第十九話 聖女達と魔女の奇跡

 私達とクベンティーヌの奇跡比べは帝宮の庭園の一つで行われる事になった。前回は神殿でやって多くの見物客を集めちゃったけど、今回は聖王国の使者であるクベンティーヌが絡む話だからそんな事をしたら聖王国との外交問題になる可能性もある。それで庭園でひっそりとやることになったのだ。


 立会人は皇帝陛下と皇妃様、そして皇太子殿下と神殿の大神官が三名。聖王国側は来訪中の使節の皆様と、帝都に常駐している外交官の偉い人。それと護衛の皆様でここにはガルヤードが含まれている。


 クベンティーヌは黒い服が好きなようで(太陽神の色だからだろうか?)今日も黒い外出用ドレスを着ている。彼女は胸を張って進み出て、私達に言った。


「さぁ、始めましょう! 先攻は私で良いのかしら?」


 随分生き生きとした顔をしているけど、私は首を傾げてしまう。


「奇跡比べは良いのだけど、一体何をする気なの?」


「それは、ここにいる皆様を驚かせるような奇跡を披露したら勝ち、という事で良いのでなくて?」


 クベンティーヌの返答に、私もみんなも、皇帝陛下も皇太子殿下も、大神官達も、自然と一つの方角を見上げてしまう。


 それは大神殿の横に聳え立つ「リレーナの木」だ。大神殿からはかなり離れているにも関わらず、帝宮からも見えるのである。


 おそらくは私と同程度のお力を使えると思われる太陽神の聖女の彼女が、私の奇跡を超えようと思いきり力を使ったら、あの木と同じくらいの事象改変を起こしてしまう可能性がある。何をする気なのかは知らないけれど。


 それはちょっと困る。わざわざ目立たないように帝宮の庭園でこっそりやる意味がなくなってしまうだろう。


「……ちょっとやり方を考えましょう」


「それが良いわよね」


 アルミーナも肩をすくめて言った。クベンティーヌは不満そうな顔をしたが、シルリートがリレーナの木を指さして説明したら顔を引き攣らせて同意した。


「そうだな。神のお力は何も事象を改変する事だけではあるまい」


「そうねぇ。聖女たる者、お祈りで神様に願いを届け、願いを叶えてもらう能力も重要じゃない?」


 ウィルミーとシルリートが言った。ふむ。確かにね。


 聖女は神々に一番近い存在だ。それ故に、神様に願いが届き易い。私達が直接神様にお願いして、事象を改変してもらうのが「奇跡」だけど、信者の皆さんが私達に祈ると私達を通じて神々に願いが届き、奇跡が起こる。これも聖女の能力の一つだ。


 なので私達が大神殿に行くと、人々が先を争って私達に祈りを捧げるのである。ちなみにご神像にお祈りしても神像を通じて神々に祈りは届くのだが、聖女経由の方が遙かに強く、確実に祈りが届くのである。


「なるほど。確かに魔女にも同じ役割があるわね」


 魔女は祈りを経由するだけではなく、祈りを代行して直接神様にお願いする場合もあるのだとか。


 そういうわけで今回の奇跡比べは、他人のお祈りをどれだけ神様に届けて叶えて貰えるか、を競う事になった。そうなると、お祈りする人が必要になってくるのだけど。


「ここは帝国の人が魔女に、聖王国の人が聖女に祈るのが良いのではないか?」


 と皇帝陛下が仰った。しかも、忖度がないように護衛の兵士からランダムに選ぼうという話になった。私達もクベンティーヌも同意する。ようやく奇跡比べの方法が定まった。


 先攻はクベンティーヌに決まった。私達の護衛の兵士の中から一人が選ばれて進み出て来た。ただ護衛任務に来ただけなのにいきなり奇跡比べの当事者にさせられて、その茶色い髪の男性は目を白黒していた。


「えーっと、何をすれば良いのでしょう?」


 戸惑う兵士に、クベンティーヌは赤い目を細めてニッコリと微笑んだ。


「何でも良い。神への願いを言ってみると良いわ。私が太陽神アルオニエス様に届けてあげるから!」


 クベンティーヌは自信満々に言い放ったのだけど、兵士は戸惑ったような顔で言った。


「ええと、その、アルオニエス神というのは何の神様なのですか? お祈りをするにはその神様がどのような神様だか知っておかないと……」


 クベンティーヌがぽかんとした表情になってしまう。


 神様にお祈りするときは、ご利益によって専門性の高い神様にお祈りした方が祈りが叶い易くなる。例えば、病気の快癒を祈るなら医療を司る神クリューガ様に祈るとか。


 もっとも、上位神に祈れば下位神にも祈りは届くので、大体はファルモガーナ神に祈っておけば間違い無い。ただ、ファルモガーナ神はあまりにも多くの祈りを受けていて自分の祈りがかき消されてしまうのではないか、という懸念があるため、専門の神様に狙いを付けて祈った方が祈りが届きやすいと考えられている。


