は、突如として、どこかに飛んでいった。


「あれ!私達が集めた弦が、どこかに飛んでってしまうわ!」

 と、彼女は叫んだ。

「本当だ!」

「どうしたんだ!?」

 その彼女の叫びにつられて、他の人間たちも叫ぶ。

 どうやら複数の弦は、ただ逃げていくわけではなく、どこか明確な目的地があって飛んでいっている、らしい。


 それから、数秒後。


 遂に、宝箱の中から様々な宝箱が登場することがなくなると、


「・・・?」


 そして最後、暗闇が画面を覆い尽くした。

 (カメラワークとして、宝箱の中の暗闇に突入していく感じ)




 第六部終了




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 (ここでタイトルコール)


 1;第七部(最終部)  21世紀 「総弦理論」 9999(フォーナイン)


 ベートーヴェン第九交響曲

 第1楽章 創世記


 参照

 Beethoven, Symphony 9, 1st movement (complete), Allegro ma non troppo, Philharmonia Baroque

 https://youtu.be/3SZ9QzGg95g

(可能ならば、無音を9,999秒間入れること)



 万物の芸術の途中で、これまで手に入れた複数の弦は、膜メンブレンの形成の役割を果たした。そして、それらは6つの膜メンブレンと変容していった。


 立体四角形として形成された従来の膜(21世紀までの科学と宗教と芸術という3つの象徴)は、


 その中で囲む、


 大秘宝の中から登場した新しい膜(22世紀以降の象徴)を連続的に衝突し始めた。


 まず、従来の膜メンブレンと新しい膜メンブレンは、宇宙の指揮者である神の調律によって、これまでの人類の叡智の集大成が取りこぼされることなく、振動として伝わっていく。


 https://youtu.be/3SZ9QzGg95g?t=27

 そして遂に、21世紀までの集大成で形成された6つの膜によって、新しい膜メンブレン、世界(22世紀以降の人類の象徴)が誕生した。




(後は、人類全ての宗教、人類全ての神話、東洋、西洋など全て、それらの創世記を全て体系的に、総合芸術として取り込んでいく)


 そして神々が初めて同じ世界で誕生し、共存していくと、もちろんだが、最初は上手く行かない。彼らは凶暴である。



 https://youtu.be/3SZ9QzGg95g?t=356

(第1楽章の中間部分から緊張感が高まっていく)




 https://youtu.be/3SZ9QzGg95g?t=826

 そして第1楽章の終わりで、遂に、神々はお互いに痺れを切らし、緊張状態に入っていく。

 (ここで次なる第2楽章の戦いの予感を表現して、第1楽章は幕を閉じる)




 第1楽章終了




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 第2楽章「神々の戦い」



 

 ゼウスの雷から始まる。

 Beethoven Symphony No. 9 - Mvt. 2 - Barenboim/West-Eastern Divan Orchestra

 https://youtu.be/Tn4lk8fRskA




 東洋と西洋の神話などに登場する全人類が紡ぎ出した神々が暴れ回る。


 第2楽章の基本的な構造は、トロイ戦争である。


(万物の芸術の最終部の描写は、極めて表面的でありながら、極めて深遠な性質でなければならないという、双極的な2面性を意識すること。

 まず、普通の人間は神話などあまり親しみはないので、そこら辺の大多数の人間に合わせて、娯楽性を演出すること。神々の荒々しさなどを全面に押し出して、知識がなくとも、誰でもその神々しさを楽しめるよう。

 だがその表面を削ってみると、実は、極めて深い。それぞれの神話の特徴性をしっかりと捉えている。これは人類の神話の集大成なので、しっかり深淵なものにしなければならない。あらゆる民族性などを取り入れること。そして当然、万物の芸術の為に、それぞれの新しいダイナミック性も総合芸術として表現しなければならない)




 一次停戦・・・


 中間部分


 https://youtu.be/Tn4lk8fRskA?t=290

 (ここで神と神の仲直り)




 これでもう安全だと思っていたが、不穏なる影が忍び寄る・・・




 そして遂に、

 新しい膜(従来の6つの膜、21世紀までの科学と宗教と芸術の三位一体から誕生した)という、

 新しい世界(22世紀以降の人類の象徴)に、




 https://youtu.be/Tn4lk8fRskA?t=482

 第五の力が登場する。

 ここで、全ての神々が共通の敵を持ったことで、さっきまで戦っていたのだが団結を果たして、一緒に第五の力の打倒を目指す。




 構図のイメージとしては、

 



