私自身が参考になった、というのもありますが作家になろうとしている人への思いが伝わります。これを期に、どうしたら作家と名乗れるのかについて考えるきっかけになりました。
専業作家になる、という夢がある人は沢山いると思います。しかし、それだけを目指してラスコルニコフのように貧乏で卑屈になって、じゃあ人生楽しくないですよね。それこそ夢がない話だと思います。現実に生きて、それを作品という形にしていく。一つの道に固執せずに、視野を狭くしない、という事が大切なんだと、この作品は教えてくれます。
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