第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト短歌の部「鯨雨」
鯨伏 来夢/イサフシ ライム
さらさらり 晩の空には 空鯨 静かに降るるは かの吹く潮かな
昨晩、心地の良い雨音が寝部屋に響いていた。ふと窓から空を見やれば、その雲は、さながら鯨のお腹のようだった。
きれいな雨音は、鯨の吹いた潮のように、ただ心地が良かった。
第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト短歌の部「鯨雨」 鯨伏 来夢/イサフシ ライム @suraimudao
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