第7話、ー2ポンコツAIアンドロイドとワンルームライフ
プールでの楽しい一時、、、
凜は嬉しそうに、由紀に駆け寄ると、「あっ、由紀ちゃん、、今日はよろしくね」
由紀も嬉しそうに、「うん、、今日は目一杯楽しもうね、、凜ちゃん、、、」
「春斗、、よろしくな、、」、「おう、、プールドームの中に、しゃれたレストランもあって、、安くお酒も飲めるし、、まあ、凜ちゃん向きの、美味しいケーキやジュースもあるらしいぜ、、」、、凜は目を丸くして、「亜土夢、、ケーキだって、、楽しみだよ」
プールドームの入場券を買い、チップ式のリングを着け、中に入ると、それぞれ、男女に別れて、水着に着替えると、、プールサイドのテーブル席に着いた、、しばらく話をした後、、春斗が泳ごうと言うと、、凛と由紀は水着の上に着ていたパーカーを脱ぐと、、、由紀は水着姿の凜を見て、、「わあ~、、凜ちゃん、、スタイル良いわね、、うらやましいわ、、、」、、横で見ていた春斗も、、「亜土夢、、かわいい上にスタイルが良いなんて、うらやましいぞ、、」、「バカ、、宮崎さんがいるのに、」
由紀は春斗を見て、、「あら、、、春斗さん、、どういう意味、、まるで私がスタイルが悪いみたいに聞こえるけど、、」、「えっ、、、ちがうよ」、春斗はまずいと思って焦った、、凜は、、「そうだよ、、由紀ちゃんはスタイルが良いし、美人だよ」、由紀はニコッと笑って、、、「あら、、凜ちゃん、優しいわね、、お世辞でも嬉しいわよ、、」、、凜はキョトンとして、、、、「えっ、、、凜は本当の事を言っているんだよ、、」、、由紀はまた、ニコッと笑った、
1時間ほど、プールで遊ぶと、春斗が、、、「亜土夢、少し休憩を兼ねて、あのレストランに行こうか、、、、軽く食事とお酒も少し飲むか、、良いだろう、、」、、「ああ、」
由紀も、、「凜ちゃん、、美味しいスイーツもあるみたいよ、好きでしょうスイーツ、」
「うん、、好きだよ、、亜土夢がたまに作るスイーツも美味しいよ、、」、由紀は驚き、「えっ、、、高橋くん、、あなた、スイーツも作るの、、凄いわね、、」
「えっ、、、レシピどおりに作れば誰でも作れるよ、、」、、亜土夢は照れ臭そうに言った、、、春斗は話を変えるように、、「おい亜土夢、由紀はお酒飲めないから、凜ちゃんと由紀はジュースだな、、お前はどうせビールだろう、おれも同じだ」、「ああ、そうだな、、」、、凜は不思議そうに、、思った、
「なんで、、みんな、あんな苦い物を飲むの、、ジュースの方が美味しいのに」
レストランのテーブル席に着くと、、頼んでいた、料理やスイーツ、飲み物などを配膳ロボットが運んで来た、、「おお、、キンキンに冷えたビールちゃんだ、、美味しそう」、「えっ、、、春斗はバカなの、、あんな苦い飲み物、美味しそうだなんて、、」、と、、凜は思った、、しかし、その横で亜土夢も、「そうだな、、」、と、呟いた、
「えー、、亜土夢も言ったよ、、凜の味覚がおかしいの、、」、、すると、由紀が、、、「ねえ、、凜ちゃん、、あんな苦い物を美味しいだなんて、、不思議よね、、」、と、言った、、「えっ、、由紀ちゃんもそう思うの、、凜も1回、亜土夢が美味しそうに飲んでるから、1口飲んでみたけど、、美味しくなかったよ、、」、、由紀はニコッと笑って、、「私達は、美味しいスイーツとジュースをいただきましょうね、、」、「うん、」
しばらくして、、レストランを出て、、
プールサイドのテーブル席に座ると、春斗が、、「さてと、もう1回プールに入るかな、、」、、由紀は、、「私はもうしばらく休憩するわ、、」、すると、凜も、、「じゃあ、凜も由紀ちゃんと一緒に休憩するよ」
