このお話は本編『新緑の朱雀』を読んでいるとさらに面白いのかもしれませんが、基本、こっちから入ってもらっても読み進めていけると思います。
本編ではあまり出てこなかった(たぶん)、朱雀覚醒までの経緯が語られていきます。
ちょこっと本文を引っ張ってきます。
『(主人公)美波神邏は煙たがられていた。当時を知らない同い年の子供達はともかく、事情を知っている大人にとっては憎悪の対象だった。
理由はその大罪人、美波修邏の弟だからだ。
だが、表だって嫌がらせはできなかった。
なぜなら彼の父親が英雄だったから。
英雄の父と大罪人の兄を持つ複雑な家系環境を美波神邏はもっていたのだ。』
もう面白そうですよね?
まだ朱雀覚醒への話はこれから!
ワクワクするような『新緑の朱雀』のもう一つのお話、覗いていきませんか?