 アルオニエス神は太陽神だけど帝国では別の世界の神様とされ、ほとんど信仰されていない。そのため、兵士はその存在を知らなかったのだろう。何の神様か分からなければ祈れないというのはそういう意味だ。


「アルオニエス様は太陽神で、ええと、ファルモガーナ様の子神よ! 凄く偉い神様なのよ!」


 説明下手くそか。私は思わず助け船を出してしまった。


「アルオニエス様は帝国における大地神アスタナージャ様と同等の神様ですよ」


 兵士はまだ首を傾げていたが、どうやらアスタナージャ神と似たようなものだろうと認識したようだった。しばらく考え込んでいたが、祈りが決まったのか跪く。


「では、アルオニエス様の魔女、クベンティーヌ様に申し上げ奉ります。私の妻が来月には出産なのです。どうか妻の安全と子供の健康をお願い致します」


 お祈りを受けてクベンティーヌは自信満々で頷くと両手を天に掲げた。


「任せておきなさい。おお、慈悲深くて偉大なる大いなる神アルオニエス様! この者の祈りを聞き届けたまえ! その祈りを叶えたまえ! 我は御身のお力を受けし者! 魔女クベンティーヌなり!」


 すると彼女の全身からぶわっと黒い煙のようなものが立ち上り、それが真っ直ぐに天に向かって飛んで行った。一瞬空が金色に光り、光の粉がクベンティーヌ上に降り注ぐ。


「間違い無く祈りは天に届きました。必ずや願いは叶うことでしょう!」


「あ、ありがとうございます! クベンティーヌ様!」


 兵士は大喜びで何度もクベンティーヌに頭を下げていた。クベンティーヌも満足そうにそれを受けていた。……のだが。アルミーナが呟いた。


「ねぇ、これって祈りが届いたかどうかはいつ分かるわけ?」


「それはあの兵士の奥さんが出産した時になるだろうな」


 自明の事であるというようにウィルミーが言った。


「気の長い話ね」


 シルリートも言う。……確かに。その場の全員がそう思った事だろう。クベンティーヌも気が付いたようだ。


「これでどうやって勝敗を決めるのよ!」


 確かに。私達は思わずウンウンと頷いた。


 という事で、願い事は今すぐここでよく目に見える形になるものにするという事になった。そうなると願い事を考える方も結構大変だ。クベンティーヌは別に疲れていない(確かに願い事を天に届けるだけならそれほど疲れない)という事なので続けて彼女に違う兵士が願い事をする。


「ええと、どういう願いが良いのでしょうか? 出世しますように、という事でもいいのですか?」


 ……祈ったら後ろで見守っている護衛隊の隊長であるガルヤードが「よし、昇進だ!」って言ったら面白いけど、それじゃぁ神様のおかげかは分からないしね。


「そんなのは駄目よ。でもそうね。出世出来る程強くなりたい、というなら可能かもね」


「ではそれで」


 兵士も困っていたのだろう。クベンティーヌの提案をすぐに了承した。


「おお、慈悲深くて偉大なる大いなる神アルオニエス様! この者の祈りを聞き届けたまえ! その祈りを叶えたまえ! 我は御身のお力を受けし者! 魔女クベンティーヌなり!」


 クベンティーヌが叫ぶと、今度は空に光が満ちた後、その光が降ってきて兵士を直撃した。兵士が金色に輝いたかと思うと、続けてムクムクと何だか黒いオーラを放ちながら膨らみ始める。


「え?」


 クベンティーヌにもちょっと予想外の変化だったようで、彼女もちょっと引いてしまっている。私たちもどんどん膨れ上がるその兵士を唖然と見守った。


 変化が収まった時には、兵士の大きさは二階建ての建物の窓に手が届くくらいになり、筋骨隆々。おまけに光り輝く鎧まで身に付けていた。


 なに? これ? 私たちは唖然としていたんだけど、その兵士はなぜか非常に喜んだ。


「おお、素晴らしい力だ! この身体があれば、どんな敵をも一撃で倒す事が出来る! 私は帝国一の戦士になれる! ありがとうございます!」


 ……いや、本人が良いならいいけどさ。あんな巨人になっちゃったら、日常生活にも支障をきたすと思うのは私だけなのかしら。


 しかしクベンティーヌは感謝されて得意満面だ。


「どう! アルオニエス神のお力は! 貴女にこれを超える奇跡を起こすことが出来て?」


 と私をビシリと指差す。む! 何を小癪な! 出来るに決まってるでしょ! 見てなさいよ!