、「そうね、、いろいろと聞きたい事があるから男2人で行ったら、、」、亜土夢はまずいと思い、、「えっ、、俺もつかれたから、いいや、、」、、「亜土夢、、まだ1回しかプールに入ってないじゃないか、、行くぞ」
凜はニコッと笑って、、「亜土夢、、凜は大丈夫だよ、、ちゃんとお話、出来るから」
「えっ、、、でも、、」、由紀は、、「あら、高橋くん、聞いたらまずい事でもあるの、、」、、「いや、、」、、「じゃあ、亜土夢行くぞ、、」、亜土夢と春斗はプールに向かった、、
由紀が凜に聞きたい事、、、
2人がいなくなると、、由紀が、、「ねえ、凜ちゃん、、高橋くんと同棲してるのよね、、まだ19歳でしょう、、親は反対しないの、、」、、凜はニコッと笑って、「お父さんもお母さんも、いないよ、死んでしまったし、、」、、由紀は申し訳なさそうに、、「えっ、、、ごめんなさい、、悪いことをきいたわね、、じゃあ、肉親は、、兄弟とか」
「うん、、双子のお姉さんがいたけど、どこにいるかわからないよ、、」、、由紀はまずいことを聞いたと思って、、「ごめん、、じゃあ、天涯孤独なの、、」、凜はニコッと笑って、、「でも、いとこのお姉ちゃん、葵のお姉ちゃんがいるよ、、優しいんだよ」
「そうなの、、寂しくないの、、」、「うん、、今は亜土夢がいるから寂しくないよ」
由紀もニコッと笑って、、「凜ちゃん、これから私も、凜ちゃんのお姉ちゃんになるから、困った事があったら言ってね、、」、、「うん、、」、、「あっ、それから、、どうして、高橋くんと知り合ったの、、」、凜はまたニコッと笑って、、「うん、、知り合いに紹介されたの、、」、、「そうなの、でも、良かったね、高橋くん、優しいから、」凜は満面の笑みで、、「うん、、凄く優しいよ、、、凜は亜土夢の奥さんになるんだよ、、」、「そうなの、、おめでとう、」、「由紀ちゃんも、、春斗さんと結婚するんでしょう、、」、「まあ、、そうなるかな、」「じゃあ、一緒だね、」と、凜は以外と無難に、由紀の質問に答えた、、、
その頃、亜土夢は凜がまずいことを言わないか心配していた、、「ああ、、凜は変なことを話さないかな、、大丈夫なの、、」、、「おい、、亜土夢、、2人で泳いでも楽しくないから戻るぞ、、」、「ああ、、」
2人は、、プールサイドのテーブル席に戻って行った、、、亜土夢達がプールサイドのテーブル席に戻ると、凜と由紀は楽しそうに話をしていた、、
「あっ、、春斗さん、高橋くん、、ずいぶん早いわね、、」、、「やっぱり、男2人で泳いでいても、つまらないよ、、由紀達はずいぶん楽しそうだな、、」、、「そうよ、、こんなにかわいい妹が出来たのよ、、私も兄弟がいないから嬉しいのよ、」、「そうなの」
由紀は、亜土夢に、、「高橋くん、良いわね、こんなにかわいい、奥さん候補がいるなんて、、」、、春斗は驚き、、「亜土夢、、お前、、凜ちゃんと結婚するのか、、、」
亜土夢は困惑した、、「えっ、、、凜が言ったのか、、もういいや、、ああそうだよ、、いずれは結婚するよ、、」、「えっ、亜土夢、、嬉しい、由紀ちゃん達にちゃんと言って、、凜は良い奥さんになるよ、、」、すると、春斗が由紀に、「じゃあ、、由紀、俺達もそろそろ結婚しようか、、」、、「えっ、バカ、、こんなところで、、まあ、良いわよ、、結婚しても、」、「えっ、、、本当に、、亜土夢、、これも凜ちゃんのおかげかな、、やったぞ、、じゃあ、、あのレストランまた、祝杯をあげるぞ、、」、由紀はニコッと笑って、、「飲みすぎないでよ、」
