第1話 入学

2022年 4月 天気 少し晴れた曇り


とても平凡な人生を歩んできた僕にはピッタリな日大学生になりました。


人を魅了する華は持つことなく平均値を与えられた僕は両親の敷いたレールに沿うように生きてきた。


特別根暗というわけでもなく必要最低限のコニュニケーションを取り履修登録をすませ、授業は明日から始まろうとしている。


大学卒業の単位を取得した後にそれなりの仕事に就ければいいななんて考えていた僕はサークルなど微塵も興味がなかった。むしろサークルなどに時間を使うくらいなら家で寝ていた方が有意義だろ、なんで考えたりもした。この人に会うまでは…

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愛とか恋とかわかんない! ちよこれーとが好き @KanataoOo

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