第十三話

 目覚めたフルエットが最初に感じたのは、激しい頭痛だった。

 ガンガンと頭の内側からハンマーで殴りつけられているような、ひどい痛みだった。

 次に感じたのは、頬を撫でる冷たい風だ。身体に染みついたままの香の臭いを吹き払うようなそれは、窓から流れ込む夜風だった。

 声もあげられないまま身じろぎすると、代わりにうめきみたいな軋みが聞こえた。自分がベッドの上に寝かされていることに、フルエットはようやく気が付いた。

「フルエット様」

 視界の端で、赤い三つ編みが揺れる。

「……お加減はいかがでしょうか」

 ベッドの傍らに、ゼフィラが座っていた。隣のサイドテーブルには、水差しとコップがある。

 ダイニングから引っ張ってきた椅子に腰を下ろした彼女は、凪いだ表情をしている。彼女のこんな顔を見るのは、いつぶりだったろうか。

 ゆっくりと身体を起こす。頭はまだ痛みを訴えていた。

「あまりよくはないかな。……でも、顔を見たら少し落ち着いた気がするよ」

 笑ってしまうくらい、弱々しい声だった。後半は本心のつもりだったのだが、皮肉っぽく聞こえてしまったかもしれない。

 お加減がよろしいようで、くらい言われるかと思っていたが、ゼフィラは何も言わなかった。ずっと仮面のように纏っていた刺々しい空気は、今は感じない。昔に戻ったみたいだった。

「っ……そうだ、ユリオくんは?」

「あちらに」

 ゼフィラが振り返った先、開け放たれた扉を押さえるように椅子が置かれている。

 ユリオはその背もたれに、ぐったりと寄りかかって座っていた。青い顔して目を伏せた様子からは、香の影響が察せられる。

「ユリオく……っ」

 ベッドから立ち上がろうとしかけた拍子に、ひときわ鋭い頭痛が走った。たまらず、頭を押さえてうずくまる。

 ゼフィラから差し出された水を飲み干すと、痛みはいくらか和らいだ気がした。

 空になったコップをフルエットの手から回収して、ゼフィラはもう一度彼の方を振り返る。

「あれだけ濃く香が漂う中、わたくしたちを抱えて歩き続けたのです。あの身体でなくとも堪えるでしょう」

 ゼフィラがコップに水を注ぎなおした。

 口をつけるでもなく、フルエットは受け取ったコップを手の中で揺らす。音もなく波立つ水面を、フルエットはしばし見つめていた。

 やがて、揺れるコップの縁から水が溢れた。

「わかってはいたんだ」

 行けば、かえって二人に迷惑をかけることは。

 ユリオのことを考えれば、街に助けは求められない。だからって、彼女が森へ向かうべきではなかった。

 本当に二人の安全を考えるなら、朝までこの家で待つべきだったのだ。

「……でも、悪い想像ばかりが浮かんでしまって」

 もしも二人が森の中で意識を失ったままでいて、そこを獣や異類に見つかったら? 目を覚ましたとしても、負傷して動けないでいたら?

 あるいは。森に落ちた時に、二人とも……。

 今は目の前にゼフィラが居て、ユリオもすぐ近くに居る。それでも思い出してしまった不吉な想像が、冷たい手でフルエットの胸を鷲掴みにする。

 震える身体を抱き締めて、それでもまだ声が少し震えている。

「じっとしていられなかったんだ」

 死蔵していたありったけの香を焚きしめ、森へ向かうことを選んでしまった。二人を見つけられなかったとしても、自分の血が生き餌になれば、そのぶん二人の身を護れるかもしれないと思った。

 なんて浅はかな。

 もしも途中で香の効き目が薄れていたら、ユリオの身体が香に耐えられなかったら。次から次へともしもが浮かんで、

「申し訳ございませんでした」

 深々と突き出されたゼフィラの頭が、深みにはまっていくフルエットの思考を遮った。コンフォーターにほとんど額をくっつける勢いに、フルエットは思わず身を引く。

 姿勢はそのままに、ゼフィラは言葉を続けた。

「事故の原因は、わたくしが運転を誤ったことにあります。わたくしの誤りがなければ、フルエット様が森に足を踏み入れることはありませんでした」

 少し早口で言い切って、ゼフィラは顔を上げてフルエットを見つめた。指を中へ丸め込むように手を握る。

「……最も根本的な事故の原因は、わたくしがフルエット様にはたらいてきた数々の無礼にあります」

 深く息を吸う。そして彼女は、もう一度深く頭を下げた。

「立場をわきまえぬこれまでの無礼、心よりお詫び申し上げます」

 その声は、少し掠れていた。

 微動だにしないゼフィラの背中に、フルエットはやっとのことで「やめてくれ」と声を絞り出す。彼女よりもよほど震えた、哀れっぽくて情けない声だった。

 違う。自分には、ゼフィラに謝られるような資格なんてない。

「君には、その権利があったんだ。だって、君のその傷は……。私のためにあの晩、香を焚かないでいたから……!」

「違います」

 弾かれたように身体を起こしたゼフィラが、コップを握るフルエットの手を包み込んだ。

「香を焚かないと決めたのはわたくしです。あの異類が入り込んだのは、わたくしのせいです」

 フルエットから手を離し、ゼフィラは左手で前髪をかきあげる。顕わになった傷跡に、フルエットの視線が釘付けになった。

 ですから、と。右手を胸元に、ゼフィラは宣誓するみたいに告げる。 

「この傷は、すべてわたくしの選択の結果なのです」

「っ……」

 息が詰まる。違うと言いたいのに、声が掠れてうまく言葉にできない。

 ゼフィラが前髪を降ろす。はらりと落ちた赤い髪は、傷口から血が流れるみたいだった。

 フルエットを見つめるゼフィラの頬が赤く染まる。緑の瞳は、潤んだ微光を帯びていた。彼女の指先が、もう一度フルエットの手に触れる。

「……わかってはいたのです。フルエット様が、わたくしの身を案じてくださったことは」

 苦しむフルエットを案じて、ゼフィラが香を焚かなかった晩。血の娘を嗅ぎ付けて入り込んだ異類が、ゼフィラに消えない傷を負わせた。

 だからフルエットはその後、ゼフィラを屋敷へ送り返した。屋敷から付いてきてくれた、彼女の意思をないがしろにしてでも。

 ゼフィラがこらえた笑みを浮かべる。彼女の目元からは、今にも涙が溢れそうになっていた。

「それでも……お傍に居られなくなったことが、寂しかった」

 屋敷の使用人たちは、帰ってきたゼフィラを慰めるのと同じ口で、フルエットのことをいくらも罵ったそうだ。フルエットはそれで構わなかったが、ゼフィラはそうではなかった。ゼフィラは声を震わせて叫んだ。

「わたくしは彼らが憎らしかった。フルエット様が何をしましたか!? 悪いのはフルエット様ではなく、襲いかかってくる異類ではないですか! あの事故だって、フルエット様は何も……!」

 そうやって日々募っていった寂しさと怒りは、次第にゼフィラを蝕んでいった。そして彼女は、こう思ってしまったのだ。

「わたくしも、彼らのようになってしまえたら。……フルエット様を、嫌いになってしまえたら。そうしたらいっそ、楽になれるのではないかと」

 ゼフィラが伏せた目尻から、雫がこぼれ落ちた。

 嫌いになってしまえば、もう寂しく思うことはない。同僚たちの言葉に、怒りを抱くこともない。

 そしたゼフィラが浮かべた嘲笑は、たぶん彼女自身に向けられたものだった。そんな顔をしてほしくなくて、だけど言葉を遮ることもできなくて。フルエットはつかの間、歯をくいしばって顔を伏せた。今はとにかく、すべてを吐きだしてほしかった。

 使用人たちの言葉に同調していれば、途中までは簡単だったそうだ。流れに身を任せてしまえば、人の好悪の情は案外簡単にひっくり返る。

 ですが、とゼフィラの声が上ずった。

「金子をお届けする役目を仰せつかった時、わたくしの心は浮足立ちました。フルエット様に、またお会いできるのだと」

 こぼれそうになったものを呑み込むように、彼女は天井を振り仰いだ。すんと鼻を鳴らす音が聞こえる。

 向き直ったゼフィラは、まだ目元を手で覆い隠していた。

 しかしゼフィラは、フルエットを嫌いになろうとしていた自分のことを思いだした。途端に自己嫌悪で頭がぐちゃぐちゃになって、この期に及んでなおフルエットに会えることに喜ぶ自分が嫌になった。寂しいくらいで嫌いになろうとして、また会えるというだけで、嫌いになろうとしていたのを忘れて心躍らせる自分に嫌気がさしたゼフィラは、激しい自己嫌悪の中である結論に至る。

「気づきました。わたくしがフルエット様を本当の心の底から嫌える時が来るとしたら、それはフルエット様がわたくしを嫌ってくれた時だけなのだと」

 そうすれば今度こそ、寂しさに心すり減らすことも、自己嫌悪に苦しむこともなくなるはずだった。

「ですからわたくしは、フルエット様に」

 ゼフィラの呼吸が荒く乱れる。

「フルエット様が……、わたくしを嫌ってくれればと、だから……っ」

 今度は呑み込もうと天井を仰ぐ間すらなく、目元を押さえる手からぼろぼろと涙がこぼれ落ちる。涙をたたえた瞳を決してフルエットに見せまいと、声を押し殺して泣くゼフィラの姿は、本当は自分にその権利はないのだと叫んでいるかのようだった。

