34:大型犬とネイル 感想

お話

https://kakuyomu.jp/works/16818093077219799118/episodes/16818093077932769446


 噛み癖ですか……、筆者も考え事をしているときには唇の皮がボロボロになるまで噛み千切ってしまう癖があるので、何やら身につまされるというか、いろいろ考えてしまいますね。そしてなるべく傷つけない言葉を選びながらその対策を打ってくれる理解ある彼氏くんですか……これはこれで、おいしいものですね。

 そしてあれですよ、最後ですよね! 薬指に増えた新しい魔法っていうのはもちろん……もちろん!?(きゃーっ!となりました)


 いいですねぇ、「親指さん」のくだりとかも、個人的にはだいぶ好きなやつでした。しかしあれですかね……安心できる環境というやつが、心をほぐしていってくれたんでしょうかね。なんとも素敵なお話でございます。

 手というと、筆者があのガチムチ麻婆完璧で究極の神父と並んで二次元ツートップ的な勢いで推している某サラリーマンを思い出してしまいます。植物のような心で平穏に暮らしたいと願いながらも、とても平穏とはいえない自身の性癖とかなり前向きに付き合って、そんな自分の平穏を守るためならまぁまぁ泥臭い立ち回りもいとわない──仮にもラスボスであるわりにこのどこか人間じみていて(人間です)、小市民っぽいところがなんとも親しみやすいサラリーマンでしたね……。寝る前にホットミルクを飲んで、赤ん坊のように(彼曰く)ストレスフリーで8時間熟睡というライフスタイル……筆者が早朝勤務でなければ見習いたいところでした笑

 数年前に流行った、「まんがタ●ム吉良等」タグの動画の影響で、心がぴょんぴょんするアニメの主人公の声がそのサラリーマンの声で定着してしまっていたのは、いい思い出です(本家を見て違和感を覚えてしまったくらいですもの!)


 ということで、『大型犬とネイル』の感想とさせていただきます。これで今夜も、熟睡できる……!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る