 前半は内側に向かっていく感じ


 中間は内側から外側に向かっていく転換期


 後半は外側に向かっていく感じ(防衛) 




 戦闘は続いていく。


 0000というフィールドでは、神々は分断されており、第五の力から永劫なる回帰状態にされていたのだが、

 ここでは、全ての神々は集結しているので、勝負は優勢になっていく。




(省略)




 https://youtu.be/Tn4lk8fRskA?t=703

 最後に、全人類の神々の調和は、一時的に第五の力を打ち破ることに成功した。


 でもここで終わりじゃない・・・


 https://youtu.be/Tn4lk8fRskA?t=712

 最後の最後まで諦めの悪い第五の力は、最後の最後の抵抗として、不意打ち的に、ゼウスを討ち取ろうとするが、看破されて、彼の雷により、第五の力は一時的に消える。

(ゼウスの雷によって、スクリーンが埋め尽くされていく)




(ちなみに、ここって、どうしてこんな感じで終わるように、ベートーヴェンは作曲したのだろうか?)


 ?




 第2楽章終了



 

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 第三楽章「神妙なる自然と文明」




 ここらへんは、新しい文明の繁栄などを総合芸術として描写。


 新しい世界で、これまで国などの境界線で分断されていた神話は、一つに統合されるので当然、自然と文明はさらなる繁栄を極めていく。


 それらを描く。




(省略)




 第三楽章終了




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 万物の芸術・第四楽章・最終楽章「歓喜の歌」




 そして、集送が開始した。


 神の糸に導かれるように、人類は一つの境地、総弦神殿に辿り着いた。


 自然の神は、既に知っていた。21世紀は統合の世紀であることを。紀元前から紡がれていきながらも、同時に、時代とともに切り離されていった科学と宗教と芸術は、再び汝が魔力によって結び合わされ、この一つの神殿に収束していくであろうと。


 そして一つの手が、総弦神殿の入口を開いた。


 https://youtu.be/ChygZLpJDNE?t=3

 同時に、驚愕のファンファーレが鳴り響く。





 総弦神殿の中には、世俗的な創造物の全ての姿がそこにあった。


 


(省略)




 https://youtu.be/ChygZLpJDNE?t=426

 大部分が集送を済ませて、その後に続いて、彼らも世紀の扉に入ろうとすると、そこで集送式は妨害された。




「―――!!!」



 https://youtu.be/ChygZLpJDNE?t=447

 これまで敵であった彼らは、あらゆる登場方法で、集送式会場に乱入してきた。

(21世紀までのあらゆる悪役の登場方法をここで連続的に描写)




(*集送式での物語の形は、最も原始的なものに還元しなければならない)


 


 https://youtu.be/ChygZLpJDNE?t=502

 そして、妨害者たちを無力化して、集送式を再開させるために、彼らは戦闘に興じていくことになった。




(省略)



 

 https://youtu.be/ChygZLpJDNE?t=660

 結果は、彼らの勝利であった。




 https://youtu.be/ChygZLpJDNE?t=676

 妨害に負けた彼らは、潔く観念して、集送式に混じっていくことにした。


「―――」


 https://youtu.be/ChygZLpJDNE?t=732

 そして悪役と彼らが一緒に世紀の扉に入り、集送式を済ませようとすると、




(省略)




 https://youtu.be/ChygZLpJDNE?t=756

「「「危ない!!!」」」


 総弦神殿の入口から、暗黒の物体が突き抜けて、こちらに飛翔してきた。それは、集送しようとしていた彼らを二分に分けて、最後には、神殿の最奥地にある9999の扉に衝突していった。一瞬だけ、黄金の輝きとともに、9999の扉の向こうが垣間見えた。




「第五の力―――!!!」

 奇襲の驚きから意識をより戻すと、彼は叫んだ。




 どうやら、第五の力は最終決戦を挑んできているらしい。


 21世紀までの人類が創出してきたあらゆる創造物の悪を寄り集めて、人類が9999という境地に達することを拒絶しようとしている。




(ここでこれまでの全人類のバッドエンディングとかを、ボツになったやつとかも、未公開になったやつともかも、モンタージュとして連続的に表現して、そこから登場させるものメカニズムとして可能)




 https://youtu.be/ChygZLpJDNE?t=810

 第五の力の奇襲は、段々と、そして確実に、総弦神殿を壊していく。神々しいその建築物は、僅かの間に、見るも無惨な神殿と化していく。



  