 コップがコンフォーターの上に落ちて、染みが広がる。

 身を乗り出すようにして、フルエットはゼフィラを抱きしめた。細腕をいっぱいに広げて、自分よりも背の高い従者を包み込むように胸に抱く。身体に感じるこの熱は、きっとゼフィラの体温だけではなかった。

「ごめん」

 抱きしめたゼフィラの頭に、こつんと額をぶつけた。伏せた瞳の目尻が熱くうずいて、一筋涙が頬へ伝う。

 胸を締め付けられる思いがした。今まで見せた態度の裏で、ゼフィラはどれほど苦しんできたのだろう。

「……私は、当然だと」

 傷の件だけで嫌われて当然だと思っていたフルエットは、彼女の態度もまた当然のものだと受け入れてしまっていた。ゼフィラがどんな思いでいたかなんて、想像したことすらなかった。

「と……っ」

 腕の中でくぐもった声がする。そのままもぞりと動く気配があって、フルエットは額を離す。

 ゼフィラが顔を上げた。すっかり腫れぼったくなった目が、怒ったような眼差しで見上げてくる。

「当然なわけっ、あるものですか……っ!」

 今度はフルエットの番だった。ゼフィラが身を起こした拍子に豊かな胸元へ引き込まれ、そのまま抱きしめられる。温かいだけでなく少し息苦しかったけれど、今のフルエットにはその息苦しさが心地よかった。

 

 しばらくそのままで居るうちに、ゼフィラは胸元で小さな寝息が聞こえ始めたことに気づく。

 腕の中に目を向けると、フルエットはいつの間にか眠ってしまっていた。ベッドに寝かせた時とは違って、その寝顔はいくらか安らかになっていた。

 ゼフィラは、胸が少し軽くなるのを感じていた。

 

「おい、ゼフィ」

 できるだけ声を潜めて、ユリオはゼフィラに呼びかける。

 フルエットを抱きしめたまま振り返った彼女は、霞がかかった月の晩みたいに穏やかだった。思わず面食らったユリオに、ゼフィラが少し眉根を寄せる。

 「なにか」と口の動きだけで問うてくる彼女の目つきは、森の中で向き合っていた時の棘がなくなっている気がした。

 彼女の腕の中で、おだやかに寝息を立てているフルエットへ目を向ける。ゼフィラに視線を戻し、二人を交互に指で示した。「失礼ですよ」と睨まれて、「ごめん」と指を引っ込める。

「それよりさ、ずっとそのままのつもりか?」

 まだ夜は深い。

 フルエットは眠りが浅い方だと前言っていたから、朝までこのままということはないのだろう。とはいえざっと数時間、ずっと抱きしめたままというのは体勢とか色々つらくはないだろうか。お互いに。

 ユリオの指摘に、ゼフィラはゆっくりとフルエットを見た。彼女が身を乗り出したベッドを見た。そしてユリオを振り返って一言囁く。

「お前も手伝いなさい」

 フルエットを起こさないように、二人で協力してベッドの上に寝かせる。コンフォーターを肩までかけなおして整えるゼフィラの表情は、懐かしんでいるみたいだった。お付きのメイドだったのだ、昔はこういうこともよくやっていたのかもしれない。

 フルエットを寝かせ終えると、ゼフィラはダイニングから持ち込んだ椅子を抱えてユリオを見た。

「少しよろしいですか」

 迷いなく頷いた。


「お待たせしました」

 ダイニングのテーブルに、ゼフィラがカップを乗せたお盆を運んでくる。最初はユリオが用意しようとしたのだが、ゼフィラが頑として「自分が」というものだから、根負けして任せたのだった。

「ありがと。やらせてよかったのか?」

「ええ。わたくしにも立場がありますので」

 ゼフィラは一礼すると、向かいの椅子に腰を下ろした。お茶の甘い香りが、二人の間をふわふわと漂う。ユリオの記憶が正しければ、これはフルエットが寝る前によく飲んでいるヤツの香りだった気がする。なお、カップはふたつある。最初はひとつしか出していなかったのだが、流石にユリオが拒否した。

「で、どうしたんだ?」

 カップには手をつけないまま、ユリオはテーブルに肘をついて身を乗り出す。ゼフィラの視線が肘に突き刺さったので、すごすごと身体を引いた。

「ユリオ」

 やっぱりカップには手をつけないで、ゼフィラはユリオを真っすぐに見つめて告げる。

「わたくしは、まだお前を信用していません」

「そっか」

「怒らないのですね?」

「怒るかよ。それだけの理由があるだろ、ぼくには」

 そもそもユリオはこんな身体だ。「まだ」と言ってくれるだけありがたい。少なくとも、これから先信じてくれる可能性はあるということなのだから。

 少し目を丸くした彼女は、そっと指先で自分の唇に触れた。それからゆっくりと深呼吸して、「それなら」と小首を傾げて泣きそうに笑う。

「フルエット様のことを、護ってあげてください。……そうすれば、わたくしもお前を信じられる」

「えっ……と」

 わかったとなんでがごっちゃになって、ユリオは言葉に詰まった。

 言われなくてもそうするつもりだったけど、ゼフィラにそれを言われるとは思ってもみなかった。それにまだ信用できないと言われたばかりなのに、これではむしろ――。

「……いいのか?」

 やっとのことで返事を絞りだすと、ゼフィラは左の前髪にそっと触れた。ふっと漏れた息づかいは、多分自嘲の笑みだ。

「お前はわたくしの目の前で、異類を追い払いました。わたくしにはできなかったことが、お前にはできる。……ですから、どうかお願いできますか」

 お願いの形を取った言葉は、真実ただの確認でしかない。まだ信用できないと言ったその口で、けれどそうでなくては決して口にできないことを彼女は言っていた。

 だったら、ユリオも答えに躊躇いはない。

「うん。フルエットはぼくが護るよ。お前のぶんも必ずさ」

 けれど、ひとつだけ気になることがあった。

 それはこの家で目覚めたあの日、ゼフィラへむかついたばかりに「護らせろ」と口走った時のフルエットの言葉だ。あるいはゼフィラなら、彼女がそう口にする理由を知っているのだろうか?

「ひとつだけいいか?」

「なんでしょう?」

「フルエットは前、『護ってほしくない』って言ってた。その理由、お前ならわかるかな?」

「……そんなことを」

 三つ編みをひっかくように手をやって、ゼフィラは顔をしかめた。思案気にたゆたった視線が、フルエットの寝室へと続く廊下に向かう。

「わかると思います。……ですが」三つ編みから手を離し、彼女は首を横に振った。「できれば、フルエット様ご自身から聞いて頂きたく」

 そう告げるゼフィラの顔は、物思いに沈むみたいだった。

 ユリオはカップを手に取ると、ほどよくぬるくなったそれを一口すすって小さく息を吐いた。

「いつになるかはわかんないけど、なるべくそうしてみるよ」

 護ってもらう必要はない、ではなく。護ってほしくない。

 フルエットは死なないのだから、前者の物言いならユリオもおそらく気にしなかった。なのに「ほしくない」なんて言い方をするからには、何か理由があるはずだ。そして今のやりとりで、その理由の輪郭くらいはおぼろげにでも描けたように思う。

 他に、気になることは――、

「……あ゛」

 嫌なことを思い出して、ユリオの喉からそれはもうひっくい声が漏れた。バリバリと頭をかきむしる彼の様子に、ゼフィラが怪訝そうに顔をしかめた。

「どうしました?」

「フルエットの……その、番がどうとかいう話あったよな。あれはどうなるんだ?」

 そうだった。そもそも今日の出来事の発端は、ゼフィラがフルエットの結婚についての話を持ち込んできたことだった。もし本当にフルエットが結婚するとなれば、護る護らない以前にユリオは傍には居られないだろう。

 ゼフィラはふっと短いため息をこぼして、三つ編みを撫でた。

「あれは……まあ、なんとかなるでしょう。フルエット様のご結婚について提案されたのは、アンジェリカ様……フルエット様の妹御です。ギヨーム様ではありません」

「……つ、つまり?」

「……あの提案は、ただの嫌がらせだということです」

 ゼフィラは額をおさえて首を振った。

 フルエットがコマドリを飼った――もちろん事実は異なる――のが気に食わない妹のアンジェリカが、コマドリを取り上げるための方便として言い出しただけ、というのが事の真相らしい。

「ただの金で買われた召使でした、とでもお伝えしましょう。そうすればアンジェリカ様も、当分は矛を収めるかと。……事実、お前はコマドリなどではありませんしね」

「当分かあ……」

 眉間に皺を寄せて、ユリオは重たく首を振った。フルエットに妹が居る、というのは初耳だった。しかも、そんな嫌がらせを思いつくほど嫌っているのが居るなんて。それもやっぱり、フルエットが血の娘だからなのだろうか。

「フルエットだって、好きでなったわけじゃないのに」

 思わずこぼれたつぶやきに、「ええ」とゼフィラが相槌を返した。

 彼女はすっかり冷めてしまったカップに口をつけると、「そういえば」とユリオへ視線をチラ見した。まだ何かあるのだろうかと疑問符を浮かべるユリオに、カップを置いて告げる。

「わたくしをゼフィと呼んでいいのは、今はフルエット様だけです。お前はゼフィラと呼びなさい」

「……今さらじゃないか、それ?」

 苦笑を浮かべながら、ユリオはその言葉にうなずくのだった。

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