ー 2話
ガチャ、バタン。
佑真「ただいまー。」
(母ちゃん、買い物行ってるのか.....)
佑真「そんじゃ、晩飯になるまで設定でもしとくかな。」
ピコン
佑真「ん?」
どうせ達也からのメッセだろ.....
達也:今日の夜8時にヴィギルアって町の中央にある噴水広場に集合な!
佑真:俺、何もこのゲームの情報知らないから場所分かんないんだけど。
達也:あー、大丈夫だってヴィギルアは、チュートリアル終わったときに転送される場所だからさ。
達也;中央にある噴水広場は転送される場所からでも見えるから。
佑真:了解。8時な、どうせ先に初めてるんだろうけど、楽しみ過ぎて時間に遅れるなよ。
達也;りょ、了解!大丈夫だって。
佑真「はぁ....こりゃ絶対遅れてくるな。」
ヴゥン PCが起動しました
このコードをPCに繋げてから、ゲームのサイトでアカウントの登録をするんだっけか。
このゲームか、"書架に飾る"ってタイトルのやつでいいのか?
それにしてもRPGっぽい名前のゲームじゃないな。
んで、アカウント名とパスワードを登録して、ログイン。
おぉ、これでできたのか。
一応、始める前にVRについての説明とゲームの説明も見とくか。
まず先にVR機器とPCをコードで繋げると、これはさっき始める前に繋げたやつね。んでこのデカい機械を頭に装着し、電源を入れる。
電源を入れたら、ホーム画面が現れて目で操作可能と、
注意:慣れるまでは、サポート機器を活用ください。
このコントローラーがサポート機器で、ゲームを始めると脳内に電波を....
つまり、意識がゲーム内に入るってことか。それで自由に動いたりできますってことなのか。それでゲームの説明は......
移動や声の発生は、現実世界でやるときと一緒で、身体能力はステータスによって変わってくると、つまりムキムキのキャラでも力のステータスが低いと軽そうな石でもむちゃくちゃ重く感じるし、逆に速さが高いと太っているキャラでもむちゃくちゃ早く走れるってことか。
えっと、他にはスキルがあってスキルは声に出せば発動できると。
慣れれば、声を発さずにその動きで技が発動すると、でもこれって誤ってスキルが発動とかしないのかな?まぁやっていけば分かることか。
んで、魔法系の攻撃は演唱が必要だけど高火力の遠距離攻撃ができて、属性ダメージ(火だったら火炎ダメージで持続ダメージが発生する。)のか。
それで、最初は慣れるまで少し動きにくい場合や身体がついてこない場合がありますか、ネット情報によるとステータスによって現実とは違う風に動けてしまうから、それに脳が付いていけないのが理由らしいな。
それで、辞めるときはメニューからオフラインボタンを押せば辞めれて、ゲームをするときは楽な姿勢でゲームを始めないといけないのか、長時間その体制のまま意識がなくなるのと同じだから、変な姿勢だったりしたら戻ってきたときに身体が痛くなるのね。
そんじゃ、ゲームを起動してチュートリアルだけでも終わらせますか!
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