第5話
「私の子でもありますから、魔法の才も大いにある事でしょう、楽しみですわ。」
とレティシアお母様は言う
僕は魔法の方が好みかなぁ
某白い悪魔な魔法少女アニメで砲撃は神ってことを学んだし。
エルフの魔法使いも攻撃魔法と防御魔法さえあればいいって言ってたから
そう言う方向で伸ばし行きたいな。移動砲台的な戦い方をしたい。
食堂の扉が開き、一人の老婆が入ってくる
「レンちゃん今日は起きても大丈夫なのかい?」
あ、ネコお婆様だ!最近は見ていなかったけれど元気そうで良かった。
そんな名前なのか?と言われそうだがネコという名前はエジプトのファラオでも使われていたくらい神聖な名前なのでセーフ
「大丈夫なの」
なのと言えば某○○局の白い魔王を思い出すなぁ...
あの人は一回もなのって語尾つけていなかった気がするけど...
「あら?今日はなのって付けてるのね」
よくぞ気づいてくれた!
「ロゼお姉ちゃんからのお願いなの」
まったくお姉ちゃんめ、僕は着せ替え人形じゃ無いと言うのに
現在着ているのはロゼお姉ちゃんが幼い頃に着ていたドレス風の服で
めっちゃヒラヒラしてるので動きにくい。
そしてお父様は否定的な反応はしなかった。寧ろ顔のデレデレ感が増してる気がする
「あらかわいいわねぇ...お嬢ちゃんマフィンおひとついかが?」
ネコお婆様は手作りと思われるマフィンを差し出してくる
わ。い
「ん...頂くの」
「レンは相変わらずお菓子が好きね。」
レティシアお母様は微笑ましいものを見るように僕をみる
「甘い物は正義なの」
「魔力測定に行かなくていいの?」
「ん!今行くの!」
マフィンを無理やり口に詰め込むと魔力測定器がある教会に行くレティシアお母さまの後を追う。
つづく
過保護な姉と強すぎる魔法 〜病弱な少年の異世界奮闘記〜 赤ぬこ むぎ猫 @akanuko
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