第4話 嘘発覚

まずは周りの返り血を鎖に変えて先生を固定する。案の定模倣コピーしようとするが目に血をかけてそれを阻止。「ぐっ!氷川くぅぅぅうん!?目潰しは反則って小学校で習わなかったのかコノヤロぉおぉぉおおおぉあぉ!?」「やっぱり謎に優しい人って、本性表すと怖いんだね…というか、返り血も操れたんだね、時雨くん」「なんかやってみたら出来た」「うわ適当だね」「有栖だってさっき飛んでたじゃん。あれなんなの?」「気流を操る能力みたいだから何となくできるかなと思ったら出来た」「そっちもヤケみたいなもんじゃん」「ぶっ殺っしゃぁぁぁぁぁぁああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」「とりあえず先生は動けないし、軽く腕潰すか」そう言って俺は、先生の腕に血槍を刺そうとする。が、「かかりましたね!模倣コピーィ!!」俺の視界は真っ赤に染まった。「しまっ!」「仕返しに串刺しにしてや」「させない!」先生の腕に千枚通しが突き刺さる。「痛ぇ!なにするんだゴルァ!」「やっと血を拭えた…ていうか、今の先生の声、女っぽくない気がするのは私だけ?」「もしかして、先生の皮を被った偽物?」「は?何を言ってるんです!私は巴美里!年齢35歳!独身!」「巴先生は既婚者だ!」「は?」「あと年齢あと10くらい若いし」「な!?」「ボロが出すぎてボロボロだな」嘘がヘッタクソだなぁ……「正直に言え、

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