最終話
デートの日だ、
僕はどの服にしようか決めかねていた。
結局、黒のピーコートにダメージジーンズいういつもと同じ格好となった。急いで家を出る。
待ち合わせ場所は少し離れたアミューズメントパークの前にした。僕は先に着いたようだ。待っていると白いダッフルコートを着た彼女がやって来た。
「なんて可愛いんだ!」
僕はこの言葉を心の中で何回叫んだかわからないぐらいだった。僕らが観る映画は決まっている。さっそく映画館へと入っていく。席について映画が始まるのを待った。しばらくすると照明が落ちて、映画が始まった。
彼女との手の距離はほんの数センチ。握りたいけど握れない。僕は映画にまったく集中出来ずに映画館を後にした。
映画館を出た僕らは、バスケットのシュートを決めるゲームや、プリクラを撮ったりして楽しんだ。
僕はさっきの手を握りたい辺りから、強烈に彼女とKissがしたくてたまらない。僕はラブゲッチューに頼ることにした。彼女にトイレに行ってくると伝え、トイレに入った。スマホを取り出すとすっかり昨日充電するのを忘れていてバッテリーが少ない。 ラブゲッチューに
『彼女とKissしでも平気ですか?』
と打ったら
『GOOD LUCK!!』
と返ってきた。
しかも残りのポイント全部なくなった。
僕は彼女が座っているベンチに腰かけた。
しばらくすると、彼女が何か捜している、
「どうしたの?」
『コンタクトな落ちたの』
「えっ?」
と言って僕も捜す。地面ギリギリに顔近づけてみたがない、するて彼女のおでこと僕のおでこがぶつかった。
目と目が合った。
そして…僕は彼女にKissをした。
終わり
ラブゲッチュー 寅次郎 @jkrowling
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます