第6話 籠に乗る人担ぐ人

  米映画「マトリックス3部作」においては、悪と善の戦いのあとで、ソース(source みなもと・源泉・出所)という人間(神)が登場し、再度、世界をプログラミング(プログラムをつくること)する、という終わり方になっています。

彼(ソース)によると、いままで何十回もそうやって世界を創造(しては破壊)してきたのだそうです。

つまり、僕も君も・天地自然すべてが「神」によってプログラミングされて(作られて)いる、というわけです。となると、人がいつ死ぬかもプログラム通りということになる?

日本では、

① 織田信長が、それまでの支配者であった天皇・貴族・仏教体制を叩き壊し、

② 豊臣秀吉が、それをよく捏ね(熟成させ)、

③ 徳川家康が、完成させた(天皇から権力を奪って武士の社会にした)。

なんていう、事例があります。

① 織田信長が、餅をつき、

② 豊臣秀吉が、食べやすい形に捏ね、

③ 徳川家康が、それを食べた。

弁証法で

① アメリカが壊し

② 中国が治し

そして、

③ その後に君臨するのは誰か。もしくは、①と②を意図的にやらせている「第3の男」がいる。

ということなのか。

ミステリーの謎解きは別問題なのでここでは考えない。

いずれにしても世界中を破壊と混乱に巻き込んできた英米という定立に対し、その反対(反定立)となりうるのは、世界で中国一国であることは間違いない。

今後は中国の経済力・文化力、そして、そのイデオロギー(思想傾向、政治や社会に関する主義)がどう世界に受け入れられていくか、中国がどうやって受け入れさせていくか、がキーとなるだろう。

「パンダ」とは中国イデオロギーの伝播手段のひとつなのです。

2024年5月16日

V.2.1

平栗雅人

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「月を斬る」中国人の異次元パワー 人民網日本語版 V.2.1 @MasatoHiraguri

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