自己探究のススメ
千織
もやもやからの自己探究
さて、私という人間がどういう人間かを先にお伝えしよう。
私は長らく教育関係にいて、コーチングに行き、ついに自分なりの内的探究法に行き着いた。
その生き方の動機は、幼少期の精神不安定に対する答え……自分で乗り越える方法、自分のような不安定な子に対してどんなケアが必要かを……知りたかったところによる。
その過程については割愛するが、キーワードは「もやもや」である。
何らか事象があった際”怒り”や”傷つく”ことがあるが、それらの情動は副次的なもの。
本当の最初は「もやもや」なのだ。
事象と自分の価値観(「こうあるべき」と思っていること)のギャップに対して、もやもやが生じる。
その後、人を責めるなら”怒り”、自分を守りたいなら”傷つく”と表現され、ポジティブに転換されるなら”面白い”となる。
では、このカラクリを前提として、「生きやすく生きる」ためにはどうしたらよいか。
「生きやすい」とは、怒る頻度が減り、自分の良さが全面に出て、結果、人間関係が変わり、人生が好転することだ。
まず、もやりが生じたときに相手を見るのではなく、「自分の価値観」に意識を向けるのだ。
そして、
――――この部分は有料となります――――
という風に、「もやもや」は自分から生じているだけで、目の前の相手はほとんど関係ない。
逆に相手が怒っていても、きっかけはあなたかもしれないが、相手の怒りに責任はない。
自分を見直し、穏やかな今世を生きることはできる。
そうしようとするか、しないかは、あなたも含め個人の自由なのだ。
さて、こういう人生を送ってきた私だから、人の育成に関わる人が自己内省を欠く姿勢だとイラッとする。
もやもやの瞬間などない。
すぐに着火だ。
大体こういう輩は、すでに”先生”とか、役職で呼ばれていて、他人から指摘や指導を受けることがない。
そういう立場でありながら、自分の内的探究を疎かにし、自分の怒りをそのまま下あるいは子どもにぶつけている様子は本当に一度殴って、来世の課題として送ってやりたい。
……そう、この私のように、分かれば分かるほど、腹が立つというジレンマもある。
それをどうしたらいいかは、
――――この部分は有料です――――
もう一生修行だ。
「もやもや」は一つのチャンスである。
自己探究を行い、自分という人間に新たに出会う。
それが日々繰り返されていく人生は、なかなかに楽しいものだと思う。
(終)
※有料は嘘です。全然書いてません。
自己探究のススメ 千織 @katokaikou
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