4人は、、またレストランに入ると、、春斗はさっそく亜土夢と自分のビールを注文した、「凜ちゃん、、私達はトロピカルジュースで良いかな、、乾杯様に、、」、「うん、由紀ちゃんと同じで良いよ、、、」
4人の飲み物が揃うと、春斗が、、「じゃあ、、亜土夢と凜ちゃんの結婚と、俺と由紀の結婚を祝って乾杯、、」、「もう、、まだ結婚式をあげていないでしょう、」、由紀もニコッと笑って言った
凜は、、「亜土夢、、これで凜は亜土夢の本当の奥さんになるんでしょう、、」、、「ええと、、、何も変わらないけど、、まあ、良いか、、」、、そう言ったが、、亜土夢は胸の中で、、「でも、、凜はAIアンドロイドだよね、、書類上、夫婦になれるの、、春斗達にだってずっと隠しているのか、、ああ、問題は山積みだよ、、」、、亜土夢は凛と結婚するつもりだが、悩みは多かった
夕方近くに、、アクアシティドームを出ると、由紀が凜に、、「凜ちゃん、、次もどこかに行こうね、、凜ちゃんは何が好きなの」
凜は少し考えて、、「う~ん、、ゲームとか、、ドラマも見てるし、、同じくらい好きだよ、、」、、由紀はニコッと笑って、、「えー、、私と同じだ、、私もゲーム好きだから、今の会社に入ったのよ、、まあ、春斗も高橋くんもそうみたいよ、、」
凜もニコッと笑って、、「うん、、家には亜土夢のゲームがいっぱいあるから、退屈しないんだよ、、」
由紀はまた、凜に聞いた、、「ねえ、凜ちゃん、、ドラマ好きなら、、主題歌も覚えているんじゃない、、けっこう、有名な歌手とコラボしてるよね、、」、、「うん、、いっぱい見てるから、自然と覚えるよ、、凜は覚えるの得意だから、、」、、すると、春斗が、、「じゃあ、、次はカラオケで決まりだな、、おい、、亜土夢、、良いだろう」
亜土夢は、ギクッとして、、「えっ、、カラオケ、、、、イヤ、、カラオケはちょっと、無理かな、、」、、「知ってるぞ、、お前、絶対、人前で歌わないからな、、、」
由紀もニコッと笑って、、「凜ちゃんは行くよね、、カラオケ、、」、凜は、、わからずに、、「ねえ、、亜土夢、カラオケって、、何、、、」、、「えー、、凜ちゃんカラオケに1回も行った事が無いの、、、」
凜は、、うんうんと頭を下げ、、「うん、、知らないよ、、、」、、由紀は、、「ええとね、、好きな歌を歌って日頃のうっぷんを晴らすところよ、、凜ちゃんわからないことがあったら、由紀お姉ちゃんにいろいろ聞いてね、、」、「うん、、わかったよ、、由紀ちゃん、、」
春斗はニコッと笑って、、「じゃあ、、次は、カラオケデートで決まりだな、、」
凜は心配そうに亜土夢を見ると、、「亜土夢、、大丈夫なの、、カラオケ、イヤなの」
亜土夢は凛の顔を見ると、、「ええと、、凜ちゃんはカラオケ行きたいの、、」、「うん、、でも、亜土夢がイヤなら、凜は行かないよ、、我慢するよ、、、」
亜土夢は決心した、、「わかった、、凜が行きたいなら、、行くよ、、」
春斗はニコッと笑って、、「よし、、決定だな、、俺が、、全部手配をして、、また今度誘うから、、よろしくな、、亜土夢、、」
「ああ、、わかったよ、、」
凛と亜土夢は、、春斗と由紀と別れて、、また電車に乗ると自宅のワンルームマンションに帰っていった、、、
記念日の、夕食は、、、
自宅のマンション、、、
「凜ちゃん、、今日は疲れたでしょう、、」
、、凜は嬉しそうに、、「全然だよ、、由紀ちゃんといっぱい話せたし、、亜土夢も由紀ちゃん達に、ちゃんと凜の事を奥さんと言ってたから、、」、、亜土夢は、、「結婚すると、言ったけど、、まだ、いろいろと問題があるから、、」、、凜はニコッと笑って、、「亜土夢、、やっぱり凜は人間になって、ちゃんとした、亜土夢の本当の奥さんになりたいよ、、大好きな亜土夢にそっくりな子どもも欲しいし、、」、、、
