何かをガチってる作品はやはり唯一無二の魅力があるなぁと思います。この作品で言えば「醸造」、及び「酒」。
かと言って説明臭い話や小難しい話が続くわけではありません。
基本的には、酒好きの(駄)女神とポジティブ少女(20歳だけど!)のドタバタ異世界転移ファンタジーです。
キャラクターが愛らしく、展開に無理がなく、しっかりした目標があり、非常に読みやすい。その目標に据えられる「酒造り」のガチ感。そしてファンタジーならではのアレンジ。このバランスがね、ほんと絶妙ですよ。銘酒って感じ。
丁寧に話を進めている印象を受けるので、おそらく長編になるのでしょう。大歓迎ですね。
ビール、ウィスキー、ワイン、なんでも作りまくって欲しい(笑)
ファンタジー好きにも、お仕事好きにも、酒好きの同志にもオススメしたい良作です!