 ……と思うものの、さて、それをどうやって証明したものか。私が悩んでいると、一人の帝国の兵士が私の前に跪いた。


「わ、私にも奇跡を施して下さい! 聖女様!」


「貴方は?」


「ルークと申します! あのゼムの同僚です! アイツだけには負けたくないんです! お願いします!」


 どうやら二人は事ある毎に争っているライバルのようだ。ゼムという兵士が太陽神お力で強くなったのを見て敵愾心を刺激されたものらしい。


 そうね、そういう事なら。


「いと麗しき大いなる女神アスタナージャよ! そのお力を我に示したまえ! 我は聖女リレーナなり!」


 私が叫ぶと赤いオーラがたちのぼり、天に目掛けて飛んでいった。


 そしてドーンとばかりに光が降ってきてルークという兵士を直撃する。


 すると光が大きく膨れ上がり、兵士がドンドン大きくなって行く。光が晴れた時には、ルークという兵士はゼムという兵士に負けないくらいの巨人になっていた。立派な鎧を着てもいたし。


「おおお! 素晴らしい! これならゼムに負けないぞ!」


「なに! ルーク! 聞き捨てならんな! この俺に勝てると言いたのか!」


「ふん! 元々お力がなければ俺には勝てなかっただろうが! 俺の方が強い!」


「なにを!」


 二人はうぬぬぬっと睨み合った。そして二人同時に剣に手を掛ける。


「これは、丁度良いんじゃない? 二人の勝敗が魔女と聖女の勝敗って事で」


 シルリートが顎に手を当てながら言った。それを聞いてクベンティーヌも頷く。


「そうね! そういう事なら構わないわ! ゼムとやら! ルークとやらをぶっ倒しなさい!」


 ルークは「おう!」と叫びながら剣を抜く。それなら仕方がない。私もルークに命ずる。


「聖女の名において許可をします! 魔女の力を借りしゼムを打ち倒しなさい!」


「仰せのままに!」


 ルークも抜刀した。両方巨人なので物凄い迫力だったわね。巨大な剣が光ったかと思うと、ガキン! ととんでもない音が響き渡った。ゼムとルークが剣を撃ち合わせたのだ。


「きゃあ!」


 その迫力にクベンティーヌは腰を抜かしていたわね。私も巻き込まれないように逃げる。なにしろ巨人二人は周囲に構わずに、ドタドタ動き回りながら闘い始めたのだ。


「おのれ小癪な!」


「この俺に勝てると思うな!」


 両者ヒートアップしながら剣を撃ち合わせる、蹴りを放つ、パンチを撃ち、組み合って相手をぶん投げようとする。彼らの足で芝生はめくれ土煙はが起こり、地響きが湧き上がった。


 しかし、なかなか決着は付かない。むぅ、やっぱり姉弟神だけあってお力も拮抗しているんじゃないかしら。このままでは勝負が着かなくなってしまう……。


 その時、高らかな声が響いた。


「いと麗しき火の女神フリールよ。そのお力を我が前に示せ。我は聖女アルミーナなり!」


 見るとアルミーナが祈りを捧げその手をルークの方に振ったところだった。


 途端、ルークの剣に炎が宿った。ルークが剣を振るたびに炎が舞い上がり、ゼムに襲い掛かる。


「あちちち! ひ、卑怯な!」


「そ、そうよ卑怯よ! 何よそれ!」


 クベンティーヌも抗議する。が。


「最初からそういう約束だっただろう? これは君と私たちの奇跡比べではないか」


 ウィルミーもそういうと祈りを捧げ、お力をルークに飛ばす。すると、ルークの鎧に水の力が宿る。ゼムの攻撃を水の力が受け流すようになったのだ。


「ま、そういう事ね」


 シルリートが送った風の力で、ルークの動きは格段に早くなる。三女神のお力を宿らせたルークはゼムに対してかなり優位になったのだった。


「くそう! おのれ! クベンティーヌ様! なんとかなりませんか!」


 劣勢に焦ったゼムの叫びに、クベンティーヌは怒りに満ちた眼差しを私に向ける。


「こうなったら手段は選ばないわ! 魔女の真の力を見せてやる!」


 そう叫ぶと、クベンティーヌは両手を天に掲げ、更に天を見上げて祈りの言葉を捧げる。


「おお、アルオニエス様、アルオニエス様。貴方の娘たる魔女クベンティーヌは乞い願う! どうかそのお姿を天より現し、我が敵に神の鉄槌を落としたもう!」


 ……げ! クベンティーヌの唱え始めたそれは降臨の祈りで、神にこの世への顕現を願うものだ。私も一応は習ったけど、神が顕現する事で何が起こるか分からないという話だったので、使った事はないし使う気もない。


