「冬の夜」第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト俳句の部一句

めいき~

ねんねこは 親子かまくら 愛しの子


ねんねこは 親子かまくら 愛しの子



<せつめい>

※季語はねんねこ


冬に夜泣きなどされると、寒空の下あやしながら歩きます。通常はおんぶ紐とかだけだと寒くて親子ともども冷えてしまう。


(今の人には余りなじみがないかもしれませんが)おんぶ紐の上から毛布を羽織る様にどでかくて温かい服なり布なりを赤子が冷えない様に被って外を歩いたものです。

このかぶっていく服の事を「ねんねこ」と言って、父母に限らず幼子が居る家庭では必需品でした。ねんねこは家庭によって派手だったり、地味だったりしますが雪がちらついてねんねこの上に降り積もると親子仲良く温まるかまくらが動いている様に見えます。




追記ですが、ねんねこ自体は冬のものなのですがその昔の冷房が効きすぎて幼子にはまずいという事が昔にあったので我が家では「夏も活躍」してました。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

「冬の夜」第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト俳句の部一句 めいき~ @meikjy

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