第7話、ポンコツAIアンドロイドとワンルームライフ
ポンコツAIアンドロイドとワンルームライフ、、7、、葵のお姉ちゃんの知らせ
次の日の朝、、
亜土夢が、起きると、また、ベッドで寝ているはずの凜が隣で寝ていた、、
「えっ、、、これじゃあ、別々で寝ている意味がないじゃないか、、、」
「あっ、亜土夢、おはよう、、」、、凜は朝からニコッと笑顔であいさつした
「うっ、、今日も、かわいい、、」、、亜土夢は照れた、、「あっ、、凜ちゃん、おはよう、、、、そうだ、、今日は葵さんが、話があるからと言っていたな、、急いでご飯を食べて、用意をしないと、、」
「うん、、凜も急いで用意するよ、、、」
亜土夢と凜は、急いで用意をした、、
朝ごはんも済み、、着替えを終えると、10時近くになり、、自宅を出ると、マンション屋上に向かった、、
しばらくして、、葵さんが用意した、空飛ぶAI搭載したフルオートの車が迎えに来た
2人が車の近くまで来ると、、車が、「亜土夢様と凜様ですね、、お迎えにきました、」
そう言うと、車のドアが開いた、、
亜土夢と凜が車に乗り込むと、、シートベルトが締まり、、、、「それでは、まいります、」、、と車がしゃべった、、、
「はい、、車さん、、ありがとう、、よろしくお願いしますだよ、、」、、と凜が言葉をかけると、、、「、、、お客様、おもしろいですね、、初めてお礼を言われました」、、と、嬉しそうに返した、、
空飛ぶ車は、、マンション屋上を飛び立つと葵のお屋敷に向かった、、、
数分後、葵のお屋敷、、、
空飛ぶ車は、中庭の広い敷地に降りた、、
そこには、葵がもう待っていた、、、
車から、亜土夢と凜が降りると、、「あっ、亜土夢さん、凜ちゃん、いらっしゃい、」
「葵のお姉ちゃん、、来たよ~、、」
「葵さん、、ええと、話って何ですか」
葵はニコッと笑って、、、「まあ、、とりあえずお家に入って、、」、、葵は大きなお屋敷に案内した、、
広々としたリビングのテーブル席に着くと、、葵が、、「亜土夢さん、凜ちゃん、、例の、凜ちゃんともう1人の、AIアンドロイドを連れ去った奴が見つかったのよ、、」
「えっ、、、じゃあ、凜のお姉ちゃんか妹の居場所がわかるの、、、」、、凜は立ち上がって言った、、、亜土夢は思った、「たぶんお姉ちゃんだと思う、、凜ちゃんはかわいいけど、、結構、天然だから、、」
「それは、まだよ、、警察とAIアンドロイド中央局の捜査官達が、今、取り調べているわ、、、」
「そうなんだ、、、」、、凜は少しがっかりした、、、、
「凜ちゃん、、時間の問題よ、、すぐに見つかるわよ、、、」
凜は思い出した様に、、「あっ、そう言えば、例の、凜が人間になれるかも知れない装置はどうなったの、、、」、、すると葵は困った顔で、、「凜ちゃん、、焦らないで、、あれは、簡単には始動出来ないわよ、、まずは安全性、、魔法の様な装置なのよ、、科学の力では解明出来ないわ」
凜はまた、がっかりした、、それを見た亜土夢が、、、「凜ちゃん、、亜土夢は凜ちゃんが、人間でなくても大好きだよ、、ずっと、いつまでも、一緒にいるから、、」
凜は泣きそうになり、、「亜土夢、、凜は死なないんだよ、、亜土夢がいなくなっても、残るのはイヤだよ、、亜土夢と同じが良いの、、」
葵も、亜土夢もため息をついた、、、
葵は、思わず言った、、「わかったわ、、凜ちゃん、、絶対に葵が、その装置が安全で本当にAIアンドロイドを人間に出来るのか解明して必ず、近い将来、凜ちゃんを人間にしてあげるわ、、、一回だけでも使えるようにするわね、、」
凜はニコッと笑って、、、「葵のお姉ちゃん、、約束よ、、」
亜土夢は、不安に思った、、「凜を人間に出来るのか、、そんな、魔法みたいな事が、、それよりも安全性は、、凜に何かあったらどうするの、、、不安でしかないよ」
世界的な科学者の3つの装置、、
凜は、葵のお姉ちゃんに、、「葵のお姉ちゃん、、凜は、もう一回、例の3つの装置を見たいの、、良いかな、、」、、葵は、ニコッと笑って、、「良いわよ、、私も、例の3つの1つ、、凜ちゃんを人間に出来るかも知れない装置をもう一度詳しく見たいわ」
亜土夢は、、本当に大丈夫なのか不安でしょうがなかった、、
3人は、テーブル席を、立つと、、研究ラボの方に向かった、、、
葵の、大きな屋敷の広い庭を抜けると、、更に大きな研究ラボの前に着いた、、
「やっぱり、、大きいな、、警備も厳しそうだ、、、」、、「凜は、、ここで生まれたけど、、全然、記憶が無いわ、、」
「そうね、、でも、確かな事よ、、、、叔父さんが生きていたら、、すぐにでも、凜ちゃんを人間に出来たかも知れないわ、、まあ、あの装置が、完成してるのかもわからないけど、、」
厳重な警備を通過して、認証システムのゲートを抜けると、、研究ラボの中に入った
「本当に、この研究ラボの中は、広いな、、端の方が見えないくらいだ、、」、、、研究ラボの中を、、3分ほど、エスカレーターロードで移動すると、、、研究ラボの中央部に、例の3つの装置が、更に厳重な警備の元、、10人程の、警察関係者が、配備されていた、、、
凜は、何とも思わない様子だったが、亜土夢は場違いな感覚でいた、、、「本当に、俺達が入って良い施設なのか、、、警察や、国のAIアンドロイド科学庁、中央局の捜査官に、更に政治家、、科学大臣や、、学者もいる、、俺と凜がいるのは不自然じゃないのか、、、」
亜土夢の思いとは、別に、、葵と凜は、、警察や捜査官の見ている前で、、例の、3つの装置に近ずいた、、、
すると、葵が、、「さてと、、この、装置は前も、言ったけど、、たぶんタイムマシンの様なものよ、、本当だとしたら、、世界的にも、、大発見よ、、国家重要機密ね、、、、絶対に、知られてはいけないわよ、、まあ、、今となっては、、動かせないけど、」
亜土夢も、不思議そうに、葵に聞いた、、「ええと、、葵さん、、誰も、試さなかったのですか、、」、、葵はニコッと笑って、、「亜土夢さん、、あなたはこのタイムマシンが動くとして、乗ってみたい、、」
亜土夢は、、「いや、、俺は無理だし、、、ちゃんと行けるか、、後、元の時代に戻れる、保証がないと、、」、、葵も、、「でしょう、、誰も、怖がって、乗れないわよ、、だから、、動く保証も無いのよ、、まあ、、もっと科学が進めば、遠い未来、あたりまえな事になるかもよ、、」
凜は、、「凜は、乗りたいよ、、凜を作ったお父さんに会いたいし、、愛ちゃんと愛美ちゃんにも、お母さんだって会いたいよ、、あっ、、そうだ、、未来に行けるなら、、人間になって、亜土夢とちゃんと結婚して、、かわいい子供がいるか、見てみたいよ、、」
亜土夢は、、凜の顔を真剣に見て、「凜ちゃん、、亜土夢は、凜ちゃんにそんな危険な事をして欲しくない、、凜がAIアンドロイドだってかまわない、、凜がいなくなる方が絶対に嫌だよ、、」
「でもね、、亜土夢、、凜は絶対に人間になって、亜土夢の子供を生むの、、」
「はいはい、、亜土夢さん、凜ちゃん、、次の装置をみるわよ、、」
亜土夢達は、次の装置の前に立った、、、
「ええと、葵さん、、確かこれが、人間とまったく同じ様なパーツが作れる装置ですよね、、凄いな、、この装置だけで、、本物に近いAI、アンドロイドが作れるなんて」
葵も不思議そうに、、「本当よね、、叔父さん、凄いことをやったわね、、この、装置の使い方や、必要な部品とか、成分がわかったら、、もしかしたらこれから先の医療の分野で、、再生医療が発達するんじゃないの、」
「再生医療ですか、、そうなったら人間の寿命がますます、延びますね、、」、、凜はピンとこなくて、、「えー、、亜土夢、、そんなに長生きが良いの、、凜は一瞬、一瞬が楽しければそれで良いよ、、今は亜土夢と一緒だから、、でも、亜土夢が長生きするなら、凜は嬉しいよ、、ずっと一緒にいられるから、、、凜も人間になって亜土夢の子どもを生んで、、死ぬ時も一緒が良いからね」
亜土夢は困ってしまって、、「凜ちゃん、俺達はまだまだ若いんだから、、まだまだ先の話だよ、、亜土夢だって、凜ちゃん、みたいな子どもは欲しいけど、、焦らないでね」
凜は不満そうに、、、「やだ、、、すぐにでも、、亜土夢と凜の子どもが欲しいの、、、絶対に、、きっと、亜土夢みたいな優しい子どもだよ、、ねっ、、亜土夢、、」
「、、、そうなったら良いね、、、」
葵もニコッと笑って、、、「良いわね、若いって、、凜ちゃん、、、絶対に葵が、叔父さんの装置を解明して、必ず、凜ちゃん、を人間にするからね、、、」、、凜は嬉しそうに、、、「うん、、、葵のお姉ちゃん、、よろしくね、、出来るだけ早めにね、、」
亜土夢達は、その、凜を人間に出来るかも知れない、一際大きな装置の前に来た、、
「亜土夢、、この機械は大きいね、、あそこにドアがあるよ、、あそこから中に入るんだね、、覗いて見ようか、、中に入ってみたいね、、どんなふうになってるか興味があるよね、、、、、」、、亜土夢は心配そうに、「凜ちゃん、ダメだよ、、ほら、警備の警察が見てるし、、、凜ちゃんに何かあったら、大変な事になるでしょう、、」
葵も、、「そうね、、解明出来るまでは、慎重にしないと、、凜ちゃん、、、良いわね」
「うん、、、わかった、、」
同僚木下からのお誘い、、、
しばらく葵と話した後、、亜土夢と凜は、空飛ぶ車AIジャイロカーで自宅マンションまで送ってもらった、、、
「亜土夢、、なんか疲れたね、、凜の、お姉ちゃんか、妹、、早く見つかれば良いけど」
、、「そうだね、、案外、、近くにいるかもね、、そうだと、すぐに会いに行けるかもね、、」、、、凜はニコッと笑って、「うん、、絶対、、会いに行くよ、、」
亜土夢は凜の手をつなぐと、、「さあ、凜ちゃん、お家に帰るか、、ところで今日の晩ごはん何を食べたいかな、、」、、凜は、満面の笑みで、、「うん、、、亜土夢が作る、ハンバーグが良いよ、、だって、世界一美味しいから、、」、、亜土夢は困惑して、「凜ちゃん、それは言い過ぎだよ、、じゃあ、ハンバーグにしようか、、」、、、「うん、、りょ、なのだ、、凜も手伝うよ、、」
2人はワンルームの自宅に戻った、、
自宅に戻ると、亜土夢はさっそく、ハンバーグ作りの用意をした、、「亜土夢、、凜は先にお風呂に入って良いかな、、お外に行ったし、、何か、、精神的にいろいろとあったから、、」、、それを聞いて亜土夢は困惑した、、「えっ、、、精神的に疲れたの、、なんか、、ますます凜ちゃん、人間的になってきたみたい、、本当にAIアンドロイドなのかな、、本当は人間じゃないの」、、「ねえ、亜土夢、、聞いているの、、」、「あっ、良いんじゃない、、凜ちゃんはきれい好きだから、、じゃあ、、お風呂から出てきたら晩ごはんだよ、、」、、「あっ、そうだ、、凜も手伝うと言ったのに、、」、「良いよ、疲れたみたいだから、、早くお風呂に入って」、「亜土夢は優しいね、、凜は、亜土夢の奥さんで良かったよ、、、」
あれから数日が経ったが、葵の連絡は来ないで、、亜土夢は普通に仕事をこなした、、、休み前の、金曜日午後、、休憩時間、同僚の木下からメールが入った、、、「えっ、、、わざわざメールなんて、俺の部署に来れば良いのに、、なになに、、明日の休み暇か、、ええと、、忙しいですと、、」、、亜土夢はそっけない返事を返した、、、しばらくして、木下が亜土夢の部署に来た、、
「おい、、高橋、、どうせやることないだろう、、明日さ、、由紀とプールに行くから、由紀が、お前と凜ちゃんも行かないかと言っているんだ、、」、、亜土夢は困惑して、思った、「えっ、、プール、、大丈夫かな、、確かデパートで、いろいろと凜に服を買ったけど、水着って買ったかな、、いや、そんな事じゃなくて凜、、プール大丈夫なの、、まあ、、お風呂は毎日入っているから良いけど、、、」
春斗は(木下)、、そんな亜土夢を見て、、「お前、、凜ちゃんの水着姿を俺に見られたく無いのか、、由紀も一緒に行くんだぞ、、そんなイヤらしい目で見ないよ、、、そこはお酒もOKらしいぜ、、まあ、凜ちゃんは未成年だから、ダメだけど、、」
「、、、思っていないよ、、、わかった、、帰ったら凜に聞いてみるよ、、」、、「じゃ、、決まったら、電話くれ、、時間と場所を教えるから、、」、、「ああ、、」
亜土夢は不安を抱えながら、、帰宅した
マンションの自宅のドアを開けると、相変わらず凜が待っていた、、「あっ、、、亜土夢、、待ってたよ、、今日はね少しずつ花嫁修行で、、お掃除とかしたんだよ、、大好きなお風呂もピカピカにしたし、、凜は偉いでしょう、、」、、、「えっ、そうなの、、」
亜土夢は不安そうに、見ると、けっこうきれいになっていた、、「凜ちゃん、、凄いね、、少しずつ、成長してるんだね、、」
凜は不満そうに、、「亜土夢、、凜は亜土夢の奥さんでしょう、、このぐらい出来てあたりまえよ、、子どもじゃ無いのよ、、」
亜土夢はニコッと笑って、、「そうだね、、、、」
「亜土夢、、疲れたでしょう、、凜がお掃除してきれいになった、お風呂に入ってね」
凜は嬉しそうに話した、、亜土夢はさっそく風呂に入る用意をした、、、「ああ~気持ち良い、、」、、亜土夢は周りを見て、、「あっ、本当にきれいになっている、、まあ、俺もきれい好きだから、普段から掃除してるけど、、本当に少しずつ凜は成長してるんだな、、、」、、亜土夢は、初めて凛と会った頃に比べると、少しずつ凜が大人になった様に感じた、、、
亜土夢は風呂から出ると、さっと夕食を作り、2人そろって食べ始めると、、「ねえ、亜土夢、、今日、お昼に由紀ちゃんから電話があったよ、、」、、亜土夢は驚いて、、、「えっ、、宮崎さんから、、そう言えばこの間のテーマパークの時、宮崎さん、凜ちゃんの電話番号とメールアドレスを聞いてたな、、、で、何かな、、」
凜はニコッと笑って、、「あのね、、明日、何か、プールに行かないかって、誘われたの、、それで、、今日、亜土夢が帰ってきたら、聞いて返事をするって言ったの、、」
亜土夢は、今日、春斗に誘われた事を思い出して、、「あの~、、凜ちゃん、俺も木下に明日プールに行かないかって誘われたよ、、で、、凜ちゃんはどうする、、」
凜は亜土夢の顔を見て、、満面の笑みで、、「凜は行きたいよ、、だって、由紀ちゃんと仲良くなりたいもん、、由紀ちゃん優しいし、、由紀ちゃんを見て参考にするんだよ、、亜土夢の良い奥さんになるために、見習うの、、良いでしょう、、」
亜土夢は困惑した、、「えっ、、宮崎さんもまだ結婚してないけど、、見習うって何を、あっ、、凜ちゃん、、プールだけど水着は、、あるの、、」、、「うん、、この間亜土夢に買ってもらった中に下着みたいな物が混じっていたから、、調べたら、水着らしいよ、、」、、「えっ、、凜ちゃん、それってビキニじゃ無いよね、、」、、「えっ、違うよ、何か、ネットで調べたらワンピースとか書いてあったよ、、亜土夢、、ビキニとか言うのが良かったの、、」、、亜土夢はほっとして、「イヤ、、それなら、良いよ、、」
夕食が終わると、、亜土夢は、春斗に電話して、プールに行く事を伝えた、、春斗は亜土夢に、、時間と場所を教えた、、凜もまた由紀にメールをしていた、、
亜土夢と凜は、、とりあえず明日に備えて、いつもより少しだけ早く寝るようにした、、、「亜土夢、、一緒に寝ようね」
、、、「うん、、別々に寝ても、、朝起きると必ず俺の横にいるから同じだね、、もう、別に布団を用意をするのもやめて、、一緒に寝るか、、」、、寝付きの良い、凜はすぐに寝た、、亜土夢は寝顔のかわいい、凜を見てドキドキしたが、、仕事の疲れもあって、、しばらくすると眠っていた、、、
不思議な少女との出会い、、、
次の日の朝、、亜土夢と凜は、早めに起きて、、軽く朝ごはんを食べて、、、春斗達との待ち合わせの時間に合わせて、、行く用意をした、、、「凜ちゃん、、水着は持ったね、、忘れ物はない、、、ええと、確か、待ち合わせは12時で、、けっこう遠いから、電車で、1時間はかかる、、」、、「亜土夢は心配性だね、、まだ10時だよ、、仕事じゃ無いんだから、、」、、「うん、、、でも、、相手を待たせるのはキライだから、」
亜土夢と凜は自宅を出て、駅に向かう為にマンションを出ると、不思議な事にあった、、2人がマンションのエントランスを出た時、何か探していた少女がいた、、、その少女が、、亜土夢達に近ずいて、、
「ええと、、あの、良いですか、、、ええと、この、マンションに住んでる人を探しているのですが、、、えっ、、、」、、女の子は、亜土夢と凜の顔を見て驚き、、、
凜はニコッと笑って、、「えっ、、何かな、、凜ちゃんで良いなら、教えるよ」
女の子は驚き、、亜土夢と凜を見て小さな声で呟いた、、「えっ、、、この人、凜ちゃんお母さんだよ、、じゃあ、隣は、あ~、パパだ、、カッコいい、、昔から優しそうだわ、やっぱり、私はパパが本当に好きかも、、」
亜土夢と凜は、優しい顔で女の子を見ていた
亜土夢が、、「ええと、、この、マンションに知り合いでもいるのかな、、ここは、ウェルテラスA1だけど、、エントランスに管理人がいるから聞いた方が良いよ、、案内しようか、、、大丈夫かな、、」
女の子は、亜土夢の顔をうっとりするように見ていて、、また小さな声で呟いた、「あ~、パパは昔から優しのね、、好き、、大好きだよ、、」、、亜土夢は、不思議な感覚で女の子を見ていた、、、「この子、、何か、知っている人のような気がする、、、誰かと似てるな、、、」
凜は、ニコッと笑って言った、「亜土夢、、この子、凜と似てるね、、すごくかわいい子だよ、、美人さんね、、」
「凜ちゃん、、初対面で失礼だよ、、、ごめんね、、大丈夫かな、、エントランスに入ると管理人がいるから、、じゃあ、凜ちゃん行こうか、、急いでいるから、、」
女の子は、、ニコッと笑ってお礼を言った、、
「えっ、、、ありがとうございます、大丈夫です、、、ええと、エントランスですね、、後は、管理人さんに聞きます」
「そう、、じゃあ、行くね、、」、、亜土夢と凜は、駅に向かって行った、、女の子は嬉しそうに誰かに呟いた、、「やったわ、、念願かなって、、来て良かったわ、、ねえ、、見たでしょう、、」、、「、、うん、、感動したよ、、私も行きたかったわ」、、女の子は、ずっと、亜土夢と凜を見ていた、、これが、、不思議な少女との出会いだった、、この、女の子達が、、これから先の亜土夢と凜の未来に関わるとは、、2人共、、思っていなかった、、、
亜土夢と凜は、、駅に着くと、、リニア式電車に乗り込むと、、プール近くの駅に向かった、、、「あっ、、、凜ちゃん、電車は初めてじゃなかったかな、、大丈夫かな、」、、「うん、、今までで、一番の遠出だよ、、、葵のお姉ちゃんのとこは、空飛ぶ車で行ったけど、、そんなに遠くないし、、ほとんど、エスカレーターロードで行ける所だったし、、お金もかからないもの、、」
「、、ごめんね、、凜ちゃん、あまり贅沢させないで、、もっと、、働いていろんな所に行こうね、、」、「うんん、、良いよ、凜は亜土夢と一緒にいるだけで、、」、と、、本来のAIアンドロイドを購入した目的を忘れている亜土夢であった、、
プール近くの駅で、亜土夢と凜はリニア式電車を降りた、、駅を出ると、5分ほど、エスカレーターロードで移動すると、、室内型、アクアシティ、プールドームに着いた、、、すぐ近くに木下春斗と宮崎由紀が待っていた、、、
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