紙から画面ディスプレイへと文字の媒体が変わったことは、羊皮紙から紙に変わった以来の、文字の伝達保存の大革命。

──『「好きに生きろ」って「好きに向かって生きろ」って意味だったのね』──

☆☆☆


 2024年7月15日(月)。21時08分。海の日。休みの日。


 こんにちは。井上和音です。


 体調が悪い。吐きそう。ガストで。


 いかん。思い出すだけで吐きそうになる。


 一回吐いたことがあるので分かるが、吐いたら終わりだ。信頼も何もかも終わってしまう。


 こんなグロッキーなときに限ってLINEが来るもんな。誰なんだろうか。


 「こんにちは。年賀らせです。大丈夫ですか。何か対処は」


 プリンペラン錠2錠と、セパゾン錠を2錠飲んだ。こんな時にはODしかない。プリンペランでとにかく胃にベールセルベールをした後に、気付け薬としてセパゾン錠を飲んだ。とにかく副交感神経を刺激してパニック状態に陥らないように対処して、後は待つしかない。


 食べすぎと熱中症のダブルパンチ。


 ガストに行ったときにピザをまるごと食うのをやめようかな。きついとき死んでしまうわこれ。


 先輩からのLINEだった。少しずつ吐きそうなのが治ってきた。


 こんにちは。井上和音です。


 21時17分。


 汗が引いてきた。


 今日は何をしたかと言うと、朝からクレジットカード決済の引落しが35万円を超えてしまったところから始まります。吐きそう。


 そんな中で note では「若いうちの目的のないインプットが大事」みたいな話が出てきて。目的のないインプットが無ければアウトプットも出来ないというか、そのうち底をつくのが考えとしてあるらしいです。インプットの数=アウトプットの数の立式が成り立つそうです。


 だからと言って私がKindleに35万円も費やしたことへの後押しというか、そういう風に見たらもう本当に終わりなんだと思う。


 私は月収8万円の弱者なので。プロの人だけがアウトプットしていけばいいんじゃないのかな。私はプロではないので。そのうちやめますよこのブログも。


 本当に吐きそうになりながらも書いているあたり、相当な圧力でもない限りはやめないのかもしれません。今日は休みますと言って続けていそうな気がします。


 X。


☆☆☆


 「ガスト2人前3000円超えて「高いな」と言われて家の経済状況が分かったので、本当に節約します。」


 「戎光祥出版社さんは全部Kindle化してほしい」


 「Kindleの支払いが35万になってた」


☆☆☆


 言うてこれだけですね。本当に節約しましょうと誓いを立てると共に、戎光祥出版さんの歴史の本がKindle化されていたらまた買っていた可能性があるので、Kindle化されてなくてよかったなと思っています。


 多分だけど、セパゾン錠を2錠ODしたせいで、お腹の痛みは取れてきたけれど、今度は眠気と眩暈で目の前がぐらんぐらんと揺れてきた。


 何も、何も思い付かない。


 「数ミリグラムの薬でどうにでもなるから、人間の感情って馬鹿みたいだよね」


 これNHKにようこそ! の名言だと思っていたけれど違ったらしい。どこの名言? 西尾維新先生かな。


 今、21時32分。まだ寝るには早いし、まだ吐き気も少しある。まだ胃の中でピザが踊っている。


 戎光祥出版さんは買えないけれど、中世の武士シリーズで登場してきた超マイナーな武士たちをノートに取った後は、Wikipediaでその武士たちを調べていた。


 お金が無い人はこれくらいしかできないよね。でもWikipediaにもあまり載っていないレベルのマイナーな豪族たち。


 個人的には祝詞のりとの一覧とかが載っている戎光祥出版社の本があるらしくて、それが欲しいけれど、まあKindle化した後ですね。来年くらいでしょうか。お金を使う気は本当にさらさらありません。


 で。


 Wikipediaで昔の地名とか藩の名前を覚えようかなと思って令制国一覧を調べて印刷してみました。東山道とか東海道とかあって、その後に藩が載っているのです。で、全部印刷してみたら60ページくらいになったのですが、結構な厚さになってびっくりしました。


 紙って情報を載せる際にはあまり有効な手段ではないのでは。


 それと、Kindle本が大量にあるのは紙換算でいくと、とんでもない量の印刷物と情報を私は持っているのかもしれないと、少し冷や汗を感じました。これ、竹簡から紙へ、もしくは羊皮紙から紙へと文字の記録媒体が変わっていった、それ以来の大改革の時代に生きているのかもしれないと思いました。60ページのWikipediaなんて、Web上で見たら数分で終わりよ。印刷したら20分くらいは掛かった。時間がもったいない気がとてもする。


 胃の調子が良くなってきました。吐く心配は無くなったみたいです。いや、数年振りに吐くのか冷や冷やものでした。吐いたら信頼度はゼロにまで落ち込みます。あーあ、やっぱり障害者だったか、みたいな目で見られてしまいます。なんとかつくろいだけでも健常者の振りをしておかないと。心配はさせたくないですね。


 お休みたもう、物語。

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