私たちの日常はとても平和です（ガチ）

プロローグ

私、柳谷（やなぎや）つばさには12人の家族がいる。

長女、22歳、国家公務員の私、つばさ。

次女、22歳、専業主婦のリズ。（別に誰かと婚約しているわけじゃないから専業主婦は自称でしかない）

三女、21歳、医学部4年生のあやめ。

四女、20歳、法学部3年生の汐音（しおん）。

五女、19歳、大人気配信者であり、ホワイトハッカー(？？)であり、大学生2年生の遥（はるか）。

六女、18歳、大人気ソロアイドルのりあ。

七女、17歳、高校3年生で生徒会長を務めている茜（あかね）。

八女、16歳、高校2年生でテニス部エースの美鈴（みすず）。

九女、15歳、高校1年生にして稀代の天才といわれる、凪咲（なぎさ）。

十女、14歳、プロゲーマーの優里（ゆうり）。

十一女、13歳、モデルのミリア。

十二女、12歳、中学生棋士のルカ。

十三女、10歳、甘えん坊な末っ子の七海（ななみ）。

という感じ。でも私たちは血は全く繋がっていない。ある事情(あらすじ参照)によって孤児院を出ることになった私たちは、ホワイトハッカー(??)の遥のおかげで戸籍上の家族として暮らすことになった。ちなみに、孤児院で一緒に暮らしてたこともあってか、家族仲はとても良好である。