「水無月（みなづき）かああ水無月や水無月か」

去年（きょねん）の俳句（はいく）でも出しましたが、京都（きょうと）の「夏越（なごし）の祓（はら）え」といえば、和菓子（わがし）の水無月。

「夏越（なごし）の祓（はら）え」は半年間の穢（けが）れをはらうもの。茅（ち）の輪（わ）くぐりも有名です。

「水無月」はういろうの上に小豆（あずき）が乗っています。

甘（あま）いです。

土台のういろうは白いの、黒糖（こくとう）で黒（くろ）いの、あと抹茶（まっちゃ）で緑（みどり）とか。最近、いろいろ。

四角（しかく）のそれを三角（さんかく）に切っていただきます。

水無月を持って帰ると、ああ六月かと、水無月かと、そう水無月だと。

「チャウチャウ！」

「チャウチャウ？　ちゃうちゃう」

「チャウチャウちゃうん？」

「チャウチャウちゃうんちゃう？」

（犬のチャウチャウだ！）

（チャウチャウ？　違（ちが）うちがう）

（チャウチャウと違うの？）

（チャウチャウと違うと思うよ？）

そのレベルの笑（わら）い話になるというローカルな句です。

▼「水無月」の写真（しゃしん）、あります

メーカーのですが

和菓子屋（わがしや）さんの買（か）ってきたらまた載（の）せます

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