第41話 まとめ
一人旅も2回目になり、余裕もあった。飛行機に独りで乗るのは初めてだったが、それもどうという事はなかった。今後も独りでじゃんじゃん乗れそうだ。飲食店に1人で入るのも全然OK。飲み屋だってフレンチだって大丈夫。楽しむ余裕もできた。
それは良かったが、まだまだお腹の具合をコントロール出来なかった。疲れ過ぎるのは阻止できたが、冷えに悩まされた。これは服装をもっと充実させねばならない。楽しい事も、健康があってこそ。歩き回るのにもヘーコラ言っていては楽しめないので、体の中が健康である事に加えて、筋力の維持も不可欠だ。一人旅、出来るだけ長く楽しみたい。健康に留意し、体を適度に鍛え、過去の失敗を繰り返さないように準備し、再び臨みたいものだ。
今回、長年の憧れ「出雲大社」へ行くことができた。それほど京都に近いわけでもないのに、なぜあの場所が神々の集う場所なのか。もしかしたら、やっぱりここに邪馬台国があったんじゃない?と思った私。ちょっと調べたらやはり邪馬台国「出雲説」は存在した。だが、あまり有力な説ではないらしい。図らずも最近、佐賀県の吉野ケ里遺跡で新たな発見があり、またにわかに邪馬台国の話が取り沙汰された。確かに立地的に北九州か奈良の説と比べると出雲説は弱いかもしれない。だが、それなら何故、神々の集う場所が出雲なのか、その答えが出ないではないか。まあ、私は考古学者でもないし、実際それほど詳しくもないし、邪馬台国についてそれ程熱心なわけでもないので、ここで強く出雲説を推すというわけでもないのだが。
さて、次はどこへ行こうか。また飛行機のキャンペーンがあったらどこか遠くへ行こう。今度はもっと過酷な、北海道の僻地とかがいいかな。日本の最北端とか。それとも、今度は近場なのに行った事のないような所を探して行ってみるのもいい。旅行は予定を立てる段階が一番楽しいかもしれない。でも、行ってみて予想外な事があるのもまた、面白い。そして、行った後にこうやって旅行記に残すのもまた、非常に楽しい。
それから1つ追記。私が家を留守にした2晩、息子2人が夜に洗濯をしてくれた。最初に長男に洗濯のお願いをしたら「バイトあるし」と断られてしまったので、夫の新しいパンツを出してから出かけたのだが、最初の晩は長男が、次の晩は次男が、バイトがなかったので洗濯をしてくれたそうだ。お願いしておくものだな。
今度こそ疲れ過ぎないようにリベンジ!でも結局ハプニングだらけの2回目一人旅in松江・出雲 夏目碧央 @Akiko-Katsuura
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます