第10星:星になった君と宇宙飛行士になった僕


 僕は瑠璃色の宇宙せかいを浮遊している。


 やっぱりお隣さんはあんなにも遠かった。




「待たせたね アレクサンドラ」


「待ってたわ アルバート」




 そうだ!


僕は宇宙飛行士になったんだ!




 そして星になった君を力いっぱい抱きしめている。



 それからさくらんぼ味のキスをする。




 なんて幸せなんだ。



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