第9話 編集後記

    編集後記


 貫一は、目標に向かうことで、不安を、和らげたが、引き換えに、極度の疲労を感じるようになった。


 執筆に集中的に、取り組事によって、疲労は、ドンドン、蓄積していき、小説の完成する頃には、精神的に、ボロボロの状態になっていた。

 あと、2週間の間があったら、この作品は完成しなかっただろう……。


 書いてみて、一般の人達は、上司から押し付けられた目標を、達成する為に、プレッシャーをかけられている。

 その結果、様々な文章を書いている。


 貫一は、執筆の苦労を、知っているから、その人達の苦労が分かる。ただ、一般の人達は、それで、サラリを貰える……。


 けれど、貫一には、執筆に対して、何のペイもなく、ただ、次作のために、疲労回復する為に、1、2か月、文筆業から離れ、静養しなくてはならなかった。


 貫一に、とっては、これは、非常に効率の悪い、執筆法だった……。別に執筆を、生業としている訳ではないので、文句は言えないが、日々の生活の中で、執筆、以外にも、色々な、用事があって大変だ……。


 そんな、困難な、執筆環境だからと言って、世の中を、悲観している訳ではない……。

 楽しく生きるには、構造的な考えや、知識がいると、貫一は、考えているので、まだまだ、勉強が足りない…。


 それでも、まあ、大局的に見たら、好きなものが書けて、幸せかなぁ……。

 今度は、精神障害者の話から離れて、自由なテーマで、書きたいものにチャレンジしたいです……。

               

 当面は、カクヨムさんに、お世話になって、執筆の公開を続けることにしている。

 ただ、作業所「ハトさん」は、何とか、世に出したい……。


 これは、何年もかけて、書いたからなあ……。

 これから、どうなるのか、私には、分かりませんが、少し、執筆を続けて、書き慣れようと考えています……。

 何故なら、来年か、再来年に勝負を賭けようと、考えているからです……。


 世の中は、そんなに甘くありませんが、そんなに、苦くもないような気もします。


 私には、作品が評価されたら、それを看板に、文章教室を開きたいという、野望があります……。

 障碍者を集めて、塾を開きたいのです……。


 私の行く手には、大きな壁が、そびえています。この壁を打ち破る事が、出来るのでしょうか?

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