亜土夢は凜の手を握り、、、「凜ちゃん、、亜土夢は凜ちゃんさえ側にいれば何もいらないんだよ、、」、、「うん、、凜も同じだけど、、やっぱり亜土夢との、子どもが欲しいよ、、」、「うん、、わかったからね、焦らずに、、葵さんがあの機械を、解明して、、本当に問題なく凜ちゃんを人間に出来るまで、待とうね、、」、、「うん、、、」
亜土夢は時計を見ると、、「あっ、もう、こんな時間か、、凜ちゃんはお風呂に入って、、亜土夢は夕食を作るから、、凜ちゃん何かリクエストが有るかな、、、」、凜は嬉しそうにして、、「亜土夢、、今日は、、亜土夢が凛と正式に結婚すると言った記念日だから、、大好きなハンバーグが良いよ、、」
「うん、、わかった、、じゃあ、作るからね、、」、、「うん、、亜土夢、、凜は一生懸命頑張って、、亜土夢の良い奥さんになるから、、どんどん料理も覚えて、、今度は亜土夢に食べてもらうからね、、」
「うん、、よろしくね、、」
凜は、着替えを持ってお風呂に向かった、、
凜がお風呂に入っている間に、亜土夢はご飯を炊き、、ハンバーグとサラダ、スープを用意した、、「今日はチーズインハンバーグだ、、とろけるチーズをたっぷりと、ハンバーグで包み、、ゆっくりと火を通して、
スープは、、コーンスープで、、サラダは、、野菜たっぷり目で、ポテトサラダを添えてと、、よしと、、ご飯も炊きあがったし、、」、、料理が出来上がる頃、、凜はお風呂から出てきた、、
亜土夢はテーブルに料理を並べると、、、「さあ、、凜ちゃん、、夕食が出来たよ」
凜は目を輝かせて、、、「わあ~、、いつも美味しそうだけど、、今日は、もっと美味しそうに見えるよ、、、」、凜は待ちきれない様子で、、テーブル席についた、、、
「ふっくらとしたハンバーグに色とりどりの野菜がのったサラダ、、美味しそうなスープ、に炊きたてのご飯、、全てが完璧だよ、亜土夢、、天才だね、、」
「、、、誉めすぎだよ、、じゃあ、凜ちゃん食べてみて、、今日のハンバーグはいつもと違うよ、、」
凜はハンバーグを少し食べると、「えっ、中から溶けたチーズが出てきたよ、、亜土夢、これは何なの、、」、「うん、チーズインハンバーグだよ、、どう、、美味しいかな、」
凜は嬉しそうに、ニコッと笑って、「亜土夢、、凄いよ、、チーズとハンバーグ両方好きな物が一緒に食べれるなんて、、知らなかったよ、、美味しいね、、スープも、サラダも美味しいね、、凜は幸せ者だよ」
凜は、亜土夢顔を見て、嬉しそうに笑った
夕食が終わると、、亜土夢が後片づけをしようとすると、、凜が、、「あっ、亜土夢、、凜が洗い物をするから、亜土夢はお風呂に入ってよ、、」、、「えっ、、、大丈夫なの、、以前グラスを割って怪我をしたけど、、、」、凜は怒って、、「亜土夢、、いつの話よ、、凜もあれから成長したんだよ、、そのぐらい出来ないと、亜土夢の良い奥さんになれないんだよ、、」
「、、、、わかった、、じゃあ、凜ちゃん、よろしくね、」、そう言うと亜土夢は、着替えを持ってお風呂に向かった、、、
急に入った予定、、、
しばらくして、、亜土夢がお風呂から出てくると、、キッチンはきれいになっていた、、
「本当に、、きれいになってる、、凜ちゃん成長したんだね、、」、凜は自信満々に、「亜土夢、、凜は子どもじゃないのよ、、、亜土夢の奥さんになるのよ、これぐらい出来ないと、、ダメだよ、、」、「そうだね、」
