短歌二十首連 カクヨムコン

功琉偉 つばさ

「いってきます」 弾む声は 青空へ 今日も一日 頑張るか

「おはよう」から 始まる朝は 準備から ご飯を食べて 今日も行く


「いってきます」 弾む声は 青空へ 今日も一日 頑張るか


「おはよう」と 飛び交う声は 玄関に 数多の太陽 創り出す


「お願いします」 授業のチャイム 鳴るときに 声を合わせて 例をする


「どうやって解くの?」 友達と 助け合う ここでもどこでも いつまでも


「ありがとうございました」 終わりの鐘に 緊張ほぐれる 10分休み 一瞬だ


「次は何?」 他愛もない会話 そんなのが コミュニケーション ひとつずつ


「こんにちは」 道行く先生に 挨拶を 先生少し 大変そう


「さようなら」 放課後へ みんなほぐれて バラバラと 帰路へと 部活へと


「おねがいします!」 声が響く 体育館 今日も頑張る 2つ目の学校


「がんばぁ!」 声を張る、熱が高まる 部活動 一生懸命 全力で


「あざした!」 やっと終わった 部活動 疲れとともに 皆帰る


「おつかれ」と 言い合う言葉は 優しくて みんなで帰ろう 一歩ずつ


「バイバイ」と 手を振るときは 分かれ道 少しさみしいけど また明日


「…………………」 静かで暗い 帰り道 空には星が きらめいていく


「ただいま」と 開けた扉は 暖ったかくて 今日も一日 頑張った


「いただきます」 家族みんなで ワイワイと 囲む食卓 あったかい


「ごちそうさま」 夕飯を食べ 今日のこと 話し終えて 眠くなる


「おやすみ」と ベッドに潜り 明日へと 夢見てごらん 最高のを


「おはよう」と 今日も一日 始まるぞ 準備万端 「いってきます!」


 

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短歌二十首連 カクヨムコン 功琉偉 つばさ @Wing961

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