第105話 愛を貫くための条件

 帝国歴520年2月22日

 曇天が大地を照らすはずの太陽を遮った。

 これから激しい雨が降るであろう黒き雲。

 あの雲を見て、今後を憂うのは何も天候だけじゃない。

 帝国の正面と背後に暗き影が迫っていたのだ。


 この日、皇帝陛下の名において、緊急召集がかかる。

 場所は玉座の間。

 これは前回の招集とは違って、この会議には皇帝が出席するという証。

 軍関係者と王家、それと一部の内政官が急遽皇帝の元に集まらねばならぬ事態であるならば、今からする話がいかに緊急で重大なのかが、皆に事情を話さずとも勝手に伝わる。

 皇帝と、皇帝の脇に立つ第二皇子が話し出す前の緊張感はとんでもないものであった。

 強張った表情をする者が多い中で、第二皇子が皇帝の代わりに話し出す。


 「よくぞ集まった皆の者。時間がないので、さっそくだが本題へと入る。今回招集した理由は、同時多発での戦争が起こりそうなのだ。説明を始める。よく聞け!」

 「「「はっ」」」

 「それは・・・・・・」

 

 一同驚愕のその理由は。

 ハスラの前にある巨大河川フーラル川の王国方面の川岸。

 そこからさらに奥にある都市パルシス。

 その都市に大船団が用意されているとの情報が入った。

 なので、王国の狙いは船での進軍であると簡単に予想されるのだが問題はそこではない。

 敵の進軍先が目先の都市ハスラなのか。

 それとも川下にあるフーラル湖の東からマールダ平原西に上陸して狙うのが都市リーガかもしれないのだ。

 こうなってしまっては、帝国としては防衛の構えを二か所で行わなくてはならない。

 よって帝国は、あらかじめ二つの軍を待機しておかなくてはならなくなった。

 なのでハスラはダーレ家が。

 マールダ平原とリーガはドルフィン家がそもそもの自分の家の領土を守るために防衛を担当することとなる。

 しかし、危機はこれ以外にもある。

 それは、アージス平原にも敵は軍を展開してくるらしいのだ。

 ここは先の大戦ほどの規模ではないと予想されているが、ここが一番防御に難しい場所である。

 都市ハスラは、川を挟んでいるから守りやすく。

 都市リーガは、悪天候で重たい土のマールダ平原の土地柄で、敵はその土に慣れずに動きにくい。

 だが、アージス平原は、この二つに比べて、行き来がしやすいがために、防衛に難しい地形である。

 その先にある都市ビスタも二つの都市と同じ最前線の都市で、ターク家が所有しているので、そのままアージス平原での防衛の任に着くことになった。

 こうして、三家が最前線に軍を送る形となるのだが、ここで衝撃の一報が帝国に届いていたのだ。

 それは・・・・。



 「今回、さらに残念ことがある。それはサナリアが軍事蜂起しようとしているのだ。独立運動と言っても良い」

 「な。なに!?」


 フュンは、顔をあげて思わず声を出した。

 周りに睨まれて、すぐに自分で口を塞ぐ。


 「サナリアは一万以上の軍を用意しており、しかもこの帝都まで迫ろうと画策しているようだ。そして、今回。我々は運が悪いことに全ての戦場に軍が出ていってしまう。この帝都もハスラ、リーガ、ビスタに兵を平等分配の準備をしていて、すでに派兵を始めようとしているのだ。だから今は、帝都の兵は1万も残っていない計算となるのだ。なのでこの事態をどう対処しようかと。・・・・どうすればよいと思う。お前たちは」


 フュンは母国が無謀な戦を仕掛けようとしていることに青ざめる。

 四天王を要しておきながら、なぜ戦争を止められない。

 帝国の強さをズィーベが知らなくても四天王ならば理解しているはずだ。

 

 それらが頭の中を巡りに巡っていた。

 

 「「「・・・・・・・・・」」」


 会議に参加する武将たちは、難しい問題のせいで沈黙を貫いた。


 そしてここで一つ。はっきりさせないといけないことがある。

 それはフュンの処遇だ。

 サナリアの反乱が確定路線であるならば・・・殺すか捕虜にしなければならない。

 だがそうなると、ここでフュンという人物を失うのはもったいないと考えている人物たちがいる。

 それは先の戦争を戦い抜いた武将たちである。

 今から始まる多方面戦争という帝国の窮地。

 これを脱却するには一人でも多くの優秀な指揮官がいなくては話にならない。

 その中の一人にフュンは確実に数えられている。

 ところが、武官はこう思っても、そうは思わないのが政治。

 三家の複雑な事情が彼を殺そうとする。


 「ははは。今の現状……こやつはまったく人質として役に立ってないではないか。ならばかえって邪魔な存在だ。それにだ。こいつもその軍事蜂起に加担しているかもしれん。今すぐにでも殺した方がいい。我らはイーナミア王国と決戦するのです。背後や中に邪魔な存在がいては、安心して戦えないでしょう。ねえ、ウィルベル兄上」

