応援コメント

第25話 ひとときの栄光」への応援コメント

  •  やってしまいましたね……。
     これはさすがに、政治や軍事に関わっていないとは言えない。
     ボーリンにとって、家族への情はそれほどそれほど大きかったという事ですかね。
     人としては、理解できるけれど、難しい事になってしまいそう……。

    作者からの返信

    まさに、そのとおりです!

    父と会ったことがなく、尊敬はしているものの母との確執をかかえる彼女は、家族というもののあり方が分からないままに成熟した魔法使いとなりました。

    そして、子どものころ、自らの影を追いかけて遊んでいた彼女にとって、影の魔法は家族も同然でした。

    そんな彼女の前に、突然現われた血縁の者……これまで魔法に向いていた彼女の愛情が、本当の家族へと向けられる、その揺れ動く情の深さが起こした悲劇となってしまいました。