生きている意味がわからない人へ。

生きている意味がわからないあなたへ。

僕は何がしたいんだろう。

ふと、そう思った。

のらりくらりと何も考えず生きてきた。

部活、勉強、それなりに頑張ってきた。

でも今僕に何が残ってる？

高校も大学も受験は失敗した。

やりたいこともなく私大に行った。

そこでもやりたいことはなく引きこもりゲームばかりしていた。

就活も適当にやり、適当な営業職について働いている。やりがいもない。成長もしない。

自分だけにできることなど一切ない。

誰でもできることしかできない。

僕は何故生きているのだろう。

生きるとはなんだろう。

やりたいことがある人が羨ましい。

妬み、嫉妬、不満

どこに向けてもいいかわからない謎の怒り。

僕は生きていない。

「死んでないだけ。」

つい、そんな言葉がこぼれた。

自分でも不思議に思いつつ、妙に納得できる言葉だった。

"死んでいないだけ"

僕にとても当てはまる言葉だ。

やりたいことも何も無い。

順風満帆とは程遠い生活。

子供の頃、絶対にこうはなりたくないと思った人生を今、大人の僕は歩んでいる。

ごめん。

努力が嫌いだった。

一生懸命という言葉が嫌いだった。

他人に興味を持てなかった。

涙が溢れてくる。

何故だろう。自分が全て悪いのに。

悲しい。

人間とは不思議なものだ。

どんなに悲しく、苦しくても人前ではある程度隠すことができる。

どんなにイライラしていても普通に振る舞い、仕事をすることができる。

ただ、独りになった時。

それは溢れ出す。

考えてしまう。

自分の人生は今後どうなるのか。

何も見えない真っ暗な未来の事を。考えてしまう。

僕と同じ心境の人はこの日本に多くいるだろう。

全部投げ捨ててどこかに行きたい。

そう思う人は多いんじゃないだろうか。

でも、出来ない。

僕にも、貴方にも勇気がない。

何も考えず能動的に動いてきた結果だ。

未来が見えないから動けない。

周りの人にどう思われるか怖い。

人に迷惑をかけたくない。

お金が無くなるのが心配。

動けない色々理由はあるだろう。

それでもいいんじゃないだろうか。

僕は一通り考えてそう思った。

"周りの人にどう思われるか怖い"

自分以外の人の事を考えれるなんてなんて優しい心の持ち主だろうか。

"人に迷惑をかけたくない"

偉い。偉すぎる。親、友人、同僚。

大丈夫。貴方の、貴方だけの人生。

自分のためだけに生きる時間があっていいじゃないか。

"お金が無くなるのが心配"

なくなってから考えよう。貴方は今まで良く頑張ってきた。絶対に誰か手を差し伸べてくれる。

僕は今日、仕事を辞める。

お金もほとんどない。転職先もない。

勿論、周りに迷惑をかける気もない。

でもこれが僕の人生だ。

僕だけの人生だ。

これで死ぬならそれはそれでいい。

どうせいつかは死ぬんだ。

死ぬまで人生思い切り楽しんでいこう。

どうせ今は

「死んでないだけ」なのだから。