「しょ、正気なの! クベンティーヌ!」


「私は! 私は負けられないのよ!」


 クベンティーヌの赤い瞳にはどうしようもない焦燥が見え隠れしていた。婚活の事情も大変なのだろうけど、魔女として色々背負っている事が伺える表情だ。似た境遇の私には、その焦燥が分からなくもない。


 祈りは半ば完成し、天は暗くなり地面は震え始める。神が、しかも異界の神である太陽神がこの世界に顕現したら本気で何が起こるか分からない。


 こうなったら対抗上、私もアスタナージャ神を呼び出すしかない。神様が、しかもあんまり仲が良くなさそうな神様が同時に顕現したら、なんかとんでもない事が起きそうだけど、やむを得まい。


 しかしその時。


「それまで!」


 辺りを圧するほどの大声が響いた。びっくりして見ると、赤毛の美丈夫、ガルヤードが進み出てきた所だった。


「聖女様たち! 魔女様! 終わりです! 落ち着いて下さいませ!」


 しかし、半ば神と繋がりトランス状態になっているクベンティーヌは気が付かない。ガルヤードはクベンティーヌに走り寄ると、その肩を掴んだ。


「うぐっ!


 ガルヤードの表情が苦痛に歪む。おそらくクベンティーヌの力が漏れ出たものでダメージを受けたのだろう。しかしガルヤードは怯まず、クベンティーヌの見開いた赤い目を覗き込むように叫んだ。


「魔女さま! クベンティーヌ様!」


 ガルヤードが何度も肩を揺さぶりつつ叫ぶと、だんだんクベンティーヌの放つ光が小さくなり始める。そしてようやく、クベンティーヌの目が正気に戻った。


「……なに……? は! 良い男!」


「気が付かれましたか?」


 ガルヤードはふう、と息を吐く。そしてクベンティーヌを抱き寄せるようにして彼女に言い聞かせる。


「魔女様のお力はよく分かりました。引き分けという事でようございますしょう? さぁ、あの二人の兵士を元に戻して下さい」


「は、はいぃ〜!」


 クベンティーヌは真っ赤な顔をしてアワアワしながら、手早く祈りを捧げる。するとゼムの身体がみるみる小さくなり、元に戻って行く。


「聖女様達も。お願いいたします」


 ガルヤードに言われては仕方がない。私も三聖女も祈りを捧げて、ルークを元の兵士に戻した。ルークは夢から覚めたような顔をしていたわね。


「皆様。見事なお力でした。この奇跡比べは引き分け、引き分けという事でよろしいですね?」


 私はちょっと納得がいかなかったけど、アルミーナもウィルミーもシルリートもなんだか目を三角にしながらだけど頷いているから由としましょう。


 で、相手のクベンティーヌだけど。


「あ、貴方が言うならそうしましょうかしら。で、その貴方のお名前は? うふふ、すごく美男子ね! 是非お近づきになりたいわ。なんなら聖王国に……」


「「「ガルヤード様から離れろ!」」」


 たまらずアルミーナがクベンティーヌに飛び蹴りを放ち、ウィルミーが腕を掴んで放り投げ、シルリートが追撃の蹴りを放つ。


「きゃー! な、何をするの!」


「ガルヤード様は私たちが先に狙ってるのよ!」「後から出てきて図々しいにも程がある! ガルヤード様に触るな!」「罰金を払ってもらいましょうか!」


 三聖女はガルヤードを取り囲んで守り、クベンティーヌに威嚇を始めた。まぁ、その、ガルヤードは私たちのアイドルだしね。皇太子妃が私に決定してから、みんなはどうも本気でガルヤードのお相手を争っているらしいし。


「ず! ずるいじゃない! 皇太子殿下だけじゃないくて、なんであんた達ばっかり良い男に囲まれてるのよ! なんで私の相手はあんな豚みたいなオッサンなのよ! 私にもイケメンをよこせ!」


 切実な叫びなんだろうけど、そんな事を私たちに言われてもねぇ。


 私が呆れていると、アーロルド様が私のところにトトトトっと走り寄ってきた。


「怪我はない? リレーナ」


「大丈夫ですよ。アーロルド様こそ巻き込まれませんでしたか?」


「大丈夫。ガルヤードが守ってくれたから」


 アーロルド様はそう言いながらも、ちょっと不満顔だった。どうしたのだろう?


「私も男なのだから、ガルヤードに守られているようでは情けない。いざという時、リレーナを守れるくらいになりたいな」


 まぁ。私思わず笑顔で殿下の事を抱きしめてしまった。だってあんまり可愛いことを言ってくれるんだもの。


「大丈夫ですよ。アーロルド様はきっと強くなります。この聖女リレーナが保証しますよ」


 私は殿下の頬に頬擦りしながら言った。アーロルド様は照れながらも、笑顔で私に抱き付き返してくれたのだった。

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