リビングのソファーに座りながら、2人で、空間テレビを見ていたら亜土夢が、「凜ちゃん、、明日の日曜日、、どうしようか、予定が無いけど、、行きたい場所があるかな」
「えっ、、、無いよ、、亜土夢と一緒なら、お家にいるだけで良いよ、、亜土夢は何かあるの、、、」、、「いや、、これといって無いけど、、お買い物ぐらいかな、、そう言えば、今日、宮崎さんとどんな話をしたの」
凜はニコッと笑って、、「あのね、、凜は亜土夢と今、一緒に住んでいるでしょう」
「うん、、そうだけど、、」
「ほら、、亜土夢が凜は19歳と言う設定したでしょう、、親に反対されなかったのって聞かれたよ、、」、亜土夢は心配そうに、、
「えっ、、、凜ちゃんは何て答えたの、、」
「ええとね、、お父さんもお母さんも死んでいないよって言った、、」、亜土夢は思った、、「確かに、凜の作り親の佐々木博士は死んだし奥さんも死んでるし、、間違ってはいないな、、」、亜土夢はまた、凜に「それで、、その後は、、」
凜は思い出すように、、「後ね、、兄弟とかはいないのって聞かれたから、、双子のお姉ちゃんがいるけど、、どこにいるかわからないと答えたよ、、」、、亜土夢は思った、、
「うん、、それも、あってる、、ちゃんと辻褄はあってるよな、、」、「あっ、亜土夢、じゃあ天涯孤独なのと聞かれたから、いとこの葵のお姉ちゃんはいるよと言ったの、、」
「まあ、、それも、あってる、、、それから、、それで、終わりなの、、」
凜はニコッと笑って、、「最後にね、、どうやって亜土夢と知り合ったのって聞かれたよ、、」、、亜土夢はまずいと思った、、「えっ、、、凜はまさか自分はAIアンドロイドで鈴木先輩から売られたって言ったのか」
亜土夢は心配そうに聞いた、、「ええと、、凜ちゃんは、何て答えたの、、」、凜はニコッと笑って、、「亜土夢、大丈夫だよ、凜も成長してるんだよ、、知り合いが亜土夢を紹介してくれたから、今は、幸せだよって言ったよ、、その後、結婚するって言ったのあっ、、、由紀ちゃんも、春斗と結婚するんでしょうと聞いたら、、由紀ちゃんも、たぶんねって言ってたよ、、」
亜土夢はほっとして、、凜の顔を見ると、、
「凄いよ、、凜ちゃん、完璧な受け答えだよ、、良かった、、心配したんだよ、」
「亜土夢、、凜は子どもじゃないのよ、、亜土夢の奥さんだよ、、少しは、考えるよ」
そろそろ、寝ようとした時、、亜土夢のスマホに着信が、、「あっ、、葵さんだ、、、」
「えっ、、葵のお姉ちゃんなの、、亜土夢、凜も見たいから、、空間テレビに繋いで」
亜土夢は空間テレビに切り替えた、、、
空間テレビの画面に葵が映ると、、「あっ、亜土夢さん、凜ちゃん、いいかな、、、」
「葵のお姉ちゃん、、何か用なの、、」
「ええと、亜土夢さん、、明日の日曜日、予定はあるの、、、」、「いえ、、何も予定していませんけど、、どうかしましたか、、」
葵は真剣な顔で、、「ほら、前に話した、、凜ちゃん達を盗んだ犯人が見つかった話をしたでしょう、、わかったのよ、、」
「ええと、、わかった、、何がですか」
「凜ちゃんのお姉さんの居場所が、わかったのよ、、」、「えー、、葵のお姉ちゃん本当に、、、」、「亜土夢さん、凜ちゃんとにかく明日、朝10時に迎えの車を行かせるから、来てちょうだい、、」、そう言うと葵はテレビ電話を切った、、、、
ポンコツAIアンドロイドとワンルームライフ 川崎ヒロト @hajimehiroto
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