ずばり!!皆さんが、小説を始めたきっかけは!!??

2024年9月8日開催の自主企画【ずばり!!皆さんが、小説を始めたきっかけは!!??】に参加します。

主催者の瑠栄さん、よろしくお願いします。




 私が小説を書き始めたのは中学に上がったばかり頃です。

当時は新型コロナウイルス感染症が猛威を振るっており、私の学校も長期間の自宅待機を決定しました。グーグルクラスルームなんかで課題は送られて来るものの、それらは抽象的でやり甲斐の無い物ばかり……私は早くも退屈を感じていました。

そこで、あまりがちな時間でゲームを楽しむ事にしたのです。中学受験のために我慢していた分として、両親からも認めてもらえました。


 これは後から知ったのですが、周りの殆どの子はニンテンドースイッチで【Fortnite】や【Apex Legends】、【スプラトゥーン】【あつまれどうぶつの森】などを遊んでいたようです。

一方、我が家のゲーム機は……


 Pyay Station4 Pro。


お察しの通り、このプラットフォームでは流行の波には乗れませんでした。

Pyay Station4 Proを購入する前から我が家はPyay Station3を使っていたので、大体分かっていました。

正直子供向けではないのです。

ニンテンドー3DSやスイッチがその本体とゲームソフトだけで手軽に遊べる一方、

Pyay Stationは本体・テレビ/モニター・スピーカー・コントローラー・アプリケーションを必要とし、これだけの設備を配置するスペースも求められます。

規模や機能で言えば、ゲーム機というよりも家電製品に近いでしょう。

 しかし、逆に言えばそれだけの高級品であり、大人向けのハイクオリティな作品に大画面・高画質・高音質で没頭できます。

私はPyay Station派である孤独を早い段階から誇りにすり替えていました。



 さて、では何のゲームをして遊びましょうか。元々持っていたガンダムの物なんかが頭に浮かんだとき、全く異なる物が目に入りました。


 【Blood borne The Old Hunters】


フロム・ソフトウェアが主体となって開発した、アクションRPG。

ビクトリア時代のヨーロッパをモチーフとした辺境都市【ヤーナム】を舞台に、奇病や怪物の蠢く暗い世界を旅する物語です。


美しく、壮大で、しかし寂れ、穢れた風景。

少しでも気を抜けば一瞬で殺される、恐怖と緊張に溢れた戦闘。

独創的な武器を以って死闘を制した瞬間の興奮と言ったらこれ以上のものはありません。


私は 外側に最大限のお洒落を纏い、内面に底知れない狂気を孕んだ本作が狂おしいほど気に入り、憑り付かれたようにやり込みました。

ただアクションゲームとして遊ぶだけでなく、アイテム一つ一つの装飾に目を凝らしてみたり、難解なストーリーを考察したりするうちに、ダークファンタジーへの憧れが止まらなくなって行ったのです。

続けて兄弟作も制覇し、これらにも感銘を受けた私はついに決心します。


 自分もダークファンタジーを作ろう


と。

私はこの動機を「中二病を拗らせたために、それを作品としてアウトプットせずにはいられなくなった」と分析しています。



 流石にゲームを作れる技術は無い。漫画を描ける実力と根気も無い。そうして浮かび上がって来た体形が小説というわけです。

世界観や設定は早い段階からある程度纏まっていたので、

【俺は全てをパリイする ~逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい~】といった人気作からラノベの書き方を習い、書き、公開し、爆散し、書き直し……今に至ります。




 この【散り際の月光】も、もう4年の付き合いになると思うと感慨深い。

https://kakuyomu.jp/my/works/16817330666673190003


私が小説を始めたきっかけはこんな感じで語り終える事とします。

「コイツちょっと面白そう」と思っていただけたら、是非作品を覗きに来てください。お待ちしています!

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幸さんの質問企画用ノート 幸/ゆきさん @yuki0512

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