完結お疲れさまでした。
主人公たちや多分世界全体にとっても大きな筋目となった物語だと思います。
色々な意味で家族についても考えさせられ、良い話でした。
魔法の神髄も垣間見ることが出来た事も感慨深いです。
ラザラ・ポーリンが一線を退くことには一抹の寂しさを感じますが、そうやって時代が動いてゆくという感じなのでしょうね。
暗躍する者達の存在とか、大陸全土を巻き込む大きな戦争とか、非常に気になる情報もあり、次回作も期待しております。
無理のない範囲で頑張っていただけると嬉しいです。
それに「いにしえの神々」、陽神フェザラーナ、聖天使イザヴェルなどの存在も気になりまね。
作者からの返信
ありがとうございます!
「いにしえの神々」は、善、中立、悪の三勢力があり、ギルマンさんの世界観にかなり似ているかと思います。
ただ、現在はイザヴェル教が主流となり、いにしえの神々の記憶は、人々のあいだからほぼ薄れてしまっているという設定です。
ちなみに・・・これも作者のメタ目線になりますが、
冒頭でローグ・エラダンが以下のような予見を示しました。
「ひとつ得れば、五つを失う」
「ひとつ失えば、五つを得る」
「いずれもサントエルマの森の偉大なる果実なり」
ラザラ・ポーリンは、「ひとつ失えば、五つを得る」の未来を選択したこととなります。「五つ」はブランウェン家の血脈に関係するものです。
もう一つの世界線、「ひとつ得れば、五つを失う」は、ラザラ・ポーリンが森に残る(カラレナを見捨てる)未来です。この場合、ブランウェン家の血脈は、世界にとって最悪の暗い影としてのしかかることとなりました。
ラザラ・ポーリンにとって「戻れない分水嶺」であるとともに、まさに「世界の節目」であった裏設定でもあります。人間の選択ひとつひとつが世界の未来を形作るということも暗に示したいテーマのひとつとなっておりました!
お気遣いありがとうございます。ともに頑張りましょう!!
楽しく読ませていただきました!
いやー、面白かったです! 壮大かつ重厚な世界観って、大抵足を引っ張って、結末は竜頭蛇尾とか、この設定意味あった? とか、そういうふうになりがちですが。(偏見)
淡路さんが書ききった三つの物語はどれも設定倒れにならず、見事に活きているなと感じました。そこが一番、感じ入ったところであります。
なんでそうなのかというと、世界観を土台にしっかりと物語を描ききることができているからだな、と。
強い、良い物語を書くためには世界観だけでなく、キャラクターも強くないといけないですし、そのどれもがしっかりと有機的に作用し合っての傑作なんだなと、改めて。だからこそ、世代の進んだ世界の各勢力の版図がどうなっているのか、とかも気になるし……とにかく良かったです!
次回作ではラザラさん勇退!? 主人公交代!? あの子は大きくなるとどんなふうになってるのか!?
意味有りげな連中もいたし、まだまだサーガは終わらない、という感じですね! 続きを楽しみに待ってます。新作はリアタイの喜びを噛みしめられそうだ! 笑
作者からの返信
いや~、そう言っていただけると、モチベーションすごくあがります! ありがとうございます♪
三作とも、キャラ立ちはそれなりに意識して描きましたので、うれしいご評価です。☆もありがとうございました!!
実の親も(アドナ)、育ての親(ラザラ)もかなりぶっ飛んでいるカラレナ・ブランウェンは、また別のベクトルに超絶ぶっとんでいますので、楽しみにいただければ光栄ですが……公開まだまだ先になりそう!(><)!