Season８：統合失調症（本物）になると、起こること。（雑記ブログ）（とうおこ）（完結済）

30代のテーマは超越。

──『朝がやって来るたび僕が僕で 良かったと誇れるそんな日まで

　　　両の手離さずに信じてほしい すれ違う僕らはどこへ行くの？（100%FREE）』──

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　2024年7月16日（火）。21時11分。

　こう、暑くもなく寒くもなく、気温が完成し、外から虫の音が聞こえてきて「あ、初夏」って感じで、ライトノベルの夜のような雰囲気の中にいたら、もう何も無くすものも無くて、ああ、完成しちゃったなと思うと、何をしていいか分からなくなりますね。

　参っちゃうね。

　こんにちは。井上和音です。

　何をしたら良いと思いますか。

　「こんにちは。今日は宵山。今宵は祇園。というわけで京都祇園祭真っ最中の今日ですが、人の混み方が半端じゃないですね。井上さんも京都時代には祇園祭だけには参加できなかったと。大抵アルバイトなのですが。最後の四年生の夏に祇園祭を終えて、就職でどこかに行って京都とはおさらばする予定だったらしいですね。

　統合失調症により崩れ去ったその計画。まさかまだ熊本に居るとは思いもしませんでしたね。

　らせです。年賀らせです。

　何をしたらいいか。もう30代なので人間関係も広がらないし、なんとなく実家で延々と引き籠ることがほぼ確定した感じの人生になりましたが。あれです。20代までの生きる目標みたいなのが『能力ないけど能力のある振りをする。言うなれば格好付ける』だったような気がするのですが、なんか見た目的にももう格好付けるのも限界に達し始めたのが30代手前の井上さんの様子だと思います。

　客観的に見て。

　今日、貼り付けたプロフィールでも貼っておきますか」

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　統合失調症患者が毎日書き残していたら、病状を診察するうえで何か役に立つかなと思って書いています。2021年７月～（毎日書き始めたのは2022年２月から）

エッセイを毎日書いている障害者です。

　以下メモ書き。

　1994年生まれ。

　熊本高校→壺溪塾×2→同志社大学文学部哲学科（四年次に統合失調症になり中退）。

　統合失調症になり閉鎖病棟隔離室に入った日：2018年5月●日。

　統合失調症と発達障害、睡眠障害、HSP。

　精神障害者保健福祉手帳２級、障害基礎年金２級。

　服薬中の薬：リスパダール、オランザピン、セパゾン、レンドルミン、アキネトン、コンサータ、エメダスチン。

　資格：普通自動車免許（AT）、古物商許可証。

　不合格や点数の低い資格試験結果：TOIECIP（500/990）（2018年４月）ITパスポート試験（500/1000）（2018年５月）不合格、ITパスポート試験（500/1000）（2023年3月）不合格、HSK３級（178/300）（2023年12月）不合格、ITパスポート試験（435/1000）（2024年1月）不合格、TOEIC（460/990）（2024年３月）。

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　「読むのをやめられた方も大勢いるかもしれないいきなりのプロフィールの貼り付けでしたが。

　はい。井上さんは何一つ成功したことがないわけです。ここ10年くらい。高校受験を最後に失敗しかありません。まあ、浪人時代辺りで『自分には睡眠をする能力が欠如しているのでは』と気が付き始めて、内科医からマイスリーを貰い始めて、結局は薬に溺れた20代と言うことで締めくくれる気がします」

　薬があれば、もうちょっと行けた気がした。

　統合失調症になった後は、減薬さえできれば、もうちょっと行ける気がした、に変わっていってしまった。

　今はもう減薬している。

　「はい。薬の微調整も終わったということで。リスパダール1錠なんてほぼ飲んでないのと変わらない気がしますが。

　ここからです。

　30代。一言で言えば超越です。

　小学生の頃の自分を思い出してください。例えば『色んな言語を話せる人がいたら凄いだろうな』とか。まあ、熊本の田舎では英語がまともに話せるだけで充分凄い人に思われるのですが。

　熊本でTOIEC800点以上とか聞いたことが無いですね。教える人達もその程度ということなので、学生時代の井上さんが悲観する必要性はないわけです。

　今です。

　Kindle化が進み、デジタル化が進み、部屋に閉じこもっていても、むしろ部屋に閉じこもっているほうが語学とかしやすい世の中になっています。フランス語の生の声を単語と共に聞ける世の中ってそうそう無かったと思いますよ。

　英語もそうですが、中国語もヤバいレベルでネット上に生の声がごろごろ転がっていますし。これ中国の国策ではと少し疑いたくなるレベルでごろごろ教材が転がっています。もうちょっとフランス語とか頑張ってほしいのですが。

　それで、30代は超越。今までの格好付けた自分では限界を迎える時期なので、40代に向けて本気で土台作りをしていく最後のチャンスが30代なのかなと思います。もう格好付けてる時間はないし、格好付けても意味が無いです。髪の毛も後退していますし。

　20代で棒に振った時間は1/4くらいはあったかもしれません。でもこれから先は安定した実家暮らしで、本当に毎日変わらない日々が続いてくわけです。障害者確定のまま、パートタイマー確定のまま。週休は三日。頭は普通。でも幻聴とか聞こえて精神科通いの統合失調症患者。ここは変わらないのかなと思います。

　変わるとしたら読書の種類と時間の使い方くらいでしょう。結婚も出来ないと考えると、このままです。

　数学の色々な定理を知っていたりとか、物理の定理を極めて、世の中をより深く理解できる人生に変わるのかもしれません。

　井上さんは最近はテレビを観なくなったと聞きましたが、それで良いです。テレビなんていりません。モニターだけがあれば良くて、情報を伝える媒体としてはテレビは、離散的で一瞬で情報が終わってしまうので、媒体としてはYouTube以下なのではないのでしょうか。

　音楽を聞きながら朝食を食べるほうがよっぽど良いです。というか、そちらのほうがホテルの感じを味わえますね。テレビはいらないし、よっぽどのことが無い限りは大抵の情報はいりません。井上さんに何の影響も及ぼしません。トランプ元大統領が銃撃を受けようが受けてまいが、井上さんの人生には何の影響も及ぼしません。容疑者が屋根に登っただの登ってないだのどうでもいい情報に過ぎません。トランプ元大統領の罪状疑惑の話はどこにいったのでしょうか。検察も動きにくくなったのでしょうか。トランプは正義になったのでしょうか。

　語っちゃいました。すみません。

　30代のテーマは超越。根っこが整ったのであとはやるだけです。格好付けただけの偽物から本物にでもなってください。本物が言うことならば、統合失調症患者だったとしても耳を傾けてくれるかもしれませんよ。トランプ元大統領ではありませんが」