分かりやすく惹かれ、魅惑的な「甘い果実」。けど経験する愛すべてがそうであるはずもなく……。通じ合う暖かな愛、苦い愛、儚く消えた愛。それを幾つも経験したオトナの経験する「愛」を詠んだ短歌です。自分の経験を重ね、思い起こし、自分の辿った軌跡を振り返ってしまう深さがあります。数々の愛の思い出のある方にこそ、是非読んでいただきたい短歌です!
愛を心に描けば薄桃色に染まる心それではまだ若い恋だと笑われますね。あいのいろ 深きを知りて 夫婦となる・・・なんだ 作者の惚気ですね。ごちそうさま 美味しゅうございました。
この世にいる幾多もの「恋人たち」の愛は形も色も異なっているのでしょう。その中で「藍」の色を重ねて行く彼らも唯一の「愛」を大切に抱き続ける。趣深く素敵な調べでした。私には絶対に詠めない内容なのでちょっとうらやましかってです。沢山の方々にこの「あい」が届きますように!