第2話 塔の中には
ミルが塔に入ると不思議な光景が広がりました。
細長い塔に入ったはずなのに、目の前の景色は
入る前より何倍も広い部屋が広がっていたのです。
「なに..なんでこんなに広いの..?」
ミルが想像していた塔の中とは異なり
部屋は舞踏会があるようなきれいなホールがありました。
ただ、きれいなホールですが
「なんで白か黒しか色がないの....?」
そうホールはすべてモノクロ
カーテンもシャンデリアもすべて色がモノクロでした。
恐怖しながらも進むミル
そしてホールの真ん中に進むと
「....これは、、ドール?」
モノクロのホールの真ん中には
目を閉じたドールがありました。
そのドール、髪は白く、服はモノクロのドレスを着ており
ホールと合った姿できれいな印象と同時にとても不気味な印象をミルに与えました。
ミルは、ドールを見ているとあることに気づきます。
「なんで、、手を挙げているのかしら??」
ドールはホールのシャンデリアに向かって
手を挙げていたのです。
気になるミルは、もっと調べようと思いドールに近づきます。
もう少しでドールに触れると思ったとき
ドールの目が開き、ミルに視線を向けました。
「...え?」
ミルは驚きます。なぜならドールが動いたのです。
ミルはあまりの驚きで体が硬直します。
そして
ドールは手を変形させ刃物のような形になり
ミルに向かって振りかざした。
デッドドールタワー ゆんゆ @yunnyu1973
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