第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト俳句の部「一句部門」

ユスガ・キリ

ランダム10句

オブジェ的偶然 君の肩に散る

われからの声が背中を照らしけり

戦争と背中合わせの寒さかな

沈黙は大山蓮華咲きにけり

猫は猫じゃない 冬真昼

百日紅 湯宿の時に灯りたり

暮れなずむ意志の底なる花に遇う

寒月を聴くは影無き男かな

廃王の笑みに映えるや冬椿

水飲めば夜半の秋なる水の味

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト俳句の部「一句部門」 ユスガ・キリ @ohrandoh

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