彼女が浮気しました。すると彼女の妹が俺を寝取りに来ました

アキノリ@pokkey11.1

第一章 彼女の妹の暴走

私は危ない女です♡

第1話 寝取り寝取る

信じた俺、小場正人はアホだった。

そう思いながら俺は頭を抱える。

まさかアイツが。

俺の彼女が別の彼氏とラブホになんぞ。


その最低最悪の行為を見て絶望し俺は歩き出す。

それから俺は歩いた先の公園で絶望する。

天候が雨なのが...幸いしたかもな。

雨...が降ったら何だか心が洗われる感じだ。


「はぁ...」


そうして絶望して座っていると横から声がした。

「せーんぱい」という感じで、だ。

俺は「?」を浮かべて顔を上げるとそこに...制服姿の女子が居た。

ってあれ?

市原美優(いちはらみゆ)?


「...何だお前は。俺をからかいに来たのか」

「そんな訳無いでしょう。...私は先輩に会いに来ました」

「...」


市原美優...俺の浮気相手が市原由美(いちはらゆみ)。

つまり彼女は俺の彼女の1学年下の妹だ。

俺達が高校2年生。

美優は高校1年生で後輩に当たる。


容姿。

ロングヘアーの茶髪。

それから小悪魔的なフェイスをしている。

少しギャルっぽいがあまり話をしたことが無い。

何をしに来た。


「...姉の事を知っているのか」

「そうですね。私は妹ですよ。全て知っています」

「...」

「...それで先輩。私は何をしに来たか当てて下さい」

「どう考えても揶揄いに来たとしか」

「違います。先輩を寝取りに来たんですよ」


言われて数秒間考えて「は?」と反応した。

そして美優を見る。

美優は傘を投げ捨てた。


それから俺にキスをしてくる。

しかもそれだけじゃない...し、舌を入れて大人のキスをする。

俺は愕然として突き飛ばす。

すると美優は舌なめずりをした。


「何を!?」

「先輩。私は...実は先輩が好きです」

「...は!?」

「私は先輩が好きですよ。お姉ちゃんが貴方を捨てたのなら私が貴方を奪っても良いですよね?ね?良いですよね?」

「待て...どうなっている!?美優!」


「そうですね。私ですね。先輩の精子が欲しいんです」と言う美優。

俺は唖然としながら聞き間違いかと思い「何?」と聞いてみる。

すると美優は「...先輩。セックスしましょう」とゾクゾクしながらな感じで話した。

俺は赤面して「冗談は止めろ」と言う。

だが美優は「冗談で言いますか?こんな事を」と歪んだ笑みを浮かべた。


「実際、私は...冗談で言ってないです」

「...冗談で言ってない...だと」

「私、先輩の精子が欲しいです」

「...」


俺は立ち上がる。

それから「揶揄いなら止めてくれ。マジに帰る」と言う。

そして歩みだす。

すると彼女が背後から抱き着いて来た。

そしてモジモジする。


「...先輩。私は真面目に貴方が好きなんです」

「し、信じられるか」

「...そうですか?そんなに信じられないなら私、この場で裸になったりしますが」

「...!...や、止めろ。...分かった。信じる」


踵を返す。

俺達は2人とも雨でびしょびしょになってしまっている。

「美優。...お前身体弱いだろ」と聞いてみる。

すると「そうですね。少し寒いです」と苦笑いを浮かべた。

俺は盛大に溜息を吐いた。


「俺の家に来るか?」

「お邪魔しても良いんですか?」

「ただし変な事はしないぞ」

「分かりました。おあずけですね」


そう言いながら美優は苦笑い。

俺はその姿を見ながら傘を拾う。

それから閉じてから彼女に渡した。

因みに俺だが1人暮らしだ。

なのが災いした。



「先輩。上がりました」

「ああ。気持ち良かったか?風呂は」

「そうですね。...体操服借りて申し訳無いです」

「...まあ着るもの無いしな」


俺は美優とそう会話する。

何というか本当に美人だよな美優って。

そう思える様なボディラインだった。

俺は思いながら目を逸らす。


「先輩のえっち。何処見てるんですかぁ?」

「...揶揄うなって」

「あれ?揶揄いじゃないですよ?」

「...」


赤くなりながら俺は「...取り敢えず座ってくれ」と促す。

すると美優は「はい~」と腰掛けた。

どこに座ったか。

それは俺の真横だった。


「...お前何をしている?」

「見て分かる通りです。先輩の横です」

「...お前な...」

「先輩。実はですね。私、カップが上がりました」

「...カップ?」

「おっぱいですよ。大きくなったんです」


そう言いながら美優は両手で胸を持ち上げる。

俺はその姿を見てから「はしたない」と止めさせようと彼女の手を握る。

すると彼女は目を光らせてニヤッとしてから「隙あり!!!!!」と俺を押し倒す。

見下ろしてくる美優。

俺は汗を流しながら彼女を見上げた。


「...や、止めろ。美優。それに普通は逆だ」

「先輩。...私は「おあずけ」とは言いましたが「今日はしない」とは言ってないです」

「...!?」

「...えへへ」


彼女のお湯?の水滴が俺に落ちる。

俺はこれ以上に無いぐらいに真っ赤になりながら彼女を見上げる。

美優はニヤニヤしながら俺を見降ろしていた。

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