ある作家の言葉「恋愛は条件闘争ではない。条件を飛び越えた狂気である」を、思い起こしました。 本編・追加編ともに「収入・顔の良さ・性格」などの、条件闘争でばかり男を選んだ挙げ句、「相手の真剣な気持ちを傷つけている事を、想像できない連中」が登場します。 恋愛だろうと結婚だろうと、一定のアルファ性(条件闘争の勝ち組)は、必要でしょうが。それ以前に、相手を尊重して、独りよがりの恋愛に陥らないことだと思いました。 人から転落して、獣になる落とし穴は、現実でも至るところにあるーそんな物語。
堕ちたら、当然、こうなる未来もあるわけで…