第4話
「おや、レンもう起きて大丈夫なのかい?」
心配そうに僕に見つめるこの男性は僕の父親である
アイザック・フォン・ヴィッテンフェルト、白い短髪に髭がカールしている
簡単に説明すると...音楽室の肖像画でいそうな見た目、ベートーヴェンみたいな容姿してる。流行りなのかな、その髪型
「お父様、僕はもう大丈夫です、お騒がせしましたの」
「そうか...それならよかった。お前は我がヴィッテンフェルト家待望の長男だからな、体を大事にするんだぞ?お前は体が弱いが将来の為に最低限の訓練は積んだほうがいいぞ、今日は木剣を振ってみようと思うのだがどうする?」
といったように僕に対してはちょっと遠回しに心配してくるが家族にはバレバレである。
「あなた、レンは体が弱いんだから無理させちゃダメよ?」
とアイザックにレンの訓練を手加減するように言うのは僕のお母様
レティシア・フォン・ヴィッテンフェルト、6人の子を産んだ経産婦なのにまだ美少女と言える容姿をしている。一体どんな美容法をしているのか....と世の中の女性は妬ましく思っていることだろう。自分もなぜお母様がこんなに綺麗なのか疑問に思っているが前にお母様に聞いた時ヒ・ミ・ツ♡と言われたのでそう言うもんだと思うようにしている。
「むぅ、早く剣を振らせたいのだが...」
剣一本で王国内の戦士の頂点に君臨したことがある。アイザックは息子である僕に剣を握らせようとしていた。多分無理じゃないかな。できて砲撃魔法での移動砲台だし
「レンには魔法の方がいいと思いますわ、他の貴族も魔法を重視していると言いますし。」そうなの?確かに魔法で吹っ飛ばしたほうが楽だもんね。戦場を吹っ飛ばす砲兵は神だって何処かの誰かさんも言ってたし。
「ふむ....では魔法に関しての検査をしてから今後の方針を決めるとしよう」
「レンもそれでいいか?」
わーい検査!異世界物名物、魔力量検査!SSSランクとかあるのかな。
「はい!大丈夫です。...なの」
魔法....今までは簡単な危険のない魔法しか教えてくれなかったから楽しみ
「うむ、よい返事だ、わしの息子だ、剣士としての才能はきっとあることだろう。」
とアイザックお父様は言う
「私の子でもありますから、魔法の才も大いにある事でしょう、楽しみですわ。」
とレティシアお母様は言う
僕は魔法の方が好みかなぁ
某白い悪魔な魔法少女アニメで砲撃は神ってことを学んだし。
エルフの魔法使いも攻撃魔法と防御魔法さえあればいいって言ってたから
そう言う方向で伸ばし行きたいな。移動砲台的な戦い方をしたい。
つづく
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