6.命を金に変える魔法
僕は1つだけ魔法が使える。
それは、
「寿命を現金に変える魔法」だ。
この魔法では自分の寿命だけではなく、他人や動物などからも変換することが可能だ。
僕はこの魔法を使って1夜にして莫大な富を築き上げることができた。
だが、実際のところやっていることは泥棒と一緒だ。
勝手に寿命を売り自分だけが得している。
だが僕はお金という魅惑には勝てなかった。
ある日インターホンが鳴った。
扉を開けてみると警察官が立っていた。
「〇〇さんですよね?殺人の容疑で署までご同行願います。」
最初は意味がわからなかったが疑いを晴らすためには行くしかないだろう。
「〇〇さん、これあなたですよね?この通りここにあなたが写っています。」
僕は驚愕した。なぜならば、寿命を売った人を僕が殺していたからだ。そしてここで知った。この魔法は自分以外だと自らの手で命を刈り取るということに、、、
もしも、1つだけ好きな魔法が使えるなら・・・ 安野 夢 @blackman0509
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます