甘い誘惑〜人工甘味料の事実と真実〜

加賀倉 創作

甘い誘惑〜人工甘味料の事実と真実〜

【注意】結論が完全なる陰謀論なので、陰謀論嫌いの方は閲覧をお控えください。私はあくまで可能性に基づいた、素人の浅はかな推論を、表現の自由に基づいて、特定の個人や組織を攻撃しない範囲内で展開するのみです。


——人工甘味料


 あなたはその種類を、幾つあげられますか?


 サッカリン、アスパルテーム、ネオテーム、アドバンテーム、アセスルファムK(カリウム)、スクラロース、キシリトール、ソルビトール、グリチルリチン酸ナトリウム……


 それらの多くは、自然に存在する・しないに関わらず、脳が『甘い』と感じる物質を化学的に大量合成して、砂糖などの代わりにしてやるために作られた。


 が、それらの安全に疑問を抱く人も少なくないだろうし、そもそもセロシュガー飲食料品の味が苦手だと言う人もいるだろう。


 私自身も、プラシーボ的かもしれないのだが、人工甘味料の後味の悪さを感じるタイプである。


 アスパルテームは、もとを辿れば、その正体は人体にとっての必須アミノ酸であるフェニルアラニン。


 アセスルファムKの『K』はカリウムの『K』で、その正体はカリウムえんの一種。カリウム自体は人体におけるあらゆる神経伝達に関わり欠かすことのできない存在であるのは確かである。


 これだけ聞くと、それらは一見良さげなものに聞こえる。


 ではなぜ、人工甘味料は体によくない、と言われがちなのだろうか。


 その理由の大部分は、『化学的に合成』されている点にある。


 ここで、そもそも「体内に入れる前提のものを人工的・化学的に合成する」という行為が、何を意味するのかをよく考えていただきたい。


 キーワードは、『不純物』と『安定性』だ。


 人間の脳や人間の生み出した機械はとてつもなく高性能だが、完璧ではない。なので、作りたいものを、百パーセント思い通りには作れない。


 よって、我々人間の生み出したもの、今回の場合人工甘味料は、必ず『不純物』と不確かな『安定性』を内包する。



 まず不純物。


 どの人工甘味料にも言えるのだが、それら合成過程でこの不純物のできる量、種類、と言うのが未知なのである。その安全性ももちろん不明。


 人工甘味料は、に合成されているので、葉物の野菜に砂や虫がついている、などとは訳が違う。


 ちなみに、この不純物、正体がわかっていても、人体への良し悪し関わらず、パッケージの成分表示内には、記載の義務はない。


 大雑把に、人工甘味料の名前だけを記載すればいいのだ。



 そして次に安性。


 先にあげた『アドバンテーム』を例にすると、こちらの物質、ジュースに添加してペットボトルや缶の中に詰めた後は、別の物質に変わる。そしてその変化先も、変化後の物質の安全性も不透明である。


 この安性に関しても、ルール上、パッケージへの表示義務はない。


 もちろん、人工甘味料の全てが必ずしも有害、有害である可能性があるとは言い切れないので、絶対に避けろなどとは、私は言わない。それらを摂取する、しないは自己責任である。


 しかし、名言はしないが、「よくわからないものを体内に入れる」ことが何を意味するかは、ここ二、三年で、さすがの現代人(私含め)も実感したように思う。



 また、これは余談だが、冒頭で人工甘味料は、全てが必ずしも『甘く』するためのものではなかったりする。


 例えばソルビトールは、甘さは同量の砂糖以下で、主に添加対象のしっとりさを増したり、砂糖の析出を抑制する目的がある。



 以上を踏まえた上で、私が声を大にして言いたいのは……




【警告】壁此拠陰謀論————————————————





 日本の厚生労働省の示す、人工甘味料含む化学的に合成された添加物の使用可否や使用基準は、先進諸国のそれらと比べて……


 非常にいのだ。


 気になる方はぜひ、ご自身で調べてほしい。


 面白いのが、あのWH◯でさえ、人工甘味料の摂取に関して、注意を促しているほどである。


 では、なぜ、そんな疑わしき人工甘味料を、こぞって使うようになってきたのか。


 その建前上の理由は、『輸送コスト』にある。


 今、日本は二〇二四年問題の真っ只中であり、輸送の際の、積荷の重さや体積は、重大な懸念事項である。


 そんな中、あらゆる食品に使われる『砂糖』の輸送量が減れば、どれほど効率化が図れるか。


 アセスルファムKの甘さは砂糖の一〇〇倍以上、アスパルテームは二〇〇倍以上、スクラロースは六〇〇倍以上、ネオテームは一〇〇〇〇倍以上、アドバンテームは一万倍と四〇〇〇倍以上と、人工甘味料の甘さは桁違いである。


 そう、人工甘味料は、食品に甘さを加えると言う視点では、砂糖よりも遥かに輸送コストが低いのである。


 安全性や味の担保を度外視すれば、これは間違いなく合理的な手段である。


 だが……


 私としては、自分でもまだ半信半疑の段階、いやそれは誇張で、ほんの、万が一、億が一の可能性ではあるのだが、人工甘味料の普及には真の狙いが別にあるのでは、と考えている。


 どう言うことか。


 一言で言えば、人工甘味料、ひいては化学合成した添加物の……


『治験』。


 先ほど、日本における人工甘味料の使用制限は甘い、と述べたが、それがここに効いてくる。


 訳のわからないものを特定の集団に摂取させ、その影響を数年、数十年単位で、観察する。


 結果、無害だと判断できたならば、世界的に使うようにする。


 有害、あるいは不明ならば、使わない。

 

 ゼロシュガーかもしれないが、裏で何か消しからぬ動きのある可能性は、ゼロではない。


 以上、加賀倉による陰謀論者ごっこでした。

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