夕まずめ泣きの一投夏も暮れ

ゆうまずめきの一投いっとうなつれ」


夕まずめ:夕方ゆうがたも魚がよくれるそうです。


坊主ぼうずです!

釣果ちょうかなし!!


泣きの一投?

さて、何度目なんどめのそれでしょうか。

あせると余計よけい、おさかなさんも察知さっちしてはりにはかからない。

ほら、そうこうしているうちに長い夏の日も暮れ、夏そのものも過ぎてしまいます。

何でもほどほどがいいのです、ほどほどが。

こころゆったり、余裕よゆうあるときのほうがうまくいくものでしょう。


さてさて、だれが泣いているんでしょうかね。


こっそりかえったら、坊主ならぬ般若はんにゃ出迎でむかえられることでしょう。


朝まずめと夕まずめ、対句ついくでした。

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