25 冷静に愚痴る
「仕事辞めたい」まで凹んでから、「翌日になったら急に体調崩して仕事休めたらいいのに」まで回復してきた。
ここまで5時間以上かかっている。
心が傷ついているのだから、時間がかかって当然なのだろうけど、凹みすぎているという指摘は、間違いではないと思う。
きずついた要因は、久しぶりに「余裕ない」という理由で断られ、「人生に余裕のある奴なんてほんの一握りやんか、わしに余裕があるとでも?」と脳内でキレ散らかしたこと。
やり遂げたいとも、自ら進んで思う通りにしたいとも思っていないアイディアと考え方、使えるものを提案しただけで、わたしが推進したい計画だとでもお思いか?
今、わたしは将来的な期待や、やり遂げたいことが存在しない立場であるので、まじで「どーにでもなぁーれ」という呪文を唱えながら、自分の評価に傷がつかないよう働いているだけ。
そんな状態なので、「志」とか「信条」とか「使命感」とかモチベーションの種になるものは存在していない。
転職したらいいのでは? と思う方もいるでしょう。
転職しない理由のひとつには、わたしの職業柄、転職市場における価値がない。
そのため、転職できないが現実である。
ビズ○ーチ、イン○ィード、リ○ルートで、わたしに限らず需要が無いという多数の報告(雑談)を聞いているので、信憑性は高い。
危険物取扱者の甲種があるから、かろうじてガソリンスタンドでは働けそうには思えるが、あの時の知識は、空の彼方に消えていて、今となっては1ミリも思い出せない。
こんな奴に誰が危険物を任せたいというのだ?
他の資格を取ればいいのかもしれないが、勉強内容を吟味して、合格を狙い撃ちしたいタイプなんだと、軽く言い訳をさせてもらう。
仕事に生きがいを持たず、ただのお金儲けとして捉え、淡々と感情の起伏もなく働けるようになるには、あと何年間、社会人をしたらよいのだろうか。
当然、答えなど見つかってはいないから、何年経ってもわたしは、そんな仏のような働き方には程遠いままである。
◇◇◇
落ち着きを取り戻すには、愚痴でも何でも文字にするのが1番かもしれませんね。
明日も出勤できた時点で、人生頑張っていると己を鼓舞します。
「朝起きて、身支度して、出勤(通学)するなんて超頑張ってる」が、わたしの口癖。
忘却と昇華の狭間 霜月れお @reoshimotsuki
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。忘却と昇華の狭間の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
物書きの壁打ち/亜咲加奈
★93 エッセイ・ノンフィクション 連載中 35話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。