36:たゆたう水面に映るのは 感想

お話

https://kakuyomu.jp/works/16818093077219799118/episodes/16818093077957319841


 軽口を叩き合いながらふたり並んで歩く夏の道……プライスレス。買えるものはマスター●ー……いや、そんな言葉すら野暮かも知れませんね。


 “いつも”と変わらないはずだったふたりの距離が変わる夏──これはまさに胸キュンと言わざるを得ません。水面に映る真剣な瞳に答えられるのかい、ヘイ、ヘイヘイ! そんな風に囃し立てたくなってしまいますね。

 弘樹くんが、侑莉ちゃんの真剣な目を見るまで自分の気持ちに気付いていなかったというか、単に心地よいくらいにしか思っていなかったというのもなんだか美味しい要素ですよね。というか、まずふたりの過ごすロケーションが素敵すぎますよね。木々の続く道の先にある陽光に煌めく池なんて、もうね……何か特別なことが起きるよと言わんばかりじゃないですか。

 曖昧は季節だからこそ、微かな手触り心で感じて──ということなのでしょうか?(ツインズではないけれど)


 夏というとね、やはりいろいろなイベント事の起こる季節ですし、そもそも筆者の愛好するアニメ等は夏か舞台のものが多いようです(ある北の街の奇跡を描いた1999年リリースの美少女ゲーム原作アニメは冬が舞台ではあったけれど。ちなみにこのアニメはよく京ア●版の方が話題に挙がるし筆者も基本的に京●ニ版が好きですが、東映●の●雪ちゃんも、むしろこの東●版アニメのヒロインは名●ちゃんなのではないかと思ってしまうくらいいい子なので、その辺りは迷いどころなんですよね。筆者未だに『え、この流れで最後にくっつくのあ●ちゃんなの!?』と戸惑っています。いやぁ……あれはもう、●雪ちゃんフラグかなと思ってたんですけどね。一方の●アニ版はね、もう名実ともに●ゆちゃんがヒロインしてて、特に裕●くんとキスした後のお風呂シーンはあまりの可愛さに悶絶するところでした。最近だとエンディングテーマを当時の出演声優さんがカバーされていて、懐かしさのあまり若干泣けてしまったものです。あ●ちゃんが大人になったifを見られたような気持ちになっちゃいましたね……)。


 特別なことが起きる夏のときめき、プライスレス!!

 買えるものはマスターb●などと延べたところで、『たゆたう水面に映るのは』の感想とさせていただきます。

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匿名短文胸キュン企画・感想 遊月奈喩多 @vAN1-SHing

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