 第五の力の最後の抵抗によって、集送式という儀式は、強制的に中断されることになった。


 第五の力は、無限に紡がれる””総弦風景”から、理論上最大の敵を準備していたのだ。(これはこれまでのあらゆるボツになった悪役とか、なんとかも内包することが出来る)




「とても、我々人間だけでは、勝てる相手じゃない……」

 全員の心情を汲み取るように、一人の人間が呟いた。


 https://youtu.be/ChygZLpJDNE?t=817

 すると、壊れかけていく神殿の隙間から、


「あれは……?」

 一人が視線をずらして、呟いた。

 我々は一人ではないらしい。神殿の外で、神々しい存在を感じる。それも数で言えば、決して単独ではなく、大勢である。




―――!!!―――




 そして最後に、第五の力の奇襲は、耳をつんざく大轟音とともに、総弦神殿の天井部分を大きく粉砕した。


 同時に、外の景色が大きく顔を出した。




 そこにあったのは……




「―――!!!」




 (https://youtu.be/ChygZLpJDNE?t=837)ここから動画の転換


 https://youtu.be/jPNeJeZ3ODc?t=398

 全人類が諦めようとした時、総弦神殿の周辺には、神々が加護をしている事に気づいた。全ての神話の神々と、全ての宗教の神々が人類を守っていたのだ。神殿の上部には、ギリシャ神話の神々、神殿の頂点には、オリンポスの神の最高神、ゼウスの姿があった。 

 



 その瞬間、万物の芸術は、22世紀以降の新たな人類の神話に昇華された。




 9999(フォーナイン)の扉を背に、21世紀までの全人類の創造物が集結した瞬間でもあった。




「「「9999(科学と宗教と芸術の三位一体)として、一緒に戦おう」」」




 全人類の創造物は、一つに心を合わせて、9999という、新たな時代を迎える決意をした。




 https://youtu.be/jPNeJeZ3ODc?t=411

 まずは、全人類の創造物が、最終決戦の準備を開始した。


 https://youtu.be/jPNeJeZ3ODc?t=417 

 次に、第五の力が、最終決戦の準備を開始した。


 https://youtu.be/jPNeJeZ3ODc?t=423

 最後に、全人類の創造物が、動き始めた。




 Beethoven, Neunte, "Ode an die Freude", Pape, Kaufmann, Meyer, Schwanewilms


 https://youtu.be/jPNeJeZ3ODc?t=425

 9999としての第五の力との最終決戦は、ゼウスのケラウノスの雷によって開始された。


 苦悩を突き抜けて歓喜に至るように、全人類の創造物が三位一体を形成して、第五の力に向かって疾走していく。全人類の神話の神々、全人類の宗教の神々、全人類の芸術の登場人物。彼らは一つとして団結し、21世紀までの人類の集大成、そして、22世紀以降の新しい人類の発展を祝うために、その象徴である”集送”を全員で迎えるのだ。




 その瞬間、21世紀という人類の集大成の世紀を迎え、時流によって切り離されていった、科学と宗教と芸術は、再び、一点に収束していった。




 汝が魔力は再び結び合わせる


 時流が強く切り離したものを


 すべての人々は兄弟となる




 https://youtu.be/jPNeJeZ3ODc?t=465

 神々の加護を受けて、第五の力に向かって、彼らが攻撃を仕掛けた。科学と宗教と芸術が三位一体を形成し、究極的な敵である第五の力を打ち破ろうとしているのだ。

 



 https://youtu.be/jPNeJeZ3ODc?t=473

 科学と宗教と芸術の三位一体の攻撃は、第五の力を直撃した。




 だがしかしながら、状況は厳しいものである。




 https://youtu.be/ljGMhDSSGFU?t=947


 https://youtu.be/jPNeJeZ3ODc?t=584

 どうやら、全人類の神話の神々と全人類の宗教の神々と全人類の登場人物が力を合わせても、第五の力に打ち勝つことは難しいようだ。

 

 理由は明らかである。

 まだ科学と宗教と芸術は完全には調和されていない。第五の力を完全に対して打ち勝つために、それら3つの柱は、完全なる融合に図ろうと努力する。




 https://youtu.be/jPNeJeZ3ODc?t=635

 第五の力の暗雲は、さらに夜空を覆っていく。




 科学と宗教と芸術の完全融合まで、もう僅かである。




 https://youtu.be/jPNeJeZ3ODc?t=671 

 段々と、第五の力の暗雲は薄れていく。そして、雲の上に創造主の存在を感じる。




 抱き合おう、諸人もろびとよ!

 この口づけを全世界に!

 兄弟よ、この星空の上に

 聖なる父が住みたもうはず


 ひざまずくか、諸人よ?

 創造主を感じるか、世界中の者どもよ

 星空の上に神を求めよ




 ―――星の彼方に必ず神は住みたもう―――




 そして・・・




 https://youtu.be/jPNeJeZ3ODc?t=702

 遂に、科学と宗教と芸術が完全なる三位一体を形成し、その中央から奇跡が誕生した。


 


「――――」




 科学と宗教と芸術を越えた先にある、永遠なる真理、一筋の光




 ―――調和的なテンソル―――




 自然の神の干渉が訪れた。一筋の光が、第五の力の暗闇を切り裂き、最後の戦いは終焉を迎えた。




 人類の創造力は、科学と宗教と芸術を超越し、史上最高の高みに昇華させた。




 https://youtu.be/ljGMhDSSGFU?t=1133


 https://youtu.be/jPNeJeZ3ODc?t=796

 第五の力との戦いを終えると、第五の力の暗雲が全て消え去り、代わりに、新しい朝がやってきた。




 https://youtu.be/ljGMhDSSGFU?t=1179


 https://youtu.be/jPNeJeZ3ODc?t=848 

 朝を迎えて、晴れ渡る空の下で、科学と宗教と芸術という領域を越えて、彼らはお互いを認め合った。科学は宗教、宗教と芸術、そして芸術と科学。それらは完全なる三位一体として共存している。

 自然の神は我々にその偉大なる力を見せてくれた。彼の偉大なる力は、紀元前から21世紀という時流によって切り離されていった科学と宗教と芸術を再び結び合わせた。


 https://youtu.be/jPNeJeZ3ODc?t=920

 21世紀までの科学と宗教と芸術は、激情を交わしあった。




 汝が魔力は再び結び合わせる


 時流が強く切り離したものを


 すべての人々は兄弟となる




 https://youtu.be/ljGMhDSSGFU?t=1266


 https://youtu.be/jPNeJeZ3ODc?t=966

 そして、これまでの21世紀までに別れを告げて、新たな22世紀以降の人類の発展を祈るという、集送の為に、人類全ての創造物は、総弦神殿に帰っていくのであった。




 https://youtu.be/ljGMhDSSGFU?t=1312

 集送式には、誰も欠けてはいない。科学と宗教と芸術は完全なる三位一体を形成している。外では、第五の力の暗雲が晴れ渡り、天の向こうには、朝日が輝きを放っている。


 https://youtu.be/ljGMhDSSGFU?t=1355

 時代とともに切り離されていった科学と宗教と芸術は、お互いに祝福を重ね合わせる。21世紀までの人類の軌跡。血と汗と涙、そして希望と栄光と可能性。




 https://youtu.be/ljGMhDSSGFU?t=1378

 全人類の創造物は、それぞれの世紀の扉の前に立ち、ファンファーレとともに閉じられていく。紀元前から紡がれる創造物、科学と宗教と芸術。それらは三位一体として共存しながら、21世紀まで時代を紡ぎ、これから再び、22世紀以降の新しい人類の発展を紡ごうとしている。

 


 1世紀、2世紀、3世紀……


 

「22世紀以降、時は暇いとまである」

 時和暇ときわいとまは、21世紀以降、世紀の扉がないことを確認してから呟いた。


 https://youtu.be/ljGMhDSSGFU?t=1399

 遂に、21世紀の扉まで閉じられると、そこで、9999の扉に飛躍していった。




 そして、集送が完了した。

 

 最後に、9999の扉が開かれた。



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万物の芸術・9999(フォーナイン)の草稿 凛快天逸 @rinkaitensor

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