 「そうよ。その男がいながらも反旗を翻すような国なんてね。信用できません。その国もその男もですよ。だからあらかじめその男を殺しておきましょう。このタイミングを計ったように仕掛けてくるあたりも迷惑極まりない。両方さっさと消してしまいましょう」


 ヌロとリナである。

 以前の会議での恨みを忘れていなかった。


 「それはいかん。フュンを失えば、戦場一つの盤面を任せられる将が消えるのだぞ。それは一人で、万以上の人を救える。それほどの人間を救える将軍なのだぞ」


 スクナロは庇う。

 たとえ他家の武将だとしても、大きい一括りの帝国という利益を考えて言った。

 熱い男のスクナロは、冷静な判断力を持っている人物なのだ。


 「そうです。兄様。姉様。フュン殿がいなければ王国との戦いが・・・」


 会議で珍しくシルヴィアが自分から発言した。


 「お前も庇うとは……兄上は将としてだが、お前は私的なことからだろう。お前の意見は聞かん」


 ヌロが言うとリナが続いた。

 私的な事とは、何のことだと、シルヴィアが顔を向ける。


 「あなた。その男がお気に入りなのでしょ。婚約をしていると聞きましたよ」


 シルヴィアの目がカッと開いた。

 隣にいるジークは表情にも言葉にも出さない。


 「そ、そんなことは・・・・ありま・・・」


 シルヴィアに「せん」と言いたくない気持ちがどこかに出てしまった。

 言い淀んでしまう。


 「何故その先を言えんのだ。・・・・はははは、やはりお前は、この男を好いているに違いない。そうなぜなら、その男を辺境伯にしようとしているのだからな。属国の王子が、辺境伯ほどの位の高い役職になどなれるものか! 夢を見るのも大概にしろ。シルヴィア!」


 ヌロが言った辺境伯というもの。

 それは帝国にかつてあった役職である。

 そして、この役職になれたのは、帝国の中で、ただ一人でたった一つの家。 

 百年以上前に存在していた今は無きトゥーリーズ家だ。

 辺境伯とは、貴族より位が高く、王家とは別の存在になり、その人物が治める領地は、帝国の直轄地ではなく独立国のように運営することが可能となる役職である。



 この言葉はシルヴィアが今まで人と会話して、一度しか使用していない言葉。

 それはフュンとの婚約の約束の時にした一回きりである。


 「まさか・・・ヌロ兄上!」


 シルヴィアは戦慄した。

 あの時のハスラ防衛戦争で、偽の情報に振り回されていた。

 それはどこかの間者が自分たちの都市に紛れ込んでいる結果だと反省し終えていた。

 だからまさか、敵国でもない。自分の腹違いの兄が・・・。

 そんな罠を仕掛けていたとは、信じたくない事であった。


 

 ◇


 子らの会議を黙って聞いていた皇帝は、ここで独り言を言った。

 それは誰にも聞こえない声である。


 「…サナリア・・なるほど・・・ジーク・・・ここだな・・・よし」


 体を微妙に動かし始めた皇帝は肘掛けに体を傾けて、話し出す機会を待っていた。 


 ◇



 「この男を殺して終わりにしましょう。すぐにでもサナリアに軍を向けて、あそこを焼け野原にしてしまえばよいのです。そうすれば我々は、前線に集中できます。ウィル兄上」

 「た…確かにそうだな。それが・・・よさそうだな」


 冷酷な判断をしたリナにウィルベルが答えようとするも。


 「駄目だ。それでは帝国は負ける方に傾く」


 スクナロが許可をしない。

 それに対して、フラムも続く。


 「そうです。一度東に行き。中央へと戻ると、兵の疲弊度が激しい。それと前線の防御陣を作りこむ時間が取れません。そうなった場合の損失が計り知れない。それでは帝国は前線の方を維持できません」

 「そ。そうか」


 ウィルベルも自分の将に言われたら、納得せざるを得なかった。

 

 「フュン殿が必要です。サナリアを止めるためにです」


 動揺に負けじとシルヴィアは必死に彼を救おうとした。


 「フュン殿に少しの軍を」

 「貴様、誰が裏切り者に軍を貸せるのだ」


 シルヴィアの懇願に対して、即座にヌロが反論する。


 「お許しいただければ必ず、彼がサナリアの反乱を鎮めます」


 彼女はまだ粘るがヌロが邪魔をする。


 「黙れ、お前に軍全体の指揮権はない。お前はその男を好いているから目が曇っているのだ。お前は王族なのだぞ。そして、こいつは裏切りの属国の人質なのだ。身分違いにもほどがあるのだ。いい加減にしろ。この破廉恥女が。売女め。帝国の恥さらしが!」


 あまりにもひどい言葉に、怒りを露わにしたフュンが前に出た。


 「いいえ。私とシルヴィア様は何も関係がありません! ですからその叱責は取り消していただきたい。シルヴィア様への侮辱は失礼でありますよ。それにそんな言葉。妹に使う言葉でしょうか。ヌロ様」


 フュンはその鋭い瞳をヌロに向けて、彼の目の奥を見る。

 相手を黙らせるような瞳で威圧したのだ。

 その力強さにヌロは蛇に睨まれた蛙のように黙った。




 フュンがついた嘘。

 それはシルヴィアを守るための嘘。

 でもそれはシルヴィアの胸をズタズタに引き裂いた。

 心を裂いただけなのに、それはまるで全身に傷がついたように痛みだす。

 彼の強烈な否定は、彼女の心の底すらも抉っていったのだ。


 「・・・む・・・無理です」


 急に言葉に詰まるシルヴィア。

 会議に出ている全員が彼女を見る。


 「わ、私には無理です。あなたにそう言われるのだけは・・・・私には辛すぎる・・・わた・・・しには」


 シルヴィアがその場に立ちすくみ、ただただ泣いた。

 両の目から、ポロポロと流れる涙。

 幼少の頃より人前で泣いたことのない女性。 

 ここにいる武官たちも、そして兄妹たちもそれを知っている。

 こんな姿は見たことがない。

 いつも凛とした姿しか見たことがない。


 止めた言葉の先を言ってはいけない。

 彼を好きだなんて言ってはいけない。

 頭ではそれを分かっていても、彼女は愛する思いを。

 本心を止めることが出来なかった。


 泣くのを止め。

 彼女は自分の右の袖で涙を拭い。

 しっかりと前を向いた。


 「……私は、フュンが好きなのです。フュン・メイダルフィアという一人の男が好きなのです。属国の王子などという事はどうでもよいのです。そんな身分など、私には関係がありません。私は彼の全てが好きなのです。ですから、他の誰が否定しても・・・・私たちの関係を誰が否定しても構いません!」


 力強く言った後に、さらに強く言う。


 「ですが、フュン・・・私はあなたにだけは否定されたくないみたいですよ」


 皆を唖然とさせてから。


 「私は我儘なようですね。フュン。私はあなたを心から愛しているのです。嘘でもあなたに拒絶されたくない。だって・・だって・・あなたが大好きなのですから」


 堂々とフュンに向かって微笑んだ。

 瞳に涙を溜めながら微笑んだのだ。


 「シ、シルヴィア様・・・・・・」


 フュンはその彼女の決意と告白に驚き、そして覚悟を決める。


 「はぁ。そうですね。自分の立場が悪くなろうとも・・・・あなたがそこまでしてくれたのです。これに応えなければ、私は男ではありませんね。いいでしょう。今度は私が、あなたの為に動かなくてはいけません。全てを賭けましょう。もちろん。僕だって、あなたの為に動けるのですよ。おまかせください。シルヴィア様」


 段々とフュンらしくなる彼の話口調。

 彼女に思いを返した後のフュンは、自分の場所から移動し、皇帝陛下と第二皇子がいる玉座の前で跪いた。

 

 「陛下。どうか私にチャンスを頂けないでしょうか」

 「急に無礼だぞ。属国の王子フュ・・・」


 第二皇子が答えようとすると、皇帝が手で遮った。

 皇帝自らが会話する。


 「うむ。何のだ」

 「どうか、私に、サナリアの反乱を鎮める時間をください」

 「…ほう」

 「私が今回のサナリアの裏切りを止めてみせます。陛下!」

 「そうか・・・・よい」


 皇帝はあまり悩まずに端的に許可を出した。

 周囲はざわつき始める。


 「あ、ありがとうございます。陛下!」

 「許可はする。だが、いくつか条件がある」

 「……!? は、はい。な、なんなりと」


 驚きながらフュンはさらに頭を下げた。


 「サナリアの軍が一歩でもこちらに踏み込んできた場合・・・・そうだな。関所にしよう。関所を越えたら、サナリアの軍を消滅させる。完膚なきまでにだ。そして、今の新たな王になった男も同じく消滅させる。もしこちら側に許可なく来たら、必ずそ奴を引きずりまわして殺すからな。よいな」

 「は、はっ」


 中々厳しい条件に一瞬フュンはたじろいだ。


 「そして、もう一つ。帝国の軍は貸さん。サナリアのことだ。サナリアの者が解決せよ。帝国の軍人と軍を使うことは許さん」

 「・・・・・は・・・はっ」

 

 更なる条件はとても厳しいものである。

 第一条件よりも遥かにだ。

 軍無しではどうやってと頭によぎるが仕方ない。

 頷くしかない。


 「まあ、これを達成するには、とても難しいことであろう。そこでだ。余は、その見返りがなければならんと思うのだ。どう思う、皆の者」


 なぜか、皇帝はこの場にいる全員に意見を求めた。

 達成不可とも言える条件に皆の思考は止まっていて、皇帝に対して無言で頷くしか出来ない。


 「そうだ。皆もよく分かっているな。これが難しい事だとな・・・・・・・よって、余は。この男が無事にサナリアを平定した暁には、帝国の辺境伯。サナリア辺境伯の地位を与えようと思う。今の王はいらんから、ちょうどよい。この男をサナリアに据えよう。褒美はこれでどうだろうか。誰も文句はあるまい。帝国が一兵も出さずに済む上に、事件が解決するのだ。サナリアのことは、サナリアの者が解決することになる。これは帝国にとっては儲けものであろう」

 「「「・・・・・・・・」」」


 絶望的な条件とその豪華な褒美に、全員が沈黙する。


 「はははは。皆は出来んと思っておるのか。はははは。余は違うぞ。この男はやりきると思っている。どうだ、フュン・メイダルフィアよ。この条件、お主にとって、最高の条件ではないか。余の娘、シルヴィア・ダーレーと結婚しても良い身分だとは思わんか。辺境伯であるぞ。そうだろシルヴィア。どうなんだ? この男と結婚したいのだろう? 余はそういう風に話を聞いていたぞ? どうなんだ?」

 「は、はい。もちろんです……へ、陛下」


 跪いたシルヴィアは、驚きと嬉しさで少しばかり戸惑っていた。


 「…んんん。悲しいな。こういう時は父上がよいよな。シルヴィアよ」

 「は、はい。ち。父上。ありがとうございます」


 シルヴィアは顔をあげて答えると。


 「うむ。気分がよいぞ! シルヴィア! はははは」


 皇帝はとても嬉しそうな顔をした。



 一人だけ楽しそうにしている皇帝は、フュンという男を最初から認めていた。

 それは帝国に貢献した武功からではなく、あの初めて会った時からである。

 今もこの自分を見つめる目に嘘偽りがない。

 穢れのない魂をもちながら、この陰謀渦巻く王宮内で生き残った政治センス。

 そして、王国との戦争でも戦果を挙げて、帝国内の民の評価も上げたこの男のことを。

 帝国を立て直した偉大なる男は、初めからフュンの実力を認めていたのだった。


 「それで、どうする。フュン・メイダルフィアよ! 余はお主がやり遂げると思っておる。だが、周りは出来ないと思っておる。しかし、お前自身はどう思っておるのだ。答えを聞かせよ」

 「はっ。陛下。必ずや……私は必ず陛下の命令を成し遂げてみせましょう。サナリアのことはこの私にお任せください。必ず帝国の背後を安全にしてみせます」


 フュンは立ち上がり、力強いまなざしで陛下を見上げた。

 その瞳は、逆に陛下を威圧しているかのようにも見える。

 フュンの恐れも抱かない瞳に、皇帝は満足した。


 「うむ。よし・・・では・・・これよ・・・」


 皇帝が話を終わらせようとした瞬間、フュンがまた出てきた。


 「陛下、少しお待ちを。私は勅書を頂きたいです。陛下から直接命じられたという証。私は陛下からの完全たる使命を果たしたいのです」

 「・・・・ふふふ、はははは。ここでもやはりお主は大胆不敵。はははは。余は非常に満足である。初めて見た時の衝撃。そのままだ。変わらぬそなたに満足である! 必ず書いて指令を出そう。そして必ず使命を果たせ! フュン・メイダルフィアよ」


 高らかに皇帝は笑い、フュンは真っ直ぐ皇帝を見つめて頷いた。

 その大胆さ。豪胆な心の強さに、余は満足である。

 皇帝はそう思っていた。


 「よし。では皆の者。余の使命を受けた。このフュン・メイダルフィアが帝国の背後の危機を押さえる。皆は前線の危機を押さえよ。以上だ! 解散せよ!」

 「はっ」



 こうしてフュンは、帝国に人質としてやって来てから、最大の危機を乗り越えて、最大の試練が訪れたのである。

 帝国が危機に陥っている。

 この極限状態の中で、フュンだけはサナリアの地で兄弟対決を迎えようとしていた。

 彼の運命はどう導かれるのか。

 それは辺境の地サナリアで分